2025.04.03
雨樋は屋根に降った雨水を適切に排水する大切な設備ですが、長年使用していると色褪せや汚れが目立ち、建物全体の美観を損ねてしまいます。そこで有効なのが「雨樋の塗装」です!見た目を綺麗にするだけでなく、劣化を遅らせる効果も期待できます。この記事では雨樋塗装の必要性やメリット、劣化進行の…

お客様より「鉄骨階段の一部で錆びが見え始め、正面側で目立つことが気になってきた」とのご相談頂いたことが工事のきっかけでした。
鉄部は一度塗装していても、わずかな隙間や水の通り道があると局所的に錆びが進みやすく、見た目だけでなく耐久性にも影響が出てきます。
そこで現地調査(点検)を行ったところ、全体的には塗膜がある程度状態を保っていたため、劣化が広がる前にピンポイントで対処するのが適切と判断しました。
錆びが発生している箇所は、水の影響を受けやすい構造であるため、塗装とあわせて水の侵入経路となり得る取り合い部の補修も併せて実施します。





鉄骨階段の踏板裏やささら周りには、塗装で保護されている一方、特定の箇所にだけ錆び筋が出ている状態でした。
塗膜表面に大きな広範囲劣化は見られず、部分的な異常として現れている点が特徴的です。
建物正面に近い位置で視界に入りやすく、外観上のストレスにもつながるため、早めの補修が安心材料になります。
ささらの側面には、塗膜が破れて素地が露出した部分があり、そこから錆汁が垂れていました。
錆びは小さな点状から発生しても、水分の影響を受けることで筋状に広がり、周辺の美観を大きく損なう原因となります。
こうした破断部は腐食が進みやすく、塗り重ねだけでは再発しやすいので、下地処理を丁寧に行う必要があります。
踏板の防滑シート際、ささらとの取り合い部分に錆びが集中していました。
素材同士が接するラインは、わずかな段差や隙間が水を抱えやすく、乾きにくい条件が揃いやすい箇所です。
ここが複数箇所で同様に傷んでいたことから、見えている錆だけでなく、水が入り込みやすい納まりそのものに対しても対策が必要です。
錆びが出ている部位は、まずケレン作業で浮いた塗膜や脆弱な錆びを落としていきました。
手作業のケレンは地味ですが、仕上がりと耐久性を左右する重要工程です。
錆びが残ったままだと再発の起点になりやすいため、塗る前の段階で「素地を整える」ことを優先しました。
下地処理完了後、錆止め塗料として日本ペイント「ファインプライマーⅡ」を塗布し、腐食進行を抑える下地を形成していきました。
鉄部は塗膜の密着性が不十分な場合、端部から水が侵入しやすくなるため、下塗り工程で密着性を確保することが重要です。
また、白色系の下塗り層を形成することで上塗りの塗りムラ確認がしやすくなり、仕上がり品質の均一化にもつながります。
仕上げ塗料は日本ペイント ファインシリコンフレッシュⅡを採用し、中塗りから上塗りへと重ねて塗膜厚を確保しました。
弱溶剤シリコン系は、鉄部の保護と仕上がりのバランスが良く、部分補修でも周囲となじませやすい点が利点です。
補修箇所が浮いて見えないよう、既存色との見え方にも配慮しながら塗り進め、正面からの印象が整うよう仕立てています。
踏板まわりの納まりでは、取り合い部にシーリングを充填し、隙間対策としての機能を確保していきました。
わずかな隙間でも水が吸い込まれるように侵入し、内部で滞留しやすい性質があります。
そのため、塗装のみで仕上げるのではなく、水の通り道そのものを遮断する考え方で補修を組み合わせ、再発リスクの低減を図りました。
踏板側のラインに沿ってシーリングを連続して施工することで、継ぎ目からの浸水を抑えていきました。
部分的な補修ではなく、上から下まで一体となるラインで処置することで、同系統の隙間をまとめてカバーできる点が特徴です。
また、見た目の面でも水の染み出しによる汚れ筋の発生を抑えることができ、日常的に目に触れる箇所だからこそ、安心感につながる仕上がりとなっています。
今回の四街道市四街道の鉄骨階段メンテナンスでは、錆びが局所的に出ている状況を踏まえ「ケレン→錆止め(ファインプライマーⅡ)→中塗り・上塗り(ファインシリコンフレッシュⅡ)→シーリング補修」の流れで、必要な箇所へ的確に手当てしました。
塗装から年数が浅いケースでも、取り合い部のわずかな隙間や塗膜の破断をきっかけに錆びは進むため、早期の部分補修が結果的に負担を抑えやすくなります。
外観が整うのはもちろん、錆びの再発要因になりやすい“水の入口”にも触れたことで、お客様にも安心してお使い頂ける仕上がりとなりました。
鉄骨階段の錆びや塗膜の割れ、錆汁が気になり始めたら、街の屋根やさんまでお気軽にご相談ください。
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