2025.04.03
雨樋は屋根に降った雨水を適切に排水する大切な設備ですが、長年使用していると色褪せや汚れが目立ち、建物全体の美観を損ねてしまいます。そこで有効なのが「雨樋の塗装」です!見た目を綺麗にするだけでなく、劣化を遅らせる効果も期待できます。この記事では雨樋塗装の必要性やメリット、劣化進行の…

お客様より「鉄製階段の支柱が錆びで崩れている箇所がある」とのご相談をいただいたことが工事のきっかけです。
前回の塗装メンテナンスから10年は経っていないとのことでしたが、手摺り支柱の根元に傷みが集中し、2箇所で崩れが見受けられました。
船橋市本町周辺は海が比較的近く、塩分を含んだ風の影響によって鉄部の劣化が進むため、定期的な塗装だけでは対応しきれないケースもあります。
今回は「まず強度を戻す補修を行い、そのうえで錆びを抑える塗装をかけたい」という方針で、溶接補修と全体塗装の組み合わせをご提案しました。





外付け階段の踏板には長尺シートが敷かれ、日常の昇降に支障が出ている印象はありませんでした。
手摺りや骨組みの黒い塗膜には艶が残る部分もあり、定期的にお手入れされてきたことが伝わります。
一方で、鉄部は水が溜まる箇所から傷みが始まるため、艶が残っていても、内部で劣化が進行しているケースがあるため注意が必要です。
そこで階段の側面や取り合い、支柱の根元など、負担が集中する部位を重点的に確認しました。
階段側面の手摺り支柱付近では、錆びが進行して金属が欠損し、崩れている箇所が確認できました。
特に根元は荷重がかかる要所で、腐食が進むとグラつきや破断につながり、最終的には事故のリスクを伴います。
塗装で表面を覆っても、内部の強度が失われている状態では根本解決になりません。
今回は崩れが出ている箇所を「補修で強度回復」させたうえで、塗装で劣化要因を抑える手順が適切と判断しました。
階段を裏側から見ると、段裏の折り返しや骨材の角など、塗膜が薄くなりやすい形状でした。
こうした面は結露や雨水の影響を受け、塩分も付着するため、表からは気づきにくい錆びの進行ポイントになりがちです。
周囲は隣地との距離が近い納まりで、作業時には塗料や削りカスの飛散にも配慮が必要だと分かります。
最後に裏側までしっかり塗装することが、再発防止の面でも重要になります。
崩れが生じていた支柱部分は、傷んだ箇所をそのまま塗り込めて隠すのではなく、新たに鉄材を当てて溶接し、一体化させることで強度を回復させました。
鉄部補修は、単に見た目を整えるだけではなく、実際に使用した際にも不安を感じない強度へ回復させることが重要になります。
また、溶接作業では熱による歪みが生じやすいため、周囲の部材との納まりが崩れないよう寸法を細かく調整しながら施工を進めました。
塗装前の下地処理として、工具を用いて鉄部表面の錆びや浮いた旧塗膜を削り落とし、密着性を高めました。
鉄部塗装はこのケレンの精度で耐久性が大きく変わり、特に角や取り合いは錆びが残りやすいポイントになります。
職人が当て角度を変えながら追い込み、塗料が密着しやすい下地へ整えていきました。
周囲には養生を施し、削りカスや塗料が周辺へ影響しないよう配慮しつつ、安全第一で作業しています。
下塗りには日本ペイントのファインプライマーⅡを使用し、鉄部の防錆性能と上塗りの密着性を底上げしました。
溶接補修を行った部位は素地が露出し、熱の影響を受けた箇所も出るため、下塗りの回り込みが仕上がりを左右します。
縦材・斜材・接合部は塗り残しが起きやすいので、刷毛とローラーを使い分けて塗膜を均一に整えました。
ここでしっかり土台をつくっておくと、後の仕上げ塗装が活き、長持ちにもつながります。
仕上げ材には日本ペイントのファインシリコンフレッシュⅡを採用し、中塗りと上塗りの2工程で塗膜を重ねました。
鉄部塗装は厚塗りに偏るとタレやムラの原因になり、逆に薄いと防錆性が不足しやすいため、規定の乾燥時間を守りながら適正な膜厚を積み上げることが肝心です。
手摺りの縦格子はローラーの当たり方でムラが出やすい形状ですが、転がし方を工夫し、見上げたときにも粗が出にくい表情へ整えました。
段裏は面が連続し、光の当たり方で塗りムラが目立つ箇所ですが、塗り残しが出ないよう手順を組んで塗装を行いました。
裏側までしっかり塗膜をつくると、水分や塩分の影響を受けにくくなり、劣化の起点を減らせます。
仕上げ後は全体に艶が揃い、補修した支柱も違和感なくなじむ印象にまとまりました。
施工は補修と塗装を一気通貫で行うことで、お客様にも「これでしばらく安心できる」と感じていただける状態へ整えています。
船橋市本町の外付け鉄骨階段では、手摺り支柱の根元に錆びの崩れが出ており、溶接による鉄材補強で強度を回復させたうえで、下地処理から仕上げまでの鉄部塗装を実施しました。
塩害が懸念されるエリアでは、塗膜の艶が落ちる・錆びが点で出るといった小さな変化が劣化のサインです。
今回のように「補修→防錆下塗り→仕上げの重ね塗り」を丁寧に行うことで、見た目の美しさだけでなく、触れたときの安心感にもつながります。
鉄階段の錆びやぐらつき、支柱根元の傷みが気になったら、街の屋根やさんまでお気軽にご相談ください。
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