屋根塗装の乾燥時間が重要な理由は？失敗を防ぐための業者選びのポイント
2025.08.21
屋根塗装は塗料を何度か重ね塗りをして、屋根材を保護するための丈夫な塗膜を形成します。そこで重要になってくるのが、それぞれの塗装段階における乾燥時間です。今回は乾燥時間を守る重要性や、乾燥が不十分だった場合のリスクなどをご紹介していきます。 屋根塗装で乾燥時間が重要な理由 冒頭でも…
松戸市幸田で屋根塗装工事、棟板金交換も同時に施工（税込800,000円）させて頂きました
松戸市幸田で以前に屋根塗装工事をさせて頂いたS様より、10年近く経過したので再塗装を考えたいとのご相談を承り、現状確認の為無料点検調査にお伺いさせて頂きました。
屋根塗装はまだ維持されている部分も有りますが、やはり経年による劣化症状も若干見受けられる状況です。
但し、状態的にこのタイミングで有れば再塗装によるメンテナンスでも十分持たせる事が可能と言えます。
それと併せて、通算すると20年以上経過している事も勘案し、屋根塗装と併せて棟板金の交換の方も実施して行くとより最適なメンテナンスに繋がる事をご提案し、今回も弊社で施工させて頂く事となりました。
松戸市 屋根塗装,棟板金交換,足場
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根塗装,棟板金交換,足場
- 施工期間
- 10日間
- 使用材料
- 屋根塗装：ファインパーフェクトベスト 棟板金：ガルバリウム鋼板
- 築年数
- 約25年
- 保証年数
- 施工保証5年
- 工事費用
- 税込800,000円
勿論築年数的には約25年程経過しているので、塗装では無く費用は嵩みますが屋根のカバー工法等の施工も選択肢と言えます。
かと言って塗装を行えないと言う状況でもない事から、屋根塗装の方も選択肢と成り得ます。
これは一度でも塗装によるメンテナンスを行っている事が要因で、お手入れする事でその建材を長持ちさせられると言う証とも判断出来ます。
お客様の意向としても塗装施工で考えたいとの事で、今回も屋根塗装工事のご提案をさせて頂く事となりました。
加えて棟板金の方の特に貫板が劣化している可能性をご説明し、より良いメンテナンスとなる様、棟板金の交換を行う事も併せてご提案致しました。
工事全体としては、棟板金交換と屋根塗装工事となり、棟板金の交換は大屋根は勿論、このベランダ支柱が絡んでいる下屋根も含めて全体の交換を行って参ります。
その棟板金の解体撤去作業から工事のスタートとなります。
先ずは既存の棟板金及び下地貫板も含めて撤去を行い、下地材からの新設交換施工です。
従来この下地材には木材が使用されておりました。
木材は自在性も有りメリットも有りますが、年数の経過と共に湿気などの影響で腐食し、弱体化してしまう懸念が有ります。
こちらのお住まいも20年以上経過しているので、腐食までは行かなくても黒ずみや少しずつ弱ってしまっているのは否めない状態でした。
その観点からも、新たに取り付ける貫板には樹脂製貫板を使用致します。
この樹脂製貫板のメリットとしては、湿気などの影響を受け辛く腐食に強いと言う利点が挙げられます。
その新設した貫板に棟板金を被せて取り付け完了です。
今回塗装施工において、赤系統の色を塗装する予定ですので、同系色の棟板金で設置させて頂きました。
少々難儀しましたがベランダの支柱を一旦持ち上げて、下屋根の方の棟板金もさせて頂きました。
こちらも大屋根同様に貫板・棟板金共に新設を行い交換完了です。
無事棟板金交換施工も終了です。
一連の棟作業も終えて、引き続き屋根塗装施工へと移行していきます。
屋根塗装作業の第一段階は、先ず高圧洗浄業となります。
経年で付着した屋根の汚れやコケを落としますが、前回のお手入れの効果かさほど汚れの付着も無く、順調に作業の方は推移して参りました。
今回使用する塗料は日本ペイントのファインパーフェクトベストとなります。
その主剤塗料の塗布前に下塗り作業を行います。
下塗りに使用する材料はファイン浸透シーラーで白色の塗材となります。
新設した棟板金の方も同様に塗装を行います。
こちらの方は金属鋼板になりますので、錆止めの下塗り材を入れて、それぞれの下地材ごとに使い分けながら下塗り作業を行わせて頂きました。
下塗り作業を終えて、ファインパーフェクトベストの塗装工程になります。
色はニューワインを使用しますが落ち着きのある赤系統の人気の高い色合いです。
主剤塗料の一回目塗布工程を中塗り作業、そしてこの重ね塗りとなる二回目の塗布工程を上塗り作業と呼んでいます。
下塗りから数えて3回塗りとなり、これが塗装基本工程となる訳です。
上塗り作業と仕上げの手直しタッチアップを終えて屋根塗装工事の方の完了となりました。
ニューワインカラーの屋根に生まれ変わり、これでまたしばらくの間その状態を保ってくれる事となります。
下屋根の方も同じ様に塗装させて頂いております。
ベランダは完全に撤去することが出来ないので、下側は手の届く範囲までとなりますが、ほぼ全体に亘って塗装済みです。
棟板金、貫板も交換してますので、その部分もかなり強化されている事は間違いありません。
年数を経過したスレート屋根における塗装施工の場合、この棟板金交換と併せてお手入れされる事が、耐久性や安心感の面からもおススメの施工となります。
私たち街の屋根やさんでは、屋根作業、塗装作業他、各それぞれの専門職人でご対応させて頂いております。
尚、今回の一連工事は税込80万円での施工となりました。
皆様も是非ご参考にして頂き、屋根工事等ご検討されている方もお気軽にご相談頂ければと思います。
