2026.07.02
外壁や窓まわりをじっくり見てみると、目地や隙間にゴムのような素材が埋め込まれていることに気づくかと思います。この部分は「シーリング」や「コーキング」と呼ばれており、お家を長持ちさせるためにものすごく重要な役割を担っている部材です。普段はあまり目立たない部分ですが、お家の寿命を左右…

四街道市物井にて、浴室のコーキング打ち替え工事を行いました。
中古住宅をご購入されたお客様より、「浴室のカビや汚れが掃除をしても改善しない」とのご相談をいただいたことが工事のきっかけです。
点検すると、室内全体はきれいな状態でしたが、水まわりのコーキングには経年劣化が見られ、黒ずみやカビが発生していました。
そこで今回は大掛かりな設備交換は行わず、傷んだコーキングを撤去したうえでコーキングへ打ち替えを実施します。





浴室内は壁面が明るく、全体としては清潔感のある印象でした。
天井には換気設備と点検口があり、日常的に使いやすいユニットバスであることが分かります。
こうした環境でも、継ぎ目のコーキングは水分や湿気の影響を受けやすく、見た目以上に傷みが進むケースが少なくありません。
お客様が「きれいなのに一部だけ気になる」と感じた違和感は、まさに部分的なメンテナンスが必要なサインでした。
壁面の継ぎ目に沿って、コーキングの黒ずみが確認できました。
カビ汚れは表面だけでなく、コーキングの微細な凹凸や端部の浮きに入り込むと、清掃で落とすのが難しくなります。
さらに、コーキングが痩せたり切れたりすると、そこに水分が残りやすくなり、再発のスピードも上がってしまいます。
今回は見た目の改善だけでなく、水分が溜まりにくい納まりに整えることを重視しました。
壁面にはフック状のアクセサリーが取り付けられており、その周辺に汚れの付着が見受けられました。
浴室は物を掛けたり外したりする動作が多いため、周辺に水滴が残りやすく、汚れが溜まると清掃の手間も増えがちです。
こうした部分があると、コーキングの見た目が余計に気になってしまうこともあります。
打ち替え工事では、まず既存コーキングの撤去が重要な工程となります。
既存材が残っていると新しいコーキングの密着性が低下し、隙間から汚れや水分が入り込む原因となるためです。
この工程では劣化したコーキングを一本ずつ取り除き、下地をきれいな状態に整えていきました。
下準備をしっかり行うことで、新しいコーキングの性能を十分に発揮できる状態へと仕上げていきます。
既存コーキングの撤去後は、周囲を保護するための養生作業を行いました。
マスキングテープで施工箇所のラインを整えながら、充填するコーキングがはみ出さないよう準備を進めていきます。
浴室内は水栓や棚など細かな凹凸が多いため、テープの貼り方ひとつで仕上がりの美しさが大きく変わります。
また、浴槽には養生シートを設置し、施工中に材料が付着しないよう配慮しました。
マスキングテープで養生が完了したら、コーキングを充填していきました。
浴室の継ぎ目は常に水分の影響を受けるため、隙間のない連続した施工が重要です。
コーキングガンを使いながら一定の速度で材料を充填し、角部まで切れ目なく仕上げていきました。
均一な厚みと幅を保つことで、防水性だけでなく見た目の美しさも向上します。
充填後は、ヘラで表面を押さえて均し、余分な材料を整えていきました。
押さえが甘いと段差や凹凸が残り、そこに水分が滞留して汚れやカビの原因になりかねません。
反対に押さえ過ぎると肉厚が不足し、耐久性に影響するため、微妙な力加減が求められます。
コーキングの充填後は、仕上げとしてマスキングテープを撤去し、ラインを整えていきます。
テープを剥がすタイミングや角度によって仕上がりが左右されるため、端部が乱れないよう慎重に作業を進めました。
角や継ぎ目の納まりも確認しながら、まっすぐで美しいラインに仕上げていきます。
こうした細部まで整えることで見た目が向上するだけでなく、汚れが溜まりにくく清掃もしやすい状態となり、日常のお手入れ負担の軽減にもつながります。
今回の四街道市物井の事例では、浴室内のコーキング劣化やカビの発生に対し、既存コーキングの撤去から打ち替えまでを1日で施工しました。
ユニットバス全体を交換するような大掛かりな工事ではなく、必要な箇所を適切に補修することで、見た目と衛生面の改善を実現しています。
水まわりはわずかな隙間からでも汚れやカビが発生しやすいため、下地処理から仕上げまで丁寧に行うことが大切です。
工事後は浴室全体がすっきりとした印象となり、お客様にも安心してお使いいただける環境が整いました。
浴室のコーキングの黒ずみや劣化が気になる際は、お早めのメンテナンスがおすすめです。
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