屋根調査の様子

　千葉市中央区にて行った築36年のスレート屋根の調査の様子をご紹介致します。「屋根の塗装が剥がれてきたので点検してほしい。」と、お問い合わせをいただきました。私たち街の屋根やさんでは引き続き新型コロナウィルス対策を行っており、必ずマスク着用でお伺いさせていただいております。ソーシャルディスタンスを徹底し、お客様やスタッフの安全管理を徹底致します。



　屋根調査の様子です。スレート屋根は塗膜で保護されており防水性や耐久性を保持しておりますが、太陽光や紫外線、風雨や塵埃等の外的影響により徐々に剥がれてきてしまいます。一般的に10年毎にメンテナンスを行うと良いと推奨されていますが、色褪せてきたら塗膜が剥がれて塗り替えのサインになります。



　塗膜が剥がれて素地が露出しています。素地が露出してしまいますと防水性が失われている状態ですので雨水を吸収してしまいます。スレートは雨水を含むと膨張し、乾燥すると収縮する動きが生じるので負荷が掛かり、耐久性の低下に繋がります。負荷に耐えられなくなるとひび割れや欠け、反り等の不具合が発生してしまいますので塗装メンテナンスでは対応できなく場合がありますので注意が必要です。

雨漏りに繋がる苔

　スレートが重なる部分に苔が発生してしまいますと、重なっている部分を埋めてしまいますので、スレートの下に雨水が浸入した際に雨水の逃げ道が無くなりますので雨漏りに繋がります。お客様に調査のご報告をし、スレートの耐久性の低下や防水紙のメンテナンスも考慮したうえで屋根カバー工事のご提案を致しました。