2026.07.21
「屋根塗装の見積もりを見たら『高圧洗浄』や『下処理』の項目があるけれど、塗装前にそこまで時間をかける必要はあるの?(-_-;)」実は、どんなに高価で高性能なシリコン塗料やフッ素塗料を使っても、塗る前の「下処理(下地調整)」が不十分であれば、わずか数年でペンキがバリバリと剥がれてし…

習志野市本大久保にて、スレート屋根とサイディング外壁のお住まいに、屋根外壁塗装工事とシーリング打ち替えを実施しました。
築18年を迎え、汚れの付着や外壁の反りなど「そろそろ全体を手入れしたい」というタイミングでのご相談です。
塗装は見た目を整えるだけでなく、防水性や耐候性を回復させる大切なメンテナンスになるため、下地の状態確認と適材適所の材料選定が要になります。
そこで今回は屋根に日本ペイントの遮熱塗料サーモアイSI(クールクリーム)、外壁にラジカル制御形塗料パーフェクトトップ(ND-373・ND-375)を採用し、将来の劣化リスクを抑える方針で進めました。





スレート屋根の表面には、経年による汚れや苔(コケ)の付着が屋根全体に広がっていました。
塗膜が弱ってくると表面が水を含み、こうした付着物が残りやすくなる傾向があります。
ですが、屋根材の形状は保たれており、この段階であれば塗装メンテナンスで保護性能の回復が見込める状態でした。
下地を活かし長持ちさせるためには、洗浄による汚れ除去と下塗りによる密着性の確保が重要です。
外壁サイディングには、全体的に汚れの付着が見られました。
外壁は雨だれや排気ガス、土埃などが積み重なりやすく、塗膜が劣化すると「落ちにくい汚れ」に変わっていきます。
触感や見た目のくすみが目立ち始める時期は、保護機能が落ちてきた合図でもあります。
塗装前の下地調整によってどれだけ素地を整えられるかが、仕上がりの均一性を左右します。
高圧洗浄後、屋根塗装は下塗りから進めていきます。
まずは、サーモアイシリーズの下塗り材「サーモアイシーラー」を塗布しました。
下塗りがきちんと入ることで、上塗り材の吸い込みムラを抑え、塗膜の密着性を安定させます。
また、並行してタスペーサーの設置も行っていきました。
中塗りでは、遮熱塗料サーモアイSIの主剤を使用し、色はクールクリームで仕上げていきます。
明るめの色は日射反射率が高く、遮熱性能を狙ううえで選択肢になる配色です。
塗り継ぎの段差が目立ちやすい屋根面でも、ローラー目と塗布量のバランスを整えながら、均一な膜厚になるよう施工しました。
作業が進むにつれて屋根面の表情が整い、建物全体が明るく見える印象へ変わっていきます。
上塗りまで終えると、屋根全体がクールクリームらしい明るいトーンに揃い、端部まできれいにまとまりました。
遮熱塗料は、塗布すれば性能が発揮されるわけではなく、規定の工程数で膜厚を確保して性能を発揮させる考え方が基本です。
現場では、光の反射具合や塗りムラの出やすい面を見ながら最終の肌を整えていました。
コーキング補修後、下塗りから入り、サイディング外壁向けの下塗り材としてパーフェクトサーフを使用しました。
下塗りは、素地と上塗りの接着剤のような役割を担い、仕上がりの発色や耐久性にも関わります。
職人は凹凸のある意匠面に対してローラーの当て方を調整し、塗り残しが出やすい目地周りまで丁寧に塗布しました。
外壁が下塗りで白く均一に整うことで、次の色工程がきれいに乗る下準備が完了します。
最後にパーフェクトトップを用いて、仕上げ塗装(中塗り・上塗りの二層塗り)を行います。
まず中塗りでは、パーフェクトトップを使用し、外壁の意匠に合わせて塗膜を均一に形成していきました。
続いて上塗りは、外壁の保護性能と美観を最終的に決定づける重要な仕上げ工程です。
塗膜の厚みを確保しつつ、ローラー目が強く出すぎないよう丁寧に調整し、意匠サイディングの質感を活かした仕上がりに整えました。
こうして外壁全体が均一に仕上がることで、建物の清潔感が大きく向上し、住まい全体の安心感にもつながります。
今回の習志野市本大久保における屋根外壁塗装では、屋根にサーモアイSi、外壁にパーフェクトトップを採用しました。
築18年を迎え、外装全体に汚れやくすみが目立っていた建物を、明るく整った印象へと仕上げています。
また、塗装は工程管理の精度が耐久性を左右するため、各工程の役割を明確にした施工が重要となります。
施工後は外装全体の保護性能が回復し、これから先の劣化進行を抑えるうえでも有効なメンテナンスになりました。
屋根や外壁の色褪せ、汚れの定着、手触りの変化が気になってきたら、街の屋根やさんまでお気軽にご相談ください。
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