2026.07.08
「屋根の防水工事って、表面の瓦やスレートを新しくする工事のこと?(-_-;)」「陸屋根のベランダの水はけが悪くなってきたけれど、どんな防水工事が必要なの?」一般的な勾配のある屋根では「ルーフィング(防水シート)」が重要な役割を担い、陸屋根では防水層そのものが建物を雨水から守ってい…

習志野市香澄在住のお客様から、「雨漏りがたまに起きる」とのご相談をいただきました。
お話を伺うと、築18年ほどで、約8年前に一度お住まいのメンテナンスを行ったご経験があるとのことでした。
雨漏りは常に発生しているわけではないため、「このまま様子を見て大丈夫だろうか」という不安もあったようです。
防水工事や屋根・外壁のメンテナンスは新築から約10年を目安に検討されることが多い一方、こまめな点検で被害を小さく抑えられるケースもあります。
今回、現地調査で劣化のサインを丁寧に拾い、下地処理から防水層の再構築までを計画的に進めました。
街の屋根やさんでは屋根だけでなく外装全体の視点で状態を確認し、再発を防ぐための施工手順を大切にしています。





屋上の平場はウレタン防水が施工されている状態で、全体として大きな破断は目立ちませんでした。
とはいえ、表面には水が滞留したような跡が見受けられ、排水状況や表層の疲労が進んでいるサインとして注意が必要です。
陸屋根は勾配が緩いため、わずかな不陸でも水が長く留まりやすく、防水層への負担が増えます。
こうした蓄積が「たまに雨漏り」という不安定な症状につながることもあるため、早めの手当てが安心につながります。
平場の表面を近くで確認すると、細いひび割れ(ヘアクラック)が入っている状態でした。
ヘアクラックは小さく見えても、雨水が繰り返し入り込むことで劣化が進行し、やがて割れの拡大や浮きの原因になります。
特に紫外線や熱伸縮の影響を受ける屋上では、表層の微細な損傷を見逃さないことが重要です。
今回はこの段階で対策を取れる状況だったため、防水層を守るための施工計画を組み立てました。
立ち上がりや入隅のような取り合い部は、動きやすく負担が集中するため、劣化が先に表れやすいポイントです。
確認すると、継ぎ目周辺にひび割れや汚れの付着が見られ、雨水の侵入口になり得る状態でした。
屋上の雨漏りは平場だけでなく、こうした端部からの浸入で発生することも少なくありません。
状況をお客様へ分かりやすくお伝えし、今後の安心のために屋上防水工事をご提案したところ、そのまま工事のご依頼をいただきました。
施工では、AGCポリマー建材社製のサラセーヌを使用しました。
現場には防水材の缶が整然と準備され、必要量や使用工程が分かるよう管理したうえで作業を進めています。
防水は「何を塗るか」だけでなく、「決められた工程で、決められた材料を使い切るか」が品質を左右します。
作業前に材料が揃っている様子は、お客様にとっても進行が見える安心材料になり、職人側も段取り良く施工に入れます。
下地調整後、平場にはAVシートを敷設していきました。
屋上全体にベージュ系のシートが広がり、職人が転がしながら丁寧に位置を整えている様子が確認できます。
AVシートを挟むことで、既存防水層と新しい防水層の間に緩衝の役割が生まれ、下地の微細な動きが表面に出にくくなります。
細部まできれいに納める意識が仕上がりに直結するため、端部や周辺の取り合いも慎重に進めました。
防水材の塗布が進むと、屋上の表面が均一な膜で覆われ、艶のある状態に変化していきます。
ウレタン防水は塗膜で防水層を形成するため、厚みの確保と塗りムラの抑制が要点になります。
二層に分けて塗り重ねることで、膜厚を確保しつつ強い防水層へつなげる流れです。
光の反射が揃って見える仕上がりは、職人がローラーの運びや塗り継ぎに気を配った証でもあります。
仕上げはトップコートの塗布です。
トップコートはウレタン防水層を紫外線から守る役割があり、屋上防水の耐久性を左右する大切な工程になります。
職人がローラーで一定のペースを保ちながら塗り進め、色ムラが出ないよう面を整えていきました。
ウレタンはトップコートが消耗すると劣化が進みやすくなるため、定期的な塗り替えを前提に考えると安心です。
今回の習志野市香澄での工事では、陸屋根の平場に見られた滞留跡やヘアクラック、立ち上がり部の劣化サインを踏まえ、AVシートを用いた工程で防水層を再構築しました。
材料管理から塗布の均一性まで、基本を丁寧に積み重ねることで、雨水の侵入口を作らない仕上がりを目指しています。
たまに起きる雨漏りは原因の特定が難しく不安が続きやすいものですが、状態を見える化して対策を選ぶことで気持ちもぐっと楽になります。
屋上の防水や雨漏りでお困りの方は、街の屋根やさんまでお気軽にご相談ください。
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