スレート屋根の調査の様子

　柏市高柳にて行ったスレート屋根の調査の様子をご紹介致します。「屋根の色褪せが気になってきたので点検してほしい。」と、お問い合わせをいただきました。

　　　　

　スレート屋根は塗膜で保護されていますが、太陽光や紫外線、風雨や塵埃等の外的影響により徐々に剥がれてきてしまい防水性が低下してしまいます。塗膜が剥がれてくると屋根が色褪せてきますので塗り替えのサインになりますので定期的に確認するよう心掛けてください。



　調査を続けるとひび割れているスレートを発見しました。防水性が低下するとスレートは雨水を吸収し、膨張します。乾燥されると収縮する動きが生じますがその際に負荷が掛かり、膨張と収縮を繰り返すと負荷に耐えられなくなりひび割れや欠け、反り等の不具合が発生してしまいます。

棟板金の釘浮き

　　　　

　棟板金の釘が浮いています。棟板金は下地材の貫板に釘で固定されています。貫板は木製ですのでどうしても劣化してしまいます。貫板が劣化してしまうと釘が浮いてきてしまい、棟板金を固定する力が弱くなり飛散に繋がります。屋根の棟部分は風の影響を受けやすく台風などの強風や突風の被害に遭いやすい部分になりますので飛散してしまうと近隣の建物に被害を与えたり雨漏りに繋がりますので、お客様に調査のご報告をし、屋根全体のメンテナンスとして屋根カバー工事のご提案を致しました。

　私たち街の屋根やさんでは新型コロナウィルス対策を行っており、マスク着用でお伺いさせていただいております。ソーシャルディスタンスを徹底し、お客様やスタッフの安全管理を徹底致します。