屋根に降った雨水を防いでいる部材としては、スレートや瓦などの屋根材のイメージが強いですよね。
しかし、強風をともなうような激しい雨が降った際など、実は屋根材内部に雨水は浸水してしまいます(>_<)

じつは、そうした雨水が室内に流れてしまう事を防いでいるのが屋根の下地材であるルーフィング（防水紙）です(^^)/

この記事では屋根の重要部材であるルーフィングの特徴や種類、劣化症状まで詳しく解説いたします。

ルーフィング（防水紙）とは？

画像は船橋市習志野台で施工させていただいた「ルーフィング」です。

ルーフィングは「防水紙」とも呼ばれる屋根の下葺き材であり、屋根の構造部である「野地板」と「屋根材」の間に敷設される部材です。

屋根に降った雨水はそのほとんどが屋根材によって防がれますが、雨水を100％防げるわけではありません(>_<)
ルーフィングは屋根材内部に浸水した雨水が室内に流れてしまう事を防止し、雨漏り被害を防止する役割を担います(^^♪

ルーフィングの種類

ルーフィングの種類は大きく分けて2種類に分けられ、材質や耐久性が異なります。
現在、よく使用されているルーフィングの種類は以下の２つです。

アスファルトルーフィング

基材である紙・不織布にアスファルトを染み込ませて製造され、導入コストが抑えられる点がメリットです。
しかし、耐用年数は約15～20年前後と短く、後述する改質ゴムアスファルトと比較して耐久性には劣ります(>_<)

改質アスファルトルーフィング

通称、「ゴムアスルーフィング」とも呼ばれるルーフィングで、アスファルトルーフィングに合成ゴム・合成樹脂などを含有させた素材です。
アスファルトルーフィングと比較して導入コストは大きくなりますが、その分耐久性は優れ、耐用年数は約20年超とされています。

また、温度変化や追従性脳の高さも大きな魅力です！

ルーフィングの劣化が招く雨漏り被害

ルーフィングの劣化進行は、雨漏りに直結するリスクとなります(>_<)

一般的にルーフィングは劣化が進行する事で、破れ・穴あきなどの症状を発生させてしまいます。
そうした隙間からの浸水は雨漏り被害を招き、構造部の劣化や室内天井・クロスの雨染みに繋がります！

ルーフィングの寿命が尽きた場合、屋根葺き替え工事や屋根カバー工法などのリフォーム工事が必要です。
雨漏りを未然に防ぐためにも定期的に点検を行い、必要に応じてお早めにメンテナンスを行っていきましょうね(^^♪

まとめ

ルーフィングは屋根の重要部材であり、屋根からの雨漏りを未然に防ぐ要とも呼ばれる存在です！
しかし、その一方でルーフィングの著しい劣化は、雨漏り被害を招く大きなリスクとなります。

街の屋根やさんでは、ルーフィングのメンテナンスを行う事が出来る屋根カバー工法、屋根葺き替え工事の施工実績も豊富です。
点検・お見積もり・ご相談まで無料にてご対応させていただいておりますので、ぜひお気軽にご相談ください！