住宅の外観や構造を守る重要な部分の一つに「軒天（のきてん）」があります。軒天は、屋根の裏側にある天井部分のことで、雨風を防ぎ、建物の美観を維持する役割を果たします。しかし、軒天が劣化すると剥がれが発生し、そのまま放置するとさまざまな問題を引き起こす可能性があります。本記事では、軒…

　瓦屋根は「引っ掛け桟瓦葺き」で施工されていることがほとんどですが、既に新築や増築を行う場合には「ガイドライン工法」という新たな瓦の固定方法、ルールがてきようされるようになりました。　そこで、一度瓦屋根の葺き方について流れや特徴をまとめてみましたので、ぜひ参考にしていただければと…

　屋根の下地材の状態は、雨漏りのリスクなどに深く関わる重要なポイントとなっています。　屋根のメンテナンスやリフォームと言えば「瓦のズレや割れ」であったり、「スレートの色褪せ」「金属屋根材の錆び」などの屋根材への対処という印象が強いかもしれません。　もちろんこれらも重要なメンテナン…

ドーマーとは… 　ドーマーとは、屋根の斜面に設けられた小さな屋根付きの窓のことを指します。　英語の「Dormer（ドーマー）」が由来で、主に屋根裏部屋の採光や換気のために設置されることが多いです。　日本の住宅ではあまり見かけないこともありますが、欧米では一般的な建築要素として親し…

屋根に降った雨水を防いでいる部材としては、スレートや瓦などの屋根材のイメージが強いですよね。しかし、強風をともなうような激しい雨が降った際など、実は屋根材内部に雨水は浸水してしまいます(>_<)じつは、そうした雨水が室内に流れてしまう事を防いでいるのが屋根の下地材であ…

瓦屋根は、日本の伝統的な住宅に多く採用されており、美しさと耐久性を兼ね備えた屋根材です。しかし、瓦屋根にも定期的な点検やメンテナンスが欠かせません。特に屋根の頂上部分にある「棟瓦（むねがわら）」がずれてしまうと、様々なリスクが生じる可能性があります。この記事では、棟瓦の役割やズレ…

　スレート屋根のリフォームに選ばれやすのが「屋根カバー工法」です。　屋根カバー工法は葺き替え工事よりも費用やコストを抑えやすいため、業者から提案を受ける前から検討されている方も多いのではと思います。　そこで、主にスレート屋根へのカバー工法の情報に行き着いた方に向け、費用相場やカバ…

　春の訪れとともに気温が徐々に上昇し、やがて本格的な夏がやってきます。　夏は強い日差しと高温が続き、室内の気温も上昇しやすくなるため、冷房をフル稼働させる家庭も多いでしょう。　しかし、電気代の高騰が続く中、冷房に頼りすぎるのは家計にとっても負担となります。　そこで注目されているの…

　陸屋根は勾配の少ないフラットな屋根のため、水が溜まりやすく防水性能が特に重要です。　そのため、耐久性と防水性に優れた防水層を形成する防水工事が欠かせません。　本記事では、防水工事の施工方法の一つであるウレタン防水工事の工程を詳しく解説します。 ウレタン防水工事とは 　ウレタン防…

　瓦屋根は棟部分に乾式工法が用いられていない限り、おそらく漆喰が詰められているはずです。　この漆喰については、ご自宅が瓦屋根という方であってもメンテナンスが必要になるまで存在をあまり認知していなかったというケースも多いのですが、実は雨漏りを防いだりするための重要な役割を果たす部材…

一般的に塗装メンテナンスを必要としないイメージの強い瓦ですが、じつは瓦の中にも塗装を必要とする種類が存在します。それが、「モニエル瓦」です！この記事ではモニエル瓦の特徴や耐用年数をはじめ、塗装メンテナンスを必要とする理由について詳しくご紹介いたします。 モニエル瓦とは？ モニエル…

　スレート屋根は、日本の住宅で広く使用されている屋根材ですが、経年劣化によりひび割れやコケの発生、防水性の低下などの問題が生じます。そんなスレート屋根のメンテナンス方法として「屋根カバー工法」が注目されています。　特に、ガルバリウム鋼板を使用したカバー工法は、多くのメリットがある…

　工場の屋根は、建物全体を守る重要な役割を果たしています。　雨風や紫外線からの保護はもちろん、作業環境の快適性やエネルギー効率にも大きく影響を与えるため、適切な屋根工事の検討が不可欠です。　ここでは、工場の屋根工事を検討する際に押さえておきたい重要なポイントをご紹介します。 屋根…

　知名度の高いスレートや、近年のシェア率トップとなっているガルバリウム鋼板などの金属屋根材は、瓦屋根と並んでよく見かける屋根材です。　では、アスファルトシングルについてはどうでしょうか？　アスファルトシングルは他の屋根材よりも日本での歴史が浅く、まだ普及率が高い屋根材とは言えませ…

　「新築の頃に比べると、コロニアル屋根が色褪せてきた気がする」　「汚れや苔が目立つようになったら塗装が必要とハウスメーカーの担当者に伝えられていた」　このようなコロニアルのメンテナンスについては、定期的な塗装が必要とされています(^▽^)/　ただし、「コロニアルだから塗装をする」…