屋根材スレートの補修と塗装、柏市
2024.08.28
今年は秋の台風で千葉県内も多数の被害が出ました。工事をお待たせする状況が続いたまま、年の瀬を迎えています。今日ご紹介するのは柏氏のＨ様邸です。 風災害で屋根材が落下したようだとご連絡を頂き急行しました。梯子を掛けて屋根の調査をしました。降り棟の棟板金が飛散してしまってい…
我孫子市新木野でファインパーフェクトベストを使用した化粧スレート屋根塗装工事
我孫子市新木野にて行いましたスレート屋根の塗装工事をご紹介いたします（*^^*）
お問合せとしては「屋根の色褪せが目立ってきた」とのご相談をいただき、塗装に限らず屋根の必要なメンテナンスを行いたいとのご様子でした。
屋根塗装で十分に屋根材を長持ちさせることが可能だと判断できる劣化進度でしたので、今回はパーフェクトベストを使用した塗装メンテナンスを行わせていただくこととなりました！
我孫子市 屋根塗装
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根塗装
- 施工期間
- 期間 5日
- 使用材料
- 日本ペイント ファインパーフェクトベスト
- 築年数
- 30年
- 保証年数
- 10年
- 工事費用
- 詳しくはお問い合わせください。
- 建坪
- 146.6㎡
今回確認できた症状としては、スレートの表面を保護して防水性や耐候性を高めている塗膜が劣化し、色褪せが目立っている状態でした。
所々に見受けられる白い点々は、表面の塗装が剥がれてしまいスレート本来の素地が露出してしまっているためです。
塗膜による保護が弱まったり剥がれてしまうと、スレートは防水性・耐候性が著しく低下するため、劣化速度が早まってしまいます。
紫外線によるダメージや、塗膜が弾いてくれていた雨水の浸透と乾燥が繰り返されることによる負荷で、耐久性がどんどん下がってしまうのです(-_-；
屋根全体でひび割れてしまっている場合は
が限りなく近いため、塗装をしても長持ちさせることができません。
そのため屋根葺き替えやカバー工法が必要となってきます。
ですが今回のお住まいの屋根はまだスレートの劣化が初期段階であり、ひび割れも２、３箇所確認できた程度でしたので、シーリング補修で十分対処できます(^▽^)/
屋根塗装を行うことでまだまだスレートを長く維持できる状態でしたので、塗装メンテナンスにてお悩みだった色褪せなどを解消する運びとなりました！
屋根塗装工事はいきなり塗料を塗るのではなく、既存の汚れや塗膜をしっかりと落とすことから始まります。
高圧洗浄でしっかりと落としておかないと塗料が定着しにくい状態となってしまうため、塗装工事の品質に関わる重要な工程なんです(^▽^)/
洗浄後、屋根をしっかりと乾燥させたら次は下塗りを行います。
今回はラジカル制御機能を持つパーフェクトベストを塗料として使用しますが、こちらでいきなり塗るのではなく、1度目の塗装では下塗り材を使用します。
下塗り材にはこの後塗っていく塗料と下地との密着性を高める効果があるため、長期間塗装による保護効果を発揮させるためには下塗りが非常に重要となるのです。
今回は「ファイン透湿シーラー透明」を使用しているため透明ですが、種類によっては下塗りで一度屋根が真っ白になることもあります(^▽^)/
縁切りとは、スレートの重ね目に塗料が入り込んで塞がれてしまった隙間を、今一度切り開く作業のことです
今回は下塗り後にタスペーサーという専用の部材を差し込むことで、この後の塗装時に隙間が塗膜で完全に塞がることを防いでいます(^▽^)/
なぜ隙間を設ける必要があるかというと、この部分は雨水や湿気の逃げ道になる為です。
雨が降ると屋根の表面ですべてを受けきるのではなく、一部は屋根材の裏側に回ります。
そうした雨水が逃げ場を失うと内部で溜まり、スレートの劣化や防水紙が傷む大きな要因となってしまうため、塗装時には縁切りに目する作業が行われるかを事前に業者へ確認しておくようにしてください(*^^)v
いよいよ本番の塗料と言えるパーフェクトベストを二度塗っていきます！
二回塗る理由としては、重ねて塗ることによって塗りムラを防ぎ、同時に塗膜に厚みを持たせることで耐久性をアップさせる効果がある為です。
今回はダークグレーの色で塗っていきます(^▽^)/
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