市川市 T様邸 屋根塗装工事(1・2階屋根)
塗料 ルーフマイルドシリコン グリーン
タスペーサー(w工法) 棟板金 SUSビス打ち
工期 5日
工事価格 33万円
築9年のT様よりコロニアル屋根の無料診断と塗装工事のご相談を頂きました。
早速お伺いして屋根の状況を確認いたしました。
見た目には大きな問題はありませんでしたが釘の浮きが気になりました。
今回は棟板金のビス増し打ちと屋根塗装工事のご提案をし、工事をご依頼頂きました。
コロニアル屋根の塗装で気をつけなくてはならないのが屋根材通しが塗料で一体化してしまう事です。
そこで用いられるのが「タスペーサー」という屋根材通しを塗料でくっつかないようにするための材料です。
今回はタスペーサーの設置工事もご提案し、了承頂きました。
【下地処理】棟板金の釘浮き補修とステンレスビスの増し打ちです。
実際に浮いている釘を叩いてみると想像以上に中の貫板が痩せていました。
急きょ全体のビスの増し打ちを行いました。
塗装専門の業者ですと釘の抜けの補修まではしてもビスの増し打ちはしない業者が多いと思います。
塗料で釘は一度は埋まりますが、貫板にしっかりと打ち込んでいないとすぐに抜けてしまいます。
ですから下地処理はとても重要となります。
【高圧洗浄】130Kg~150Kgの水圧で洗浄をし、屋根の汚れを落としていきます。
しっかりとした洗浄をしないと汚れの上に塗装をすることになり、塗料の浮きや
剥がれの原因となります。
【下塗り・タスペーサー】洗浄をした後は時間をあけて屋根材をしっかりと乾かします。
工期短縮で乾かないうちに塗ってしまうと塗料の浮きの原因となります。
しっかりと乾かした後は下塗りをしていきます。シーラーを使い、屋根と塗料が
より密着するために重要な工程です。
ローラーと刷毛を使って下塗りをした後はタスペーサーの設置です。
塗料で屋根材通しが付いてしまうと雨水の逃げ場が無くなり雨漏りの原因となりますので
タスペーサーを使い屋根材通しが付かないようにするのがこの作業です。
雨漏り調査に伺った際の原因の一つで、結構いらっしゃるのが現状です。
屋根の状況に応じてご提案をさせて頂いています。
【中塗り】
いよいよ中塗工程です。
今回のT様は今までの黒からイメージチェンジで緑の屋根に塗り替えを致します。
棟の板金廻りや細かいところは刷毛で塗装をし、全体はローラーで仕上げます。
中塗りをした後は規定の時間、塗料を乾かします。
この時間を守らずにすぐに塗装をしても2回塗った事にはなりません。
こういった些細な手間が仕上がりに大きな影響を与えます。
【上塗り・仕上げ】
最終工程は上塗りと細部の仕上げです。
塗料を2回塗る事で光沢に差が出てきます。
今回補修したビスの頭にコーキングをしてタッチアップをして完成です。
屋根の補修工事や屋根の塗装工事等、お住まいの屋根に関する事なら私たち『街の屋根やさん』にお任せ下さい。
お客様のニーズに合ったご提案を致します。