2026.04.10
ベランダや陸屋根のある住宅では、防水工事は建物を長く守るために欠かせないメンテナンスです。普段目に見えにくい部分だからこそ、劣化に気付きにくく、放置すると雨漏りにつながる恐れがあります。今回は、防水工事がなぜ必要なのか、その理由と一般住宅で使われる代表的な防水工法についてご紹介い…

白井市にて築30年バルコニーにウレタン防水工事を実施して雨漏りを解決しました。
お客様より「ふと天袋を開けた際に黒い染みを見つけ不安になった」とのご相談頂いた事が工事のきっかけです。
原因として疑われたのはバルコニーの防水層で、下地の状態から排水ドレンまで複数の要因が絡んでいる可能性があります。
築年数を考えても防水層の経年劣化は避けられず、早めに状態を把握しておきたいとのご要望でしたので、入念に調査を進めていきました。
この記事は現地調査で把握した劣化状況と、ウレタン防水による補修の流れをわかりやすくご紹介します。
住まいの外装トラブルは放っておくと悪化するため、早めの確認が安心につながります。





調査では、まず室内側の被害状況を確認し、天袋内部にしっかり雨染みが広がっている様子が見て取れました。
木材が黒ずんでおり、一部には白っぽい変色も見られ、湿気が長期間滞留した痕跡がはっきりと残っています。
構造材自体に強い腐朽は見られませんが、この状態が続けば耐久性にも影響します。
そのため、外部からの浸水経路を遮断する必要性が高い状況でした。
続いて外部のバルコニーを確認すると、床面には汚れが堆積し、水はけが悪い箇所がいくつかありました。
特にエアコン室外機周辺には水が溜まりやすく、乾きにくい環境が雨漏りのリスクを高めていたと推測されます。
こうした状態では、防水層が常に湿ったままになり、劣化が進行しやすいです。
今回の補修では、下地づくりから丁寧に整える必要があります。
バルコニーの立ち上がり部に目を向けると、防水層がひび割れ、内部がわずかに見える箇所もありました。
わずかな隙間でも雨水は入り込みやすく、特に壁との取り合い部分は劣化しやすい場所です。
こうした劣化は雨漏りの典型的な原因と言える状態です。
排水ドレンを確認すると、周囲には落ち葉やゴミが溜まり、排水機能が十分に働いていません。
ドレン本体も古く、長年の使用で金属部分に錆も見られ、排水性能が低下していたと考えられます。
排水不良は防水トラブルの大きな要因のため、改修用ドレンを用いた補修が必要な状態でした。
工事ではまずバルコニー全体を高圧洗浄し、蓄積した汚れやコケを徹底的に洗い流しました。
職人は水流の当て方にも気を配り、古い防水層を傷めないよう丁寧に作業を進めていきます。
その後、樹脂モルタルを使用して凹凸を整え、ウレタン防水がしっかり密着できるように下地を平滑に仕上げました。
排水の不具合を改善するため、既存ドレンには改修用ドレンを差し込んで新たにカバーしました。
大きさや深さを確認しながら慎重に調整を行い、排水能力を損なわないよう配慮しています。
これにより、今後の水詰まりリスクを大幅に軽減でき、お客様にも安心していただけるポイントとなりました。
次に施工したのが通気緩衝シートです。
細かな穴が空いたシートを丁寧に敷き込み、防水層と下地を完全密着させない絶縁工法を採用しました。
雨漏りにより湿気を含んだ下地でも、内部の湿気を逃がす役割を果たすため、防水層の膨れを防ぐ効果があります。
築年数の経った建物には特に有効な工法で、職人も慎重に位置を調整しながら施工を進めていきました。
通気緩衝工法が完了すると、いよいよウレタン防水材の塗布を開始します。
まずは立ち上がり部分から塗り始めます。
次に、平場へと広げていき、均一な厚みが確保できるよう数回に分けて重ね塗りしました。
塗膜が徐々に広がっていく様子には安心感があり、お客様も工程ごとの変化に驚かれていました。
最後にトップコートを塗布し、紫外線から防水層を守る保護仕上げを施しました。
表面がしっかり硬化することで歩行にも十分耐えられ、美しい光沢のある仕上がりになりました。
職人は細かい隅の仕上げにもこだわり、全体の色ムラが出ないよう繊細に作業を進めています。
今回のウレタン防水工事により、バルコニーの防水性能は大きく改善し、雨漏りの心配も解消されました。
室内の天袋にあった染みも、今後は広がることなく安心して生活していただける状態になっています。
お客様からも「ここまで丁寧にやってもらえるとは思わなかった」と嬉しいお言葉をいただき、私たちも励みになりました。
バルコニーやベランダの劣化は気づきにくいものですが、早めの点検が建物を長持ちさせる鍵となります。
同じような不安がある方は街の屋根やさんへお気軽にご相談ください。
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