2024.10.19
一般的に瓦は塗装を行う必要も無く非常に高い耐久性を備えた屋根材です! 種類によっては半世紀を超える耐久性を備えています(#^^#) しかし、その一方で棟瓦を支える漆喰や屋根下地材である野地板・防水紙はそれ程の耐久性を備えておらず、瓦の寿命が尽きる前に瓦屋根全体のリフォーム工事が…
2014年5月20更新
本日は香取市にて外装工事の調査とお見積もりにお伺いして参りました。
ご自宅兼、託児所のお住まいとのことです。
お子様のにぎやかな声に癒されました。
子供って本当に可愛いですね。ちびっこ達の為にも点検に力が入ります。
お客様にお話をお伺いしますと、外装の屋根や雨樋、木部が傷んでおり修理をご検討されているとの事でした。
今回は調査箇所が複数あるので上部の屋根から順に調査していきます。
2Fの大屋根部の状態です。
ガルバリウム鋼板製の金属屋根ですね。
瓦屋根と比べますととても軽く耐震性や耐久性にも優れていますので
とても良い屋根材です。経年しても腐食が少ないのもいいですね。
若干色褪せていますが、屋根材自体の腐食や破損は見受けられませんでしたので
問題無さそうです。 屋根材自体は問題ないですが屋根材と屋根材の間の棟板金が一部
浮いていました。
棟板金の内側には貫板という木が敷かれていてそこに板金上から釘が打たれており
本来はしっかり固定されているのですが、以前板金が剥がれてしまった際に内部の貫板が腐食している状態で板金を固定していたとのことでしたので腐食してしまった木には釘が効かず
板金が浮いてしまっている状態でした。
他の棟部も確認致しましたが同じ経年をしているとのことでしたのでやはり釘が効かず
釘浮きが確認できます。風に煽られて釘が緩んでしまったことが考察できます。
棟部は風の影響を最も受けやすい場所ですから飛散してしまう危険性があるので
交換が早急に必要な状態です。
雨樋も変形しており排水が正常ではない状態との事でした。
軒樋が下方に歪んでしまっていますのでこの状態では軒下を濡らしてしまいます。
軒下を濡らしてしまうことが続きますと住宅の基礎や地盤を痛めてしまうことに繋がりますので雨樋は住宅の部品としてもとても重要な部品です。雨樋も交換時期を迎えている状態ですね。
他には破風板や、戸袋の木部の劣化や破損も見受けられます。
外観も痛みが出ていますので補修が必要です。
外壁にはクラック(亀裂)やチョーキング(白亜化)(粉化)が発生しています。
クラックはサッシ廻りに多く見受けられました。
サッシ廻りは外壁や屋根の荷重がかかりやすい箇所ですので
クラックが出やすい箇所でもあります。
クラックから浸水してしまい雨漏りしてしまうケースも珍しくありません。
チョーキングが発生しますと雨水が染み込みます。外壁内部への防水効果が無くなってしまっていますので雨漏りの原因や内部構造体の傷みに繋がってしまう状態ですので外壁の塗装と補修も施工時期を迎えている状態です。
1F下屋部分の屋根材は大屋根部と違いスレートの部分と金属屋根の部分に分かれておりました。細かく調査しますと、部分部分コーキングで補修されているのが確認できました。
腐食も進んでいるので雨漏りしてしまう前に葺き替えの工事が望ましいですね。
お住まいの状態は築年数や立地条件、地域性によっても様々です。
お客様のご希望と現在の状態への必要な安心できるご提案が出来ればと思います。
お住まいの事でお悩みの事がございまいたらお気軽にお問合せ下さいませ。
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