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施工事例
船橋市芝山で下屋根のカバー工事を実施｜同時に劣化した戸袋を金属鋼板で補修しました！

工事のきっかけ

　船橋市芝山のお客様より、「下屋根の劣化が気になるので屋根カバー工事を検討している」とのご依頼を頂いた事で現地調査に伺いました。

　お客様のお住まいは約10年程前に大屋根のカバー工事を実施しており、今回は大屋根同様に下屋根のカバー工法を行う事で屋根全体の耐久性をしっかりと回復したいとのお考えからのご相談でした。

　また、正面の雨戸収納の戸袋が著しく劣化しているというお悩みもあり、こちらについても併せて補修や補強ができないかとご相談いただきました。

　そこで、下屋根と同じくガルバリウム鋼板による板金カバー工事による雨戸収納のメンテナンスもご提案させて頂き、工事のご依頼をいただくこととなりました！

船橋市屋根カバー工事,その他の工事

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 屋根カバー工事,その他の工事

施工期間: 屋根及び戸袋施工で3日間

使用材料: 屋根：アイジー工業スーパーガルテクト　　戸袋：ガルバリウム鋼板

築年数: 約30年

保証年数: 下屋根施工保証10年

工事費用: 約300,000円

建坪: 下屋根約7㎡、戸袋2箇所

現地調査の様子

　まずは屋根の状態を確認するため、現地調査を行わせていただきます！

　過去に一度、屋根塗装メンテナンスを行っているとの事でしたが、経年劣化の進行が確認されました(>_<)

　今回のお住まいの場合、大屋根に関しては金属屋根材によりリフォームされている状態です。
　お客様としては「大屋根同様に下屋もカバー工事によるメンテナンスを行いたい」とのご希望でした。

屋根材・棟板金の劣化

　調査を進めていく中で屋根材の劣化症状や棟板金の固定釘が浮いている状態が確認されました。
　特に固定釘が浮いている棟板金は、下地材である「貫板」が劣化している可能性が非常に大きいです。

　塗装メンテナンスによる復旧は難しい状態ですので、お客様のご希望されている「カバー工法」が屋根リフォームの方法として最適な状態です！
　屋根カバー工法であれば、棟板金と併せて屋根全体の耐久性を回復させることが出来ます(#^^#)

戸袋の劣化症状

　画像の様に「戸袋」も著しく劣化が進行してしまっている状態です(>_<)

　既存の戸袋を撤去・交換する施工方法が挙げられますが、それには費用が大きく掛かってしまいます。
　お客様より「目隠しを作るような施工方法は無いか？」というご希望もございましたので、今回は屋根と同じく金属鋼板によるカバー工法をご提案させて頂きました。

　屋根・戸袋のカバー工法を施工させて頂きます(^^)/

下屋のカバー工法

　まずは、下屋のカバー工法から工事を進めていきます！

棟板金の撤去・軒先唐草（スターター）の取り付け

　工事のはじめは、「棟板金」の解体作業からです！
　既存の屋根材をほとんど撤去する必要が無いカバー工法ですが、凹凸となる棟板金は撤去する必要があります。

　屋根をフラットにしていきます(^^)/

　撤去が完了したら、軒先唐草（スターター）を取り付けていきます。

　この唐草に絡ませるように屋根材本体を部位ていきますので、屋根本体葺きの起点とも言える存在です！

防水紙（ルーフィング）・ケラバ役物の設置

　続いて、防水紙（ルーフィング）を設置していきます！

　今回は、タジマ「タディスセルフ」を使用させて頂きました。
　スレート屋根カバー工事に採用されることが多い、粘着タイプのルーフィングです(^^♪

　ルーフィングの敷設完了後、ケラバ板金を設置していきます。

　工程の通り、屋根カバー工法は軒先唐草⇒防水シート⇒ケラバ板金と順に取り付けていきます！

金属屋根材の敷設・棟下地「貫板」の設置

　次に、いよいよ屋根本体を葺いていきます！
　今回は、アイジー工業「スーパーガルテクト」を使用させて頂きました。

　耐久性に優れた断熱材一体型の金属屋根材で、非常に軽量な事が大きな魅力です！

　屋根材の敷設完了後、棟板金の土台となる「貫板」を設置します！

　現在、住宅の屋根に使用されている貫板の多くは「木製」ですが、今回は樹脂製の貫板「タフモック」を使用させて頂きます。

　木製の貫板と違い水分に強く、棟の耐久性を大きく向上する事が出来ます(#^^#)

棟板金の設置

　土台の設置が完了した所で、棟板金を取り付けていきます！

　剣先から設置していき、合わさり部分には浸水防止の為にシーリングを施します。

　ビスを使用して、棟板金をしっかりと固定します(^^)/

壁際処理

　下屋根の施工において、必要不可欠なのが「壁際処理」です(>_<)

　大屋根の施工にも必要になる事がありますが、「雨押え板金」と呼ばれる外壁と屋根の取り合い部に処置を行っていきます！

　こうした壁際は、特に雨漏りリスクが高い場所です。
　しっかりと板金を重ね被せる事で、浸水を防ぎます！