
2025.06.03
使用する防水材料を確認 工事前には、必要な材料を現場に搬入し、施工内容や材料の使用量を確認します。今回はウレタン樹脂防水材、プライマー(下塗り材)、トップコートなどが用意されました。 下地にプライマーを塗布し密着力を高める ウレタン防水工事の第一工程は、プライマー(下塗り)の塗布…

市川市鬼高で室内の雨漏り症状が有り一度見て頂きたいとのご相談を頂き、先ずは無料点検調査にお伺いさせて頂きました。
雨漏り発生箇所は天井から室内の壁面に掛けて発生している状況で、原因究明の為散水検査を実施の上、進めさせて頂きました。
屋上の排水ドレンに水を充てた際、階下への雨漏り症状が見られた事から、その周囲に原因が有るものと想定され、その手当として改修ドレンの取り付けと配管にも不具合が有りましたので、その修繕のご提案を致しました。
加えてお客様より全体的に経年による劣化症状もあるとの事から、屋上全体の防水工事を施工しつつ、その他不具合の修繕工事を行う事でご依頼頂き、施工の方を進めて参りました。
防水工事は完了した時点で終わりではありません。
長期間にわたり防水性能を維持するためには、定期点検と適切なアフターメンテナンスが不可欠です。
今回、私たち「街の屋根やさん」では、以前に施工をさせて頂いた「通気緩衝工法によるウレタン密着防水工事」のアフターメンテナンス訪問を行いました。
まず確認したのは防水層の表面状態です。
目視点検を実施したところ、わずかな汚れは見られましたが、防水層自体に膨れや劣化などの問題はありませんでした。
このように、仕上がりから数ヶ月〜1年以内の点検で問題がなければ、その後の耐久性にも期待できます。
通気緩衝工法は、コンクリート床の水分を逃がしつつ防水層を形成するため、
下地からの水分による膨れや浮きのリスクを大きく減らす工法です。
今回も、防水層の立ち上がり部分を含め、膨れや浮きは全くなく、状態を良好に維持していました。
通気緩衝工法で要となる部材が脱気筒です。
内部の湿気を外へ逃す役割を担っており、これが正しく機能しないと、防水層内部の湿気が滞留し、膨れや劣化の原因になります。
今回の点検では、脱気筒の取り付け状態・開口部の清掃状態も確認し、しっかりと機能していることを確認しました。
通気緩衝工法をはじめとする防水工事を施工した場合、初回は施工後半年~1年以内に点検を行うのが理想です。
その後は、2~3年に1回の定期点検を実施することで、未然にトラブルを防ぎ、修繕費用の削減にもつながります。
点検では以下の内容を確認します:
防水層の膨れ・破断・ひび割れの有無
脱気筒の詰まりや動作確認
排水口の清掃状態
表面の汚れ・異常の有無
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