2026.08.23

松戸市稔台在住のお客様より、「強風でスレート屋根の一部が破損したと思うので見てほしい」とご相談をいただきました。
屋根は普段目にしづらい場所だけに、割れや欠けが起きると「雨漏りにつながらないか」「また落ちてこないか」と不安が膨らみやすいものです。
現地で状況を確認したところ、使用されていたのはケイミューのアーバニーで、現在は廃盤となっている屋根材です。
今回、差し替え修理の現実性や築年数20年という背景も考慮し、長く安心して暮らせるメンテナンスとして屋根カバー工法をご提案し、工事をお任せいただく運びとなりました。
街の屋根やさんでは、屋根を中心に住まいの外装全体まで視野に入れ、安心につながる手順で進めていきます。





屋根は寄棟形状で、複数の屋根面が組み合わさった構造でした。
面の切り替わりが多い屋根は、雨水が集中しやすい箇所や風の影響を受けやすい部分があるため、全体の状態を把握しながら点検を進めることが重要です。
表面には経年による色褪せや塗膜の劣化が見られ、メンテナンス時期の目安となる状況でした。
下り棟(隅棟)付近で、スレートが抜けた痕跡が見られました。
アーバニーは意匠性の高いデザインが特徴ですが、形状由来でスリットに沿って割れが生じやすく、強風などの外力が加わると破損が顕在化しやすい屋根材です。
破損が一点に見えても、周辺のスレートに微細なひびが連鎖していることもあるため、慎重に見極める必要があります。
既存材が廃盤である点も踏まえると、部分補修だけで元通りにするのが難しい状況でした。
棟板金の固定釘が浮いている状態も確認できました。
棟板金は下地の貫板に留め付けて固定する仕組みのため、釘が浮くと板金の押さえが弱まり、強風時にあおられて飛散するリスクが高まります。
特に築年数が進むと、下地材に湿気の影響が出やすく、固定が効きにくくなるケースも少なくありません。
屋根材の破損とあわせて「風に弱くなっているサイン」が重なっていたため、再発防止の観点からも全体的な見直しが適していると判断しました。
屋根カバー工事では、まず既存の棟板金と貫板を撤去し、納まりの基準となる部分を整えていきました。
棟は屋根の頂部で雨風の影響を受けやすく、ここを確実にリセットしておくことで後工程の精度が上がります。
職人は屋根面のラインを揃えながら、次に入る部材が無理なく密着するよう段取りしていきました。
要所の作業が丁寧だと、仕上がりの見た目だけでなく、長期的な安心感にもつながります。
下地を整えたあとは、防水紙としてタディスセルフを敷設しました。
屋根カバー工法では、既存スレートの上に新しい防水層を形成するため、この工程が「雨水を最終的に止める層」として非常に重要になります。
面ごとの重なりやラインを意識して敷き進めることで、複雑な寄棟でも水の通り道を作りにくい納まりへ近づけられます。
作業が進むにつれて屋根全体が均一な防水層に覆われ、雨漏り対策の土台が整っていきました。
防水紙の上から、スーパーガルテクト(シェイドチャコール)を施工していきます。
金属屋根らしいシャープな平滑感が出て、屋根全体の印象が引き締まる色味でした。
スーパーガルテクトは断熱材一体型で、表面は遮熱塗装の焼付仕上げが採用されているため、性能面でも期待が持てる屋根材です。
屋根面ごとの通りを揃えながら施工することで、寄棟の多面体形状でも一体感のある納まりに整っていきました。
棟の下地には樹脂製の貫板を採用し、ビスで固定していきました。
従来の木製貫板に比べ、素材特性の違いを活かして長期安定を狙える点がメリットです。
棟は風の力を受けやすいので、下地の固定が甘いと板金の浮きやバタつきにつながりかねません。
職人が力のかかる方向を意識しながら留め付けることで、強風時の不安を軽減できる納まりとしました。
松戸市稔台のお住まいでは、強風をきっかけにスレートの破損が疑われ、調査の結果、廃盤屋根材で部分修理が難しいことや棟板金の釘浮きも確認できました。
そこで屋根カバー工法を採用し、タディスセルフで雨仕舞を強化したうえで、スーパーガルテクト(シェイドチャコール)へ更新しています。
施工後は落下リスクや風への不安が軽減され、見た目もすっきりと整い、安心してお過ごしいただける状態となりました。
強風後の違和感やスレートの割れ、棟板金の浮きが気になる方は、街の屋根やさんまでお気軽にご相談ください。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん千葉中央店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2026 街の屋根やさん All Rights Reserved.