　屋根カバー工事はリフォームにおいて葺き替えよりも安価で行えることから、非常に人気の高い施工方法です(^▽^)/

　そこですっかり定番となった屋根材と言えば、ガルバリウム鋼板製の金属屋根材です。

　今回は屋根カバー工法にガルバリウム鋼板を使用するメリットを改めてご紹介しながら、工事前の屋根調査事例や足場の必要性などを確認してみたいと思います(*^^)v

屋根カバー工法にガルバリウム鋼板を使うメリット

　屋根リフォームを考えている方にとって、ガルバリウム鋼板を使用した屋根カバー工法は多くのメリットがあります。

屋根の耐久値が大幅にアップ

　まず一つ目は、屋根の耐久性を大幅に向上させることができる点です。

　ガルバリウム鋼板は金属屋根材でありながら錆びにくく、高耐久性が特徴となっていますΣ(･ω･ﾉ)ﾉ！
　寿命はなんと30年以上。

　そのため、多くのケースでこれまで使用していた屋根材よりも寿命を延ばすことができます。

　耐用年数が過ぎ、劣化が進んだスレート屋根やアスベストを含んだコロニアル屋根をリフォームする際には、ガルバリウム鋼板を使用することで長期間安心してご利用いただけます(^▽^)/

雨漏りリスクを減らせる

　さらに、屋根カバー工法では防水シートの新設によって雨漏りのリスクを大幅に軽減することができます(*^^)v

　屋根からの雨漏りは、基本的に防水シートの劣化が最終的な問題点となるため、それを防ぐためにはリフォームで新しい防水シートを設置することが何よりも重要になるのです(^▽^)/

　また、ガルバリウム鋼板はひび割れることがなく、縦葺きにすると屋根材の継ぎ目から雨水が浸入することは少なくなるという特徴があります。
　そのため、葺き方によって雨漏りリスクを大幅に減らすことができるのも魅力の一つですね(*^^)v

カバー工法が向いている屋根材は？

　屋根カバー工法は、スレート屋根などのフラットな屋根面へ施工することが可能です。
　逆に言えば瓦屋根はカバー工法が行えず、葺き替えが基本的なリフォーム手段となります。

　スレート屋根は軽量で、安価かつ高い耐久性も人気の要因でしたが、耐用年数が経過すると劣化が進み、雨漏りのリスクが高まります。
　このような場合には、ガルバリウム鋼板を使用した屋根カバー工法が適しています。

アスベストが含まれている場合

スレートの中にはアスベストを含んでいるものがまだ存在しています。

　アスベストが含まれているスレートの解体や処分には通常よりもコストが掛かる為、屋根から撤去する工程を省くことができるカバー工法を選択する方が多いのです(^▽^)/

　ただ、今後もずっと住み続けるのであれば、いつか「既存のアスベスト含有スレート」+「屋根カバー工法で葺いたガルバリウム鋼板」の2つ分の撤去・処分費が必要になりますので、予算に余裕があれば葺き替え工事もご検討ください。

　屋根工事では足場代金が大きな割合を占めます。
　相場ですと、総2階の戸建てで15万～25万円程の費用が必要になるとされています。
　
　ここからは屋根カバー工事についてお問い合わせを頂いた調査内容を元に、特別な足場が必要になる事例をご紹介したいと思います。

船橋市前原西でスレート屋根のカバー工事のご相談、急勾配における施工は屋根足場が必要です

　船橋市前原西で急勾配屋根のカバー工事についてご相談を頂き、現地調査にお伺いさせて頂きました。

　屋根は7～8寸ほどの勾配が有り、なかなかの角度です。

　この様な場合、点検時においても屋根に登って確認は困難です。

急勾配屋根の調査

　こちらがそのお客様の屋根の外観です。

　この形状となると、屋根メンテナンスの方法、さらには作業員の安全性も含めて考慮する必要が有ります。

　そして何よりも現状の確認も重要で、状態が許す様であれば葺き替え工事では無く、カバー工事が最良な方法となります。

最上階にルーフバルコニーが有り、頂上部は確認出来ました

　その屋根の現状がこちらです。

　色褪せや汚れの付着は有りますが、下地まで劣化している状況は認められません。

　ですので、屋根のカバー工事をご提案させて頂きますので、そのご説明させて頂きます。

スレート屋根の劣化症状

　屋根カバー工事は、急勾配の屋根にも適しています。

　急勾配の屋根は、雨水や雪が流れやすく、屋根材の劣化が早いという特徴があります。

　そのため、屋根カバー工法は、急勾配の屋根でも効果的に施工することができます。

　急勾配の屋根においても、屋根カバー工法は安定した耐久性を提供します。

　屋根カバーは、屋根の表面を保護し、劣化や破損を防ぐ役割を果たします。

　急勾配の屋根は、風や雨にさらされることが多いため、屋根材の劣化が早い傾向がありますが、屋根カバー工法によってその劣化を遅らせることができます。

棟板金の状況

　さらに、急勾配の屋根においても、屋根カバー工法は施工しやすい特徴があります。

　屋根カバーは、既存の屋根材の上に施工するため、屋根全体を取り外す必要がなく、比較的簡単に施工することができます。

　急勾配の屋根は作業が難しい場合もありますが、屋根カバー工法はそのような状況でも適切に施工することができます。

施工においては屋根足場が必要となります

　その作業を行う為に最低限必要な事柄として、屋根足場が挙げられます。

　通常作業においては足場掛けを行いますが、屋根にも足場を設置して作業員の安全性と効率化を担保し進めて行く施工となります。

　急勾配の屋根における屋根カバー工事は、屋根の保護や耐久性向上に効果的です。

　屋根材の劣化を防ぎ、屋根全体の美観を保つことができます。

　急勾配の屋根にお悩みの方は、屋根カバー工法を検討してみる価値があります。

　お問い合わせやご相談は、私たち街の屋根やさんにお任せください。