2026.03.19
ふと屋根を見上げたときに緑色のコケが広がっているのに気づき、不安に感じたことはありませんか。屋根のコケは見た目の問題だけでなく、屋根材の劣化が進んでいるサインである可能性もあります。特にスレート屋根などでは、塗膜の劣化によってコケが発生しやすくなるため、適切なタイミングでのメンテ…

市川市塩焼にお住まいのT様邸にて行った屋根塗装工事の様子をご紹介いたします。
お問い合わせのきっかけはサイディング外壁の目地のシーリング材が劣化しており、メンテナンスを検討しているとのことでした。
外壁の調査とあわせて屋根の調査を行ったところ、塗装が劣化しており苔・藻・カビが発生しており、ひび割れも数か所発生しておりましたので塗装メンテナンスが必要な状態でした。
塗装が劣化してしまうことにより防水性や耐久性が低下してしまいますので屋根塗装工事をご提案したところ工事のご依頼をいただきました。





市川市塩焼のお住まいにて、スレート屋根の屋根塗装工事を実施しました。
スレート屋根はセメントを主成分とした屋根材で、軽量かつ施工性に優れているため多くの住宅に採用されています。
しかし、スレート屋根は表面の塗膜によって防水性を保っているため、塗装の劣化=防水性能の低下を意味します。
今回の現場では、塗膜の劣化により苔・藻・カビが広範囲に発生していました。
これは表面の撥水性が失われ、屋根材が水分を吸収している状態です。
この状態を放置するとスレートの反り・割れ・雨漏りへと進行するため、早期のメンテナンスが不可欠です。
スレート屋根は経年劣化や紫外線、温度変化の影響を受けることで徐々に脆くなります。
その結果、わずかな衝撃や乾燥収縮によってひび割れが発生します。
ひび割れ部分から雨水が浸入すると、防水シートや野地板の劣化を引き起こし、雨漏りに直結します。
また、ひび割れが広がると補修では対応できず、部分交換や葺き替えが必要になるケースもあります。
小さなひびの段階で補修・塗装を行うことが、コストを抑える最大のポイントです。
屋根塗装工事において、最も重要な工程の一つが高圧洗浄です。
長年蓄積した苔や汚れ、旧塗膜をしっかり除去することで、塗料の密着性を高めます。
特にスレート屋根は表面に凹凸があるため、汚れが残りやすい特徴があります。
そのため、均一に洗浄するには専門的な技術が必要です。
洗浄が不十分な状態で塗装を行うと、塗膜の剥がれや早期劣化の原因になります。
見えない工程ですが、仕上がりと耐久性を大きく左右する非常に重要な作業です。
下塗りは、傷んだスレート屋根に塗料を密着させるための接着剤のような役割を持ちます。
また、屋根材の吸い込みを抑え、上塗り塗料の発色や性能を安定させる効果もあります。
劣化したスレートは塗料を吸い込みやすいため、適切な下塗り材の選定が重要です。
下塗りを適切に行わないと、上塗り塗料が密着せず短期間で剥がれるリスクがあります。
そのため、屋根塗装の耐久性は下塗りで決まると言っても過言ではありません。
下塗りにはマイルドシーラーEPOを使用しました。
ここで使用したマイルドシーラーEPOは、エポキシ樹脂系の下塗り材であり、特に劣化したスレート屋根に適した高性能シーラーです。
エポキシ樹脂特有の高い浸透力により、脆くなったスレート内部までしっかりと浸透し、屋根材そのものを補強する効果があります。
さらに、既存の旧塗膜や下地との密着性にも優れており、上塗り塗料との接着力を大幅に向上させます。
マイルドシーラーEPOは溶剤形のため、吸い込みの激しい屋根材にも対応可能で、均一な下地を形成できる点が特徴です。
特に劣化が進んだスレート屋根では、通常の下塗り材では性能不足になることがあり、浸透性の高いシーラー選定が非常に重要になります。
また、塗布後は下地表面を適度に強化し、塗装後の耐久性を大きく左右します。
この工程を丁寧に行うことで、塗膜の剥がれや膨れを防ぎ、長期間にわたって屋根を保護することが可能になります。
そのため、屋根塗装において下塗り材の選定と施工品質は、仕上がり以上に重要なポイントと言えます。
スレート屋根塗装では、タスペーサーの設置が必須です。
スレート屋根は屋根材同士の隙間から雨水を排出する構造になっています。
しかし塗装によってその隙間が塞がれると、水が内部に滞留してしまいます。
その結果、内部腐食や雨漏りを引き起こします。
タスペーサーを設置することで適切な隙間を確保し、排水機能を維持することができます。
これは見落とされがちな工程ですが、長期的な防水性能を維持するために非常に重要です。
中塗り・上塗りにはヤネフレッシュSi(RC-109)を使用しました。
中塗りと上塗りは、屋根の美観と防水性能を形成する非常に重要な工程です。
今回使用したヤネフレッシュSiは、弱溶剤形のシリコン樹脂塗料で、スレート屋根に最適な性能を持つ高耐久塗料です。
シリコン樹脂は紫外線に強く、塗膜の劣化を抑える性能に優れているため、長期間にわたって屋根を保護します。
また、ヤネフレッシュSiは耐候性だけでなく、防カビ・防藻性能にも優れており、今回のように苔や藻が発生していた屋根には特に効果的です。
