印旛郡栄町にお住まいのお客様より「ベランダの屋根材が落ちており、屋根の状態が不安」と、屋根調査のお問い合わせをいただきお伺いいたしました。

【屋根調査の状況】

割れ落ちた屋根材は、ほぼ原型のままの状態です。割れた箇所を見ると衝撃を受けて割れておらず、ひび割れなどが影響で割れてしまっている状態です。割れ落ちた屋根の状況・その他箇所の屋根材の状態はどうような状況になっているか屋根にのぼり調査を行います。

屋根にのぼり直ぐに目に入った状態は、屋根材に多くひび割れが起きているのが確認出来ます。割れた落ちてしまった箇所以外にもすでに割れてしまい落ちてしまうそうな屋根材も確認出来ます。ここまで屋根材にひび割れや割れが起きる原因は屋根材自体に問題があります。お客様に築年数をお伺いしたところ、築15年が経過しているとの事です。建てられた年代は、使用されている屋根材である化粧スレートに含まれている、屋根材の強度を出す為に含まれている「アスベスト」に規制が入った年代です。「アスベスト」は、健康被害の問題があるため含有量を減らすなどの対応を各屋根材メーカーに出されました。規制が入った後に、新しく流通した化粧スレートの中に、ひび割れや割れが起きてしまう問題のある屋根材の中の「ザルフ」という屋根材です。屋根材自体の問題の場合、割れを補修するなどの対応を行っても月日が経つことで、別の箇所に割れが起き補修を行い続ける事になってしまいます。いつ割れ落ちてくる不安をずっと抱えていく事になってしまいますので、問題解決のためには屋根工事が必要です。

お客様に屋根調査のご報告をさせていただき必要な工事のご説明いたしました。工事として、屋根カバー工事をご提案させていただきました。屋根カバー工事は、既存の屋根材に金属屋根材を被せる工事です。屋根材を取り外す事で発生す廃材費が出ない事で工事コストを抑えられ、工事期間を短縮できる特徴があります。