2026.09.08
スレート屋根(コロニアル・カラーベスト)の塗装工事を行う際、絶対に知っておくべき工程が縁切り(えんぎり)です。せっかく屋根を綺麗に塗り替えても、この縁切り作業を怠ってしまうと、逆に雨漏りを引き起こしてしまうケースが後を絶ちません。今回は縁切りの基本的な役割から、縁切り不足で雨漏り…

お客様より「セメント瓦のメンテナンスをそろそろ考えたい」とのご相談いただいたことが工事のきっかけです。
お住まいは、築約25年が経過し、見た目の変化だけでなく今後の耐久性にも不安が出やすい時期に差しかかっていました。
セメント瓦はモダンな意匠が魅力な一方で、塗装による表面保護が前提の屋根材のため、状態に合った塗料選定と下地づくりが欠かせません。
そこで無料点検調査で現状を確認し、棟取り直し工事と遮熱塗料サーモアイ4Fによる屋根塗装を組み合わせる内容で施工する運びとなりました。





屋根全体を見ると、セメント瓦の表面が白っぽく退色し、細かな汚れが点在している状態でした。
塗膜が健全な状態では水を弾きやすいのですが、こうした色あせや汚れの定着は、防水性が落ちてきたサインです。
凹凸のある瓦形状は汚れが溜まりやすく、表面の保護機能が低下すると見た目にも変化が出やすくなります。
今回の調査では、塗装による保護の回復が必要な状態と判断されました。
近接で確認すると、表面のざらつきが目立ち、経年による塗膜の弱りが進んでいる状況でした。
セメント瓦は素地自体が水を吸いやすいため、塗膜の状態が屋根の寿命に直結します。
劣化が進むと、汚れが落ちにくくなるだけでなく、雨水を含み環境になりやすい点が注意点です。
早めに下地を整え、適切な下塗りを重ねたうえで仕上げ塗装へ進めることが、長持ちの近道になります。
工事は棟部から着手し、棟として機能する範囲をいったん解体して下地を整える工程に入りました。
棟は屋根の頂部で雨風の影響を受けやすく、ここが不安定だと屋根全体の安心感も落ちてしまいます。
解体後は状態を見ながら、次の復旧工程にスムーズに移れるよう納まりを意識して作業を進めました。
棟部は漆喰土台から新たに構築し、既存の冠瓦を戻していく流れで復旧しました。
仕上げではビス止め固定を行い、棟の強化につながるように納めています。
見た目だけを整えるのではなく、固定方法まで含めて「次の年数を安心して迎えられる棟」に仕立てるのがポイントです。
棟が安定することで屋根全体の印象も引き締まり、お客様にとっても「要所がしっかり補修された」という安心感につながります。
下塗りは強化シーラーから開始し、セメント瓦への密着性を高める工程を入れました。
セメント瓦は吸い込みが起きることが多く、いきなり主剤を塗ると性能が発揮されにくくなるため、下塗りの設計が重要です。
ここでしっかりと下地を固めることで、上に重ねる塗膜の安定感が増し、仕上げの耐久性にもつながっていきます。
「見えない一手間を省かない」ことが、長持ちする塗装の条件になります。
強化シーラーの後は、サーモアイシーラーによる下塗り2回目を行い、屋根面が白く整う工程へ進みました。
この工程(白い下塗り)は、吸い込みを抑える役割を担い、仕上げ塗料が均一にのるための土台になります。
凹凸のあるセメント瓦は塗り残しが生じやすいため、ローラーの当て方を調整し、塗膜の連続性を確保しながら仕上げました。
いよいよ主剤である日本ペイントの遮熱塗料「サーモアイ4F」による仕上げ塗装を行いました。
中塗りでは、色と膜厚のベースを整え、仕上がりの均一さや耐久性の下地となる重要な工程を進めています。
瓦の山部と谷部では塗料の乗り方が異なるため、ローラーの動かし方を調整しながら、塗りムラが出ないよう丁寧に重ね塗りを行いました。
遮熱塗料は単に塗るだけではなく、規定の膜厚を確保することで初めて安定した性能を発揮します。
中塗りの乾燥後には上塗りを重ね、色味や艶を整えながら仕上げ工程へと移行しました。
塗膜を重ねることで防水性も向上し、セメント瓦表面を雨水からしっかりと保護する状態へと回復しています。
今回、市川市下貝塚にてセメント瓦屋根のメンテナンスとして、棟取り直し工事とサーモアイ4Fによる屋根塗装を実施しました。
塗膜が弱ったセメント瓦は防水性が落ちやすいものの、下塗りを重ねて密着性を確保し、上塗りまで膜厚を整えることで保護性能の回復が期待できます。
仕上げ後は屋根全体の印象が明るく整い、今後の雨天時も不安を抱えにくい状態へ近づきました。
セメント瓦の色あせや汚れの定着が気になってきたら、タイミングを逃さず、街の屋根やさんへお気軽にご相談ください。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん千葉中央店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2026 街の屋根やさん All Rights Reserved.