【ガルバリウム鋼板vsスレート】屋根リフォームを考えるあなたへ！ガルバリウム鋼板とスレート、どちらを選ぶべき？メリット・デメリットを徹底比較！
2025.04.28
屋根リフォームを検討していると、 「ガルバリウム鋼板とスレート、どっちがいいの？」 と迷うことはありませんか？ それぞれ異なる特徴やメリット・デメリットがあり、選び方によって住まいの快適さや将来のメンテナンスコストにも差が出てきます。 今回は、プロの目線でガルバリウム鋼板とス…
松戸市高塚新田でアパート屋根のカバー工事、スーパーガルテクトのSシェイドモスグリーンで施工
松戸市高塚新田のアパートオーナー様より、屋根材のスレートの方が経年劣化し始めているので、カバー工法によるメンテナンスをご検討されているとのご相談頂き、先ずは施工対象アパート屋根の無料点検調査にお伺いさせて頂きました。
こちらのアパートは築造されてから20年以上程経している状況で、屋根材の汚れやコケの付着、そして何よりも撥水性の低下から一部屋根表面にクラックの発生等の症状が見受けられました。
やはり屋根塗装によるお手入れでは耐久性に疑問符が付きますので、カバー工法によるメンテナンスがベストと言えます。
尚且つアパートの場合、サイズも通常戸建よりも大きいので、コスト的な面からも屋根カバー工事をご提案をする機会が多く、今回も当該施工で進めさせて頂く事となりました。
松戸市 屋根カバー工事,足場,アパート
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根カバー工事,足場,アパート
- 施工期間
- 約2週間
- 使用材料
- アイジー工業 スーパーガルテクト Sシェイドモスグリーン
- 築年数
- 築20年
- 保証年数
- 施工保証10年
- 工事費用
- 税込210万円
こちらがその屋根点検調査におけるアパート屋根の工事前状況となります。
元々の色からも変色や色褪せが見られる様で、明らかにスレート表面の撥水性が低下している事が感じられます。
屋根塗装も出来ない事は無いですが、耐久性の面で限りも有り、また10年以内には再度お手入れが必要となる可能性が懸念されます。
屋根葺き替え工事ともなると既存屋根の撤去解体や処分費の方も掛かりその後負担増はかなり大きくなります。
ですが、屋根材や下地材に不具合が生じていないこの状態であれば屋根カバーによるメンテナンスが可能となり、且つ新規の材料に金属屋根を使用する事で耐久性の面でも塗装よりも大きく期待出来るので、我々の方でもご提案させて頂く機会が多いです。
今回もその屋根カバー工事でご提案、正式に工事のご依頼を頂きましたので、早速足場を架設し施工の方に取り掛からせて頂きました。
屋根作業の方はスターターと呼ばれる軒先唐草板金の取り付けから行います。
こちらの役物板金が軒先に取り付け固定される事で、その形状から屋根本体材に咬み合わせて取り付けることが出来る様になります。
軒先側に唐草板金を廻した後、屋根全体に防水シートの敷設作業を行います。
既存スレートはそのままですので、タッカーによる固定は出来ません。
カバー工事においては、粘着式タイプの防水シートを使用する事が多く、今回もタジマのタディスセルフを敷設させて頂きました。
この下葺き材防水シートは建物を雨漏りから守る為の重要な役割を担います。
カバー工事おいては既存の屋根材とその下の下葺き材もそのまま存在する事からも、屋根が二重になってより雨漏りのリスクも低減される事に繋がります。
本体葺きの前にもう一つの役物板金、屋根の袖側のケラバ板金の方を取り付けます。
唐草板金、防水シートの敷設、ケラバ板金の取り付け手順で、いよいよ本体の取り付け作業へと進んで参ります。
今回採用させて頂いた金属屋根材はアイジー工業のスーパーガルテクトとなります。
このスーパーガルテクトは断熱材一体型のSGL鋼板で、その耐久性と共に快適性の方も有している非常に使用頻度の高い屋根材です。
色はSシェイドモスグリーン、こちらも人気の高い色合いとなります。
雪止め金具も本体に連動させ取り付けを行います。
スーパーガルテクト専用部材の雪止め金具を使用して下から2段目と3段目に交互に取り付けを行います。
本体葺き作業の方も順調に推移して面の敷設も半ばまで到達しました。
戸建てに比べサイズは大きめですが、形が切妻形状で作業も進め易く、スムーズに取り付け作業も行えました。
ドーマーと呼ばれる箇所が有り、こちらも役物納めから側壁面も含めて本体葺きをさせて頂きました。
この様に形状に変化が生じる場所や突起になる場所等の設置作業は板金職人の創意工夫が必要となる場所と言えます。
屋根本体設置作業も終えて、仕上げ工程となる棟板金の取り付け作業となります。
棟板金の下地材は樹脂製貫板の使用となり、木材に対して経年による腐食の懸念が低減される下地材となります。
ステンレス製のパッキン付きビスで固定し、固定強度の方も高めて取り付けさせて頂きました。
下地材の樹脂製貫板と併せて、強風対策として棟板金の固定強度を向上させ設置させて頂きました。
換気棟の取り付けも行っております。
アパートの各部屋ごとに設置させて頂き、こちらの方もスーパーガルテクト専用の部材で内側の板金から据え付け致します。
外側の換気口のある換気棟板金の方も取り付け完了です。
継ぎ目シーリングや仕上げチェック、タッチアップ処置を行って無事作業の方は終了となりました。
スーパーガルテクトのSシェイドモスグリーンによる屋根カバー工事の完成です。
天気も良く非常に見栄えする仕上がりとなりました。
アパートと言う事も有りサイズが大きめでしたが、作業を順調に進めさせて頂く事が出来ました。
私たち街の屋根やさんでは、通常の戸建を始めとして、今回の様なアパート等の大中規模の施工の方にも取り組ませて頂いております。
アパート、マンション、工場や倉庫等のオーナー様で、屋根メンテナンスをご検討されていらっしゃる皆様も、是非お気軽にご相談頂ければ先ずは無料点検調査からお伺いさせて頂きますので、どうぞ宜しくお願い致します。
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