2026.04.12
瓦屋根に使われている漆喰は、見た目を整えるだけでなく、屋根内部への雨水侵入を防ぐ大切な役割を担っています。しかし、漆喰は経年とともに劣化していくため、定期的なメンテナンスが欠かせません。「どのタイミングで補修すべきか分からない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。今回は漆喰の…

船橋市高野台にて劣化した瓦屋根に棟取り直し工事と屋根塗装工事を施工しました。
お客様より「セメント瓦に苔(コケ)やカビが発生した」とのご相談頂いた事が工事のきっかけです。
築30年ということもあり、屋根のメンテナンス時期としてちょうど気になっていたそうです。
また、棟部分の漆喰が劣化し剥がれが見られたことから、雨漏りへの不安を抱えておられました。
そこで、お客様のご要望を伺いつつ、屋根全体の安全性を考慮した工事プラン(棟取り直し工事と屋根塗装工事)をご提案しました。
今回は、その施工の流れを現地調査から仕上げまで丁寧にご紹介します。





調査すると、棟瓦の周辺に苔(こけ)が多く付着し、漆喰が大きく崩れていました。
特に接合部分の隙間が広がっており、雨水が侵入する可能性が高まっている状態です。
慎重に瓦の浮きをチェックし、どの範囲まで補修が必要かを細かく判断していきます。
棟瓦がわずかにズレ、下地がむき出しになっている箇所がありました。
風の影響を受けやすい位置の為、放置すると落下の危険があり、早めの対処が欠かせません。
調査を通して、お客様も写真を一緒に確認しながら状況を深く理解されていました。
棟根元の漆喰が大きく剥がれ、黒く変色した部分が多く見られました。
苔の繁殖は湿気が溜まりやすい環境を示すため、屋根材の寿命を縮める要因にもなります。
この段階で適切な施工を行うことが、長期的な住宅保全につながるポイントです。
写真は、棟瓦をすべて外し、内部の劣化した土と古い漆喰を丁寧に取り除いている様子です。
年数が経つと内部の土が湿気を含み脆くなる為、この状態では支えとしての役割を果たせません。
職人は周囲の瓦を傷つけないよう慎重に作業を進めていました。
続いて、南蛮漆喰を使用して新しい土台を形成していきます。
南蛮漆喰は防水性と強度に優れているため、棟の耐久性を高めるには最適な素材です。
白く整えられた漆喰が一直線に施工されており、精度の高い作業が行われていることが分かります。
新しい土台が固まり始めると、棟瓦を元の位置にバランスよく並べ固定していきます。
一つひとつの角度を調整しながら設置することで、風の影響を受けにくい仕上がりが実現します。
最後に細部の調整を行い、棟取り直し工事が無事完了しました。
屋根塗装の工程では、まず下塗りを丁寧に行います。
写真でもローラーを使い、瓦の凹凸に沿ってしっかり塗り込んでいる様子が確認できます。
下塗りは塗膜の密着性を大きく左右するため、特に時間をかけて丁寧に作業しました。
ファインパーフェクトベストを用いた中塗り上塗り作業で、塗り重ねていきます。
まず、中塗りでは、上塗りと同色の塗料を使い、しっかりと色と厚みを重ねていきます。
ファインパーフェクトベストは、耐候性に優れた塗料のため、仕上がりの美しさも長期間保てます。
そして最後に上塗りを重ね、艶が美しい屋根へと仕上げていきます。
塗り終えた瓦は水を弾くように輝き、施工前と比べても格段に印象が変わっています。
今回の工事では、棟取り直しと屋根塗装を組み合わせることで、屋根全体の防水性と耐久性を高めることができました。
お客様からも「これで安心して過ごせます」と嬉しいお言葉をいただき、私たちも大変励みになっています。
屋根は普段目にしない部分だからこそ、定期的な点検と適切なメンテナンスが大切です。
同じような症状で気になる点があれば、街の屋根やさんまでお気軽にご相談ください。
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