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実は雨漏りを起こしやすい!屋根の谷板金とはどこのこと?その役割とは?
「屋根の谷板金ってどこ?」
と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
谷板金は屋根に設置されている金属製の板ですが、様々なことが原因で雨漏りを引き起こしやすい箇所です。特に長年メンテナンスをしていないと、屋根の寿命が縮まる原因にもなってしまいます(>_<)
本記事では、谷板金の役割や雨漏りのリスク、そして効果的なメンテナンス方法を解説します!
屋根の「谷板金(たにばんきん)」とは、屋根の2つの面が交わる部分(谷)に設置される金属製の板のことを指します。
屋根の谷部分は、雨水が集中して流れるため、その排水をスムーズに行うための重要な役割を果たします。
谷板金は、主にガルバリウム鋼板や銅板、ステンレスなどの耐久性のある金属で作られています。
これにより、長期間の使用にも耐えられるよう設計されていますが、適切なメンテナンスを怠ると劣化しやすく、雨漏りの原因となることがあるんですね(>_<)
谷板金の主な役割は、屋根に降った雨水を効率よく排水することです。
屋根の形状によっては、複数の面が交差するため、そこに水が集中してしまいます。この水が屋根材の下に浸入しないようにするために、谷板金が設置されているんですね!(^^)/
屋根の谷部分に水が溜まるのを防ぎ、スムーズに軒先や雨樋へと流すことで、建物全体の耐久性を向上させます。
屋根材だけでは完全に水の侵入を防ぐことができないため、谷板金が補助的に防水の役割を担い、建物内部に水が入り込むのを防ぎます。
屋根の谷部分は雨水が集中しやすく、雨風の影響を受けやすいため、谷板金を設置することで屋根材の劣化を遅らせることができます。
谷板金は非常に重要な役割を果たす一方で、雨漏りを引き起こしやすい場所でもあります。
その主な原因として、以下のようなことが挙げられます。
谷板金は金属製のため、長期間使用していると…上の写真のように錆びたり腐食したりすることがあります。
特に、ガルバリウム鋼板や銅板でも、酸性雨や湿気の影響で劣化することがあり、穴が開いたり接合部が弱くなったりすると、そこから雨水が浸入してしまいます。
谷部分は雨水が集中する場所であるため、落ち葉やゴミが溜まりやすく、それが詰まると水が適切に流れなくなります。
すると、水が溜まってしまい、谷板金の継ぎ目や接合部から雨水が漏れ出す可能性があります。
谷板金の設置が不適切だった場合、接合部分に隙間ができたり、排水の流れが悪くなったりすることがあります。
また、屋根材との重なり部分が十分に確保されていないと、水が屋根の下に入り込んでしまい、雨漏りの原因になります。
台風や強風によって屋根が損傷した際に、谷板金が歪んだり外れたりすることがあります。
また、強い風で飛ばされた枝や瓦が谷板金に当たり、傷つくこともあります。
谷板金は定期的に点検・メンテナンスを行うことで、雨漏りのリスクを最小限に抑えることができます。
以下のような対策を取ることで、谷板金の寿命を延ばし、屋根の防水性能を維持することが可能ですよ!(^_^)/~
屋根の谷部分は目に見えにくい場所ですが、定期的に点検することで、劣化や損傷を早期に発見できます。
特に5年~10年ごとに専門業者に点検してもらうのが理想的です。
谷板金が錆びると耐久性が大きく低下するため、錆び止め塗装を行うことで耐久性を向上させることができます。
また、錆びに強いステンレス製やガルバリウム鋼板を使用すると、耐久性が高まります!
谷部分にゴミが溜まると雨水が適切に流れず、浸水や腐食の原因になります。定期的に掃除を行い、雨水がスムーズに流れるようにしておきましょう。
谷板金の接合部にはシーリング材(コーキング)が使用されていることが多いですが、時間が経つとひび割れたり剥がれたりします。
これを定期的に補修することで、隙間からの雨水の浸入を防げます。
谷板金は屋根の谷部分に設置され、雨水をスムーズに排水する重要な役割を果たしています。しかし、経年劣化や施工不良、ゴミの詰まりなどが原因で、雨漏りの発生しやすい箇所でもあります。
定期的な点検やメンテナンスを行うことで、谷板金の耐久性を維持し、雨漏りを未然に防ぐことができますよ!(^^)/
特に、10年以上経過した屋根は劣化が進んでいる可能性があるため、一度専門業者に点検してもらうことをおすすめします。適切なメンテナンスを行い、大切な住まいを雨漏りから守りましょう!
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