2026.06.23
カーポートやテラス、ベランダ屋根などでよく見かける半透明の波板。その多くに使用されているのが「ポリカーボネート」です。以前は塩化ビニル製の波板が主流でしたが、近年では耐久性や耐衝撃性に優れたポリカーボネート製の波板が広く採用されています。しかし、「どれくらい長持ちするの?」「台風…

松戸市稔台にて、通路屋根として使用されている劣化したポリカ波板の部分交換工事を実施しました。
波板は軽くて扱いやすい一方、経年で割れや穴あきが起きると雨水がそのまま落ちてしまい、通路の使い勝手に直結します。
今回は漏水の原因となっていた箇所を的確に絞り込み、必要な範囲のみを交換することで、コストと機能回復のバランスを重視しました。





建屋に挟まれた通路の上部に、波板が鉄骨フレームへ固定されていました。
採光性のある半透明の屋根材で、通路全体を覆うように設置されているため、劣化が進行した場合には歩行動線へ影響を及ぼす可能性があります。
フレームは一定間隔で組まれており、ここに波板が固定され、雨水を受け流す構造となっていました。
波板全体を見ると、表面にくすみが出ており、長年の使用による疲労が進んでいました。
固定部は多点で固定されているため、一見すると健全に保たれているように見えますが、素材そのものの強度が低下すると、微細な損傷が蓄積しやすくなります。
通路の屋根として機能させるには、面としての健全性が重要になってきます。
特に傷みが集中している箇所では、波板に欠けや穴あきが生じ、雨水がそのまま抜けてしまう状態でした。
穴が点在していることで、降雨時には落水箇所が変動し、通行者が避けきれない状況となる可能性があります。
また、固定点周辺にも欠損が見られ、留め付けの緊結力が低下していることが確認されました。
工事ではまず既存の波板を取り外し、鉄骨フレームを露出させたうえで、フレームの清掃を行いました。
通路上の作業は落下物のリスクが伴うため、職人が足元と周辺を意識しながら慎重に進める必要があります。
撤去後は下地の形状が明瞭になり、次に取り付ける波板がきれいに乗る状態を整えられるのがポイントです。
新規材として、透明感のあるクリア色のポリカ波板を用意しました。
光を取り込みつつ通路を暗くしにくい材で、屋根材としての使いやすさも魅力です。
波形が明瞭なため剛性を確保しやすく、施工性にも優れた部材であることが確認されました。
新しい波板を所定位置へ据え付け、既存の骨組みに沿うように配置していきました。
通路屋根は建物に囲まれている分、納まりがきちんとしていないと水の落ち方に偏りが出やすく、仕上がりの印象にも影響します。
職人が波の向きや重なりを揃えながら進めることで、見た目にも落ち着いた面に整っていきます。
固定には、波板を押さえるプレートとゴムパッキンが組み合わさった波板ビスを使用しました。
パッキンが適切に効くことで、留め付け部からの浸入リスクを抑えます。
透明な押さえ材が使用されており、クリア波板と組み合わさった場合でも外観の圧迫感が軽減される点が特徴として挙げられます。
取り付けは電動工具を用いて効率的に進めつつ、過度に締め付けないよう調整しながら施工しました。
過度に締め付けると波板に負荷がかかりやすく、逆に緩い場合は風によるバタつきの原因となります。
現場では一箇所ごとに納まりを確認しながら固定することで、仕上がりの安定性が確保され、使用者の安全性の確保につながります。
松戸市稔台の通路屋根にて、穴あきが発生していたポリカ波板を部分交換し、雨天時の漏水を抑制する工事を完了しました。
劣化が進行した波板は小規模な破損が連鎖しやすいため、初期症状の段階で補修を行うことで、通路の機能性を維持します。
今回は施工期間1日で、採光性の高い透明ポリカ波板を使用し、外観も整えました。
波板の割れや穴あき、固定部の緩みが気になったら、街の屋根やさんまでお気軽にご相談ください。
弊社では無料「点検・見積もり」を実施しています。
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