再び汚れや微生物が発生しにくい環境を作ることで、美観を長く維持できる点が大きなメリットです。
さらに、弱溶剤塗料であるため密着性にも優れており、下塗りで施工したマイルドシーラーEPOとの相性も良好です。
これにより、塗膜全体として強固な層を形成し、剥がれにくく耐久性の高い仕上がりになります。
ヤネフレッシュSiは適度な柔軟性も持っているため、スレート屋根の微細な動きにも追従し、ひび割れの再発リスクを軽減します。
硬すぎず柔らかすぎない塗膜性能が、長期的な保護性能に繋がる重要なポイントです。
また、遮熱タイプではありませんが、濃色仕上げでも安定した性能を発揮し、色あせしにくい特徴があります。
中塗り・上塗りと2回塗布することで、塗膜に十分な厚みが確保されます。
この塗膜の厚みこそが耐久性・防水性・美観を左右するため、規定通りの工程を守ることが非常に重要です。
中塗りは、単なる「1回目の仕上げ塗装」ではなく、塗膜の土台を作る極めて重要な工程です。
中塗りの主な役割は、下塗りで整えた下地の上に塗膜の厚みを確保し、上塗りの仕上がりを安定させることにあります。
この工程で塗膜の厚みが不足すると、耐久性・防水性ともに大きく低下してしまいます。
また、中塗りは塗料の性能を最大限に発揮させるための「性能層」とも言えます。
ヤネフレッシュSiのようなシリコン塗料は、適切な膜厚を確保することで初めて耐候性や防水性を発揮します。
そのため、均一にしっかり塗布することが求められます。
施工時には、塗りムラや塗り残しが発生しないよう、ローラーで丁寧に塗り広げていきます。
特にスレート屋根は凹凸があるため、塗料が入り込みにくい部分にも注意しながら施工します。
細部まで均一に塗装することで、屋根全体の性能を均一に保つことができます。
さらに、中塗りには上塗りとの密着性を高める役割もあります。
下塗り→中塗り→上塗りという3層構造を形成することで、塗膜が一体化し、剥がれにくくなります。
この3工程を適切に行うことで、初めて長持ちする屋根塗装が実現します。
また、中塗りの段階で色がしっかり乗るため、仕上がりのイメージが見えてくる工程でもあります。
ただし、この時点ではまだ最終仕上げではないため、上塗りでさらに美観と性能を高めていきます。
中塗りを丁寧に施工することが、最終的な仕上がり品質と耐久性を左右する大きなポイントです。
上塗りは、最終的な仕上がりを決定づける「仕上げ工程」であり、性能面でも非常に重要な役割を担います。
上塗りの主な目的は、中塗りで形成した塗膜の上にさらに塗料を重ねることで、十分な膜厚を確保し、耐久性と防水性を最大限に高めることです。
この最終塗膜が紫外線・雨風・熱から屋根を直接守るため、施工品質がそのまま耐用年数に直結します。
また、上塗りは美観を整える役割もあり、色ムラをなくし、均一で艶のある仕上がりを実現します。
中塗りの段階ではどうしても微細な塗りムラが残ることがありますが、上塗りを丁寧に行うことでそれらを完全にカバーします。
施工では、塗り残しや塗りムラが発生しないよう、ローラーや刷毛を使い分けながら細部まで丁寧に仕上げていきます。
特にスレート屋根の重なり部分や端部は塗料が溜まりやすいため、均一な厚みになるよう注意しながら施工します。
ここで手を抜いてしまうと、塗膜の厚みにバラつきが生じ、劣化の早い部分が発生する原因になります。
また、ヤネフレッシュSiは上塗りによって本来の性能を最大限に発揮します。
耐候性・防水性・防カビ性といった機能は、適切な膜厚と施工工程を守ることで初めて発揮されます。
つまり、上塗りは単なる見た目の仕上げではなく、屋根を長期間守るための最終防御層と言えます。
さらに、上塗りを適切に行うことで塗膜の表面が滑らかになり、汚れが付着しにくくなる効果もあります。
これにより、雨水で汚れが流れ落ちやすくなり、美観の維持にも繋がります。
最終的に、均一で艶のある美しい仕上がりとなり、屋根全体の性能が大きく向上しました。
上塗りの品質こそが「見た目・耐久性・防水性」のすべてを左右する重要な工程です。
施工後の屋根がこちらです。
塗装前と比較すると、屋根全体が均一で美しい仕上がりになっています。
また、防水性能も回復し、雨水をしっかり弾く状態になりました。
屋根塗装は見た目の改善だけでなく、住宅の寿命を延ばす重要なメンテナンスです。
今回の施工事例では、塗装劣化やひび割れが進行したスレート屋根に対して適切な屋根塗装を行いました。
工事費用につきましては約70万円(足場含む)になります。
スレート屋根は定期的にメンテナンスを行うことで、長期的な耐久性を維持できます。
特に、
・色あせ・苔・カビの発生
・ひび割れや欠け
・防水性の低下
これらの症状が見られた場合は、早めの対応が必要です。
適切な屋根塗装を行うことで、大規模修繕を防ぎ、結果的にコスト削減にも繋がります。
街の屋根やさんでは、現地調査から最適な施工提案まで丁寧に対応しております。
スレート屋根のメンテナンスや屋根塗装をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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