2026.05.25
雨どいは屋根に降った雨水を適切に排水し、住宅を雨水から守る重要な設備です。しかし、紫外線や風雨の影響によって徐々に劣化し、破損や変形が発生することがあります。「雨の日に雨どいから水があふれている」「一部が外れている」といった症状を放置すると、外壁や基礎部分への悪影響につながる可能…

習志野市東習志野で落雪被害により曲がった雨樋を部分交換して最小範囲復旧工事しました。
お客様より「大雪の際にまとまった落雪が発生し、下屋根の軒雨樋に部分的な歪みが生じてしまった」とのご相談頂いた事が工事のきっかけです。
雨樋は日常的に見上げる機会が少ないため、「これくらいなら大丈夫かな」と感じつつも、雨の日に溢れないか不安が残りやすい箇所でもあります。
今回は自然災害による損傷として火災保険の申請が可能となり、お客様も「申請・承認」を得たうえで復旧工事をご依頼くださいました。
部分交換では既存品が廃番だと同一規格での復旧が難しくなりますが、こちらは積水化学のアーバントップΣ90で、現行品のため部分交換が成立する状況でした。





軒先の雨樋は本来まっすぐなラインで納まりますが、軒樋の通りが不自然に波打つような状態が確認できました。
落雪の力は想像以上に大きく、樋自体が変形すると水勾配が崩れて排水不良やオーバーフローにつながりやすくなります。
今回は、下屋根付近での損傷でしたが、衝撃の入り方によっては広い範囲に影響が出るため、曲がりの位置と程度を慎重に見極める必要がありました。
軒樋の底には、土埃や細かな堆積物が見られ、流れが弱くなる要素が重なっていました。
雨樋は「詰まり」と「変形」が同時に起きると、少雨でも水が滞留しやすくなり、継手周りからの溢れやすさが増してしまいます。
こうした状態では、単に樋を戻すだけでなく、適正な勾配と納まりを取り直すことが重要です。
お客様にとっても見えない場所だからこそ、調査段階で状況を共有し、どこを直すべきかを明確にすることが安心につながります。
樋を支える樋吊り金具が割れており、支持力が落ちている状態でした。
金具が傷むと樋が自重でたわみ、継手に余計な力がかかって不具合が連鎖しやすくなります。
落雪が当たった際、樋本体だけでなく固定部にも衝撃が逃げたと考えられ、部分交換でも金具の交換は欠かせない判断となりました。
軒先は風の影響も受けやすいため、確実に保持できる状態へ戻すことを優先しています。
工事は下屋根の軒先に沿った範囲で行い、周囲の外装に傷を付けないよう動線と足元を整えてから作業に入りました。
建物全体の外観になじむように、既存と同規格のアーバントップΣ90で復旧できる点は、仕上がり面でもメリットが大きいです。
まず最初に、歪みの出た軒樋と破損している吊り金具を撤去していきました。
無理に引き剥がすと周辺部材に負担がかかるため、固定状況を確認しながら手順よく外していくのが職人の工夫です。
ここで取り合いを丁寧に扱うことで、後工程の納まりが安定し、見た目もすっきり整いやすくなります。
お客様にも「必要なところだけをきちんと直す」方針が伝わり、過剰な工事にならない点で安心感につながります。
次に、新しい樋吊り金具を取り付け、水糸を用いて軒樋の勾配を整えました。
雨樋はわずかな傾きで排水性が大きく変わるため、感覚だけで合わせず、基準を作ってから固定することが大切です。
金具の位置が揃うと、樋のラインも自然に通り、外観の印象が引き締まります。
丁寧な下準備があるほど、交換範囲が部分的でも全体の完成度が上がります。
勾配の基準が出来たところで、新しい軒樋を所定位置に納め、手で押さえながら収まりを確認しました。
樋がきちんと金具に掛かっているか、浮きやねじれが出ていないかを点検しつつ、軒先に沿ってまっすぐ見えるラインを作っていきます。
部分交換では既存部との繋がりのが要になるため、見切り位置が不自然にならないよう細かい調整が欠かせません。
仕上がりの美しさはもちろん、ここが整うと排水も安定しやすくなります。
交換に用いる部材として、軒樋本体と継手を準備しました。
今回の規格はアーバントップΣ90のため、既存と同じシリーズで揃えられる点が部分交換の成立条件になります。
廃番品だと全交換が必要になることもあるだけに、規格確認は見積り以前の重要ポイントです。
部材の色や形状が既存に馴染むことで、補修跡が目立ちにくい納まりを目指せます。
最後に継手を取り付け、接合部の納まりと全体のラインを最終確認しました。
継手は水の通り道そのものなので、ズレがあると水が段差で滞留しやすく、あふれやすさにも直結します。
金具の保持力と樋の直線性が揃うと、軒先の見た目が整うだけでなく、雨の日の不安もぐっと減らせます。
お客様にとっては「これで安心して雨の日を迎えられる」という実感が得られるタイミングでもあります。
今回の工事では、落雪で曲がった軒樋に加え、破損していた樋吊り金具や継手も含めて必要箇所を交換し、適正な勾配と納まりを取り戻すことができました。
雨樋は小さな歪みでも排水不良を起こしやすい為、部分交換でも下地となる金具調整まで丁寧に行うことが再発防止に直結します。
自然災害が原因の損傷は火災保険の対象となる場合があり、復旧までの流れを把握しておくと費用面の不安も軽くなります。
雨樋の曲がりや外れ、継手の不具合が気になったら、街の屋根やさんまでお気軽にご相談ください。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん千葉中央店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2026 街の屋根やさん All Rights Reserved.