2026.02.18
「天窓のまわりからポタポタと水が落ちてくる」「天井にシミが広がっている」このような症状が見られたら、天窓からの雨漏りを疑う必要があります。天窓は採光や通風に優れた設備ですが、屋根に開口部を設ける構造上、どうしても雨水トラブルが起こりやすい箇所でもあります。被害を最小限に抑えるため…

船橋市前原西A様邸にて、天窓(トップライト)付近からの雨漏りが発生したため、天窓撤去工事とスレート屋根の部分葺き替え(約10㎡)を実施しました。
A様(お客様)から「新築時から付いている天窓のあたりから雨漏りするので一度見てほしい」とご相談をいただき、無料点検調査で伺いました。
強い雨のときに漏れるようになり、最近は弱い雨でも症状が出るとの事で、早めの対処が安心につながる状況です。
お住まいは築20年ほどで、これまで大掛かりなお