屋根調査の様子

　鎌ケ谷市東道野辺にて行ったスレート屋根の調査の様子をご紹介致します。「屋根材が割れているようなので点検してほしい。」と、お問い合わせをいただきました。私たち街の屋根やさんでは引き続き新型コロナウィルス対策を行っており、必ずマスク着用でお伺いさせていただいております。ソーシャルディスタンスを徹底し、お客様やスタッフの安全管理を徹底致します。

　　　

　屋根調査の様子です。梯子を使い屋根に上がると屋根の各所に割れている箇所を発見しました。屋根材のスレートは、以前は強度を保持するためにセメントにアスベストを含有していましたが、アスベストは健康被害を及ぼすため2000年以降使用が禁止されました。

　　　

　以前、行った屋根塗装工事の際に業者が割れている屋根材をコーキング材で補修し、塗装を行ったとの事ですが屋根材が2000年前後のノンアスベストの屋根材に切り替え時期の製品ですと、アスベストを抜いた分強度が低くなり塗装メンテナンスを行っても強度が保持できないのです。

屋根材の割れは雨漏りに繋がります

　屋根材は軒先から棟へと重ねて葺かれていますので、屋根材が割れてしまうと固定している釘が露出してしまいます。釘が露出してしまうと雨水が釘穴から浸入し、雨漏りの原因になってしまいます。塗装メンテナンスをしても割れてしまう屋根材は屋根葺き替え工事か屋根カバー工事が最適なメンテナンスになりますので、お客様に調査のご報告をし、塗装メンテナンス以外でのメンテナンスをご提案致しました。