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シーラーとフィラーの違いとは？塗装における「下塗り」の重要性！

一般的に住宅で行われる塗装工事は3回塗りが基本で、下塗り⇒中塗り⇒上塗りの順に行われます！
一方、下塗りに使用される塗料には「シーラー」「フィラー」などの種類があり、その違いについて迷われている方もいらっしゃるのではないでしょうか(・・?

この記事では、住宅塗装における下塗りの重要性をはじめ、その塗料の種類であるシーラーとフィラーの違いについて詳しくご紹介いたします。

塗装は3回塗りが基本！下塗りの重要性とは？

こちらは、松戸市松戸のお客様よりご依頼いただいた、外壁塗装における下塗りの様子です！

冒頭でもお伝えいたしました通り、屋根や外壁の住宅塗装は基本的に3回塗りが基本となります。
そうした中、1回目に行われる塗装は「下塗り」と呼ばれ、塗装の仕上がりにおいて以下の様な役割を担います！

①仕上げ塗装の密着度を向上

まず、下塗りの大きな役割として挙げられるのが、「仕上げ塗装の密着性を向上させること」です(^^♪
仕上げ塗装（中塗り・上塗り）の密着度を向上させることで、塗料本来の耐久性を発揮できるようにします！

②塗料の吸い込みを抑えて塗りムラを防ぐ

また、塗料の吸い込みを抑え、ムラを防ぐ効果にも期待できます。
特にモルタルやコンクリートの壁など多孔質な素材では、塗料を均一に塗るのが難しくなります。

しっかりと下塗りを施す事は塗りムラを抑えることに繋がり、綺麗な仕上がりとなります！

③塗布面の状態を整える

塗布面によってはひび割れが生じていたり、凹凸が大きいなど塗装に適さない状態にある場合があります。
下塗りは、そうした塗布面の状態を整えるためにも行われます！

特に、ひび割れが生じやすいモルタル外壁では、そうした下塗りの役割が非常に大きいです。

シーラーとフィラーの違い

それでは、下塗りにおいて使用される「シーラー」と「フィラー」にはどのような違いがるのでしょうか(・・?

シーラーとは？

シーラーは、塗装の下地と上塗り塗料を密着させるために使用する下塗り材です。
主に以下のような役割を持っています。

① 上塗り塗料の密着性向上
シーラーは下地と上塗り塗料の橋渡しをする接着剤のような役割を果たします。これにより、塗装が剥がれにくくなり、耐久性が向上します。

② 吸い込みムラの防止
劣化した外壁や多孔質の下地では、塗料がムラになりやすいです。シーラーを塗ることで塗料の吸い込みを抑え、均一な仕上がりになります。

シーラーは、上塗りの密着度やムラを抑える役割を持っています！

フィラーとは？

一方、フィラーは下地の凹凸を整えたり、ひび割れを埋めるために使用する下塗り材です。主な役割は以下の通りです。

① 下地の平滑化（目止め）
外壁の小さなひび割れや凹凸を埋めることで滑らかな下地を作ります。これにより、上塗り塗料の仕上がりが美しくなります。

② 高粘度で厚みを持たせる
フィラーはシーラーよりも粘度が高く、塗膜に厚みを持たせることができます。特にモルタル外壁などで、下地の凹凸が大きい場合に適しています。

フィラーは下地を整える役割を持っています！

シーラーとフィラーの使い分け

シーラー：
　下地と塗料をくっつける（接着剤）、吸い込み防止(下地補強)
フィラー：
　下地のデコボコを平らにする、ひび割れを埋める（下地調整）

シーラーとフィラーは、上記の様に役割や効果も大きく違います。
そのため、塗布面の状態によって使い分けることが非常に重要です。

また、最近では「微弾性フィラー」と呼ばれるシーラーとフィラーの機能を兼ね備えた下塗り材も登場しており、ヘアクラック（細かなひび割れ）が多いモルタル外壁などでよく使用されます。

まとめ

塗装メンテナンスにおいて基本となる３回塗りですが、その1回目となる下塗りは重要です。
塗布面の状態によってシーラーとフィラーを適切に使い分けることは非常に大切であり、塗装メンテナンスの成功を左右すると言っても過言ではありません。

街の屋根やさんは施工実績も豊富で、そうした塗料に関する知識もしっかりと持っております。
住宅の塗装メンテナンスをご検討されている方がおられましたら、ぜひお気軽にご相談ください(^^)/

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