庇（ひさし）は玄関や窓の上に取り付けられる小さな屋根のようなもので、雨風や日差しから住宅を保護する役割を担っています！
住まいの快適さや外壁の保護にもつながる大切なパーツです(^^♪

一方、庇と勘違いされやすい場所としては、屋根の一部である軒（のき）が挙げられます(>_<)
そこで、この記事では「庇」と「軒」の違いから庇が果たす役割、そして劣化のサインやメンテナンス方法までわかりやすく解説いたします！

「庇」と「軒」の違いとは？

「庇（ひさし）」と「軒（のき）」はどちらも「屋根の出っ張り部分」を指す事から混同されがちですが、それらには明確な違いがあります！

まず「軒」とは、屋根そのものが外壁よりも外に張り出している部分のことです
つまり、建物の構造と一体になっており、屋根の一部分を指します。

それに対して「庇」は、玄関や窓などの上部に後付けや専用設計で取り付けられる小さな屋根のようなものです。

構造上、建物から独立した部品として考えられます！

・軒（のき）：
　建物の屋根の一部として一体になっている部分

・庇（ひさし）：
　玄関や窓の上部などに取り付ける、小さめの屋根

庇（ひさし）が持つ役割とは？

それでは、庇（ひさし）にはどのような役割があるのでしょうか(・・?
以下に、それぞれの役割をご紹介いたします。

・雨風を遮る：
庇があることで、窓や玄関に直接雨が当たるのを防ぐことができます。劣化や雨漏りのリスクが下げ、さらに生活性も向上する事が可能です(^^♪

・直射日光を遮る：
特に夏場、太陽の強い光を遮ってくれるので、室内の温度上昇を抑えられ内装の劣化進行を抑制する効果にも期待できます。

・設置個所の汚れを軽減：
雨が直接当たらないことで汚れが付きにくく、美観も長持ちします。

また、近年では景観のアクセントとしてもおしゃれなデザインが増えており、機能性とデザイン性を兼ね備えた庇も多く登場しています。
ちょっとした庇でも、毎日の生活の中でとっても大きな存在です(^^)/

庇の劣化症状

庇も年月が経てば、どうしても劣化してきます。
放置すると雨漏りやサビの原因になることもあるので、定期的なチェックとメンテナンスが大切です！

劣化のサインとしてよくある症状は…

・塗装の剥がれ
・金属製庇のサビ
・庇の接合部分にすき間やガタつき
・取り付け部分からの雨染み

等があります。

金属素材は錆が進行する事で強度も低下してしまうため、少しでもおかしいと感じたら専門業者へ点検を依頼しましょう。

庇のメンテナンス方法

画像は、市川市南八幡で施工させて頂いた庇の塗装メンテナンスの様子です！
代表的な庇のメンテナンス方法としては、以下の方法が挙げられます。

塗装の塗り直し：
　表面に施されている塗膜の防水性・耐久性を回復し、景観も整えます。

コーキングの打ち替え：
　防水性を回復させ、雨水の浸水を防ぎます！

取り替え工事：
　劣化が進行している場合は、庇そのものの交換が必要ケースもあります。

庇は普段あまり目立ちにくい部位ですが、住宅の機能性と快適性を左右する大切な場所です！
早めの点検・メンテナンスを心がけ、トラブルを未然に防いでいきましょう(^^)/

まとめ

玄関や窓まわりに設置される庇は、雨風や日差しから住まいを守る大切な存在です。
「庇」と「軒」は似て非なるもので、それぞれに役割があります。

庇が劣化すると、外壁の劣化や雨漏りなどのトラブルにつながることも(>_<)
定期的な点検とメンテナンスで、庇を長持ちさせましょう！

街の屋根やさんでは、庇の点検・補修工事まで幅広くご対応可能です！
点検～お見積りの作成まで無料にてご対応していますので、ぜひお気軽にご相談くださいね(^^)/