2026.07.07
スタイリッシュでモダンな外観を演出できる屋根材として、多くの住まいで採用されているガルバリウム鋼板。耐久性やサビにくさに優れたとても心強い味方ですが、金属製だからこそ避けて通れないのが「へこみ」のお悩みです。大切な我が家の屋根にキズや凹みを見つけてしまうと、このままにしておいて良…

柏市大井にてドーマー付きスレート屋根からスーパーガルテクト屋根へカバー工法して雨漏り修理しました。
お客様より「天井に雨漏り跡のようなものができている。点検をお願いしたい」とのご相談頂いた事が工事のきっかけです。
天井に雨染みが出ると、原因が屋根なのか外壁なのか判断が難しく、不安が長引きやすいものです。
加えて、お住まいの屋根はドーマーを含む複雑な形状で、雨水が集まりやすい谷部もあるつくりでした。
築28年が経過し、スレートや棟板金の傷みが目立っていたため、今回は屋根カバー工事をご提案する流れとなりました。
街の屋根やさんでは、屋根を中心に住まいの外装全体まで見渡しながら、現状に合った修理方法を組み立てています。





室内の天井には、所々に薄茶色の雨染みが確認できました。
点状ではなく面で広がる印象があり、雨水が一度入り込んでから天井材に回った可能性があります。
こうした跡は「今は止まっているように見える」ことも多く、原因箇所の見極めが重要です。
まずは室内側の状況を押さえたうえで、屋根側の劣化具合と併せて考える段取りとしました。
スレート表面の色褪せや汚れの付着が進み、全体的に年数相応の傷みが見受けられました。
屋根面が一枚の大きな面ではなく、勾配や取り合いが複数ある形状のため、排水の流れが集中する箇所が生まれやすい点も気になるところです。
屋根は「平らに見えても水が走る道」があり、弱点が重なると雨漏りに直結します。
現状から、塗装での延命よりも防水層を更新できる「屋根カバー工法」が現実的だと判断しました。
棟周りには錆びが出ており、金属部材の防水性能が落ち始めている状態でした。
棟板金は風の影響を受けやすく、固定の緩みや劣化が進むと隙間が生まれやすい部位です。
さらに、屋根形状の切り替わり部には谷が通っており、雨水が集まる構造上、負担が大きくなります。
こうした条件が揃うと、見えにくい場所から水が回って室内に染みとして現れやすいため、対策の優先度が高いポイントとして共有しました。
屋根カバー工法は、まず既存の屋根材(棟板金、貫板、雪止め金具等)を解体して屋根面をできるだけ素直な形に整える必要があります。
棟周辺の部材を外していくと、長年の風雨で汚れが溜まりやすいラインが現れ、雨水の通り道が想像しやすくなりました。
職人は屋根面を傷めないよう、手順を区切りながら部材をまとめていきます。
作業中も足元の安定を確保し、次工程の防水紙が密着しやすい状態へ持っていきました。
屋根全体には防水紙として、改質アスファルトルーフィングを敷設しました。
下葺き材(防水紙)は、屋根材の下で長期間働くため、耐久性と防水性のバランスが要となります。
シートは重ね代を確保しながら、屋根面に沿ってまっすぐ伸ばしていき、しわや浮きが出ないよう丁寧に押さえ込みました。
屋根が仕上がると見えなくなる部分だからこそ、現場の空気が引き締まり、お客様にも安心していただける工程です。
ルーフィングの上から、新しい屋根材としてアイジー工業のスーパーガルテクトを葺いていきました。
金属屋根材は軽量なため、既存屋根の上に重ねるカバー工法と相性が良く、建物への負担を抑えやすい点がメリットです。
葺き作業は軒先から上へと順に進め、ラインが乱れないよう位置を揃えながら固定していきます。
仕上がりが一気に引き締まり、屋根全体が落ち着いた印象へ変わっていきました。
棟部には新しい下地材として貫板(木材)を設置し、棟板金の土台をつくりました。
棟は風雨の影響を受けやすい頂部のため、ここが安定すると屋根全体の安心感がぐっと高まります。
木材が「真っ直ぐ通っているか・浮きが無いか」を確認しながら据え付けることで、上に載る板金の納まりも良くなります。
現場では細かな段差やクセを読み、無理のない形で収めていくのが職人の工夫どころでした。
最後に棟板金を取り付け、頂部をしっかりと覆って仕上げました。
固定にはステンレス製のビスを用い、ねじ込みで保持力を確保する方針です。
釘に比べて抜けにくく、経年で緩みが出にくい点は、長い目で見た再発防止にもつながります。
また、板金同士の繋ぎ目にはコーキング(シーリング)処理を施して防水加工しています。
シンプルな工程に見えて、屋根の「終点」をきれいに締める大切な作業となりました。
柏市大井のドーマー付きスレート屋根に対し、スーパーガルテクトによる屋根カバー工事を実施しました。
完工後、雨漏りの原因になりやすい防水層を刷新し、屋根全体の保護性能を高められました。
あわせて、棟まわりの傷みや錆びが目立っていた状態から、落ち着きのある外観へ整い、住まいの印象も引き締まっています。
お客様からも、天井の不安が解消され「これで雨の日も気にならない」といった安心のお声を頂きました。
天井の雨染みや屋根の色褪せ、棟板金の劣化が気になったら、街の屋根やさんまでお気軽にご相談ください。
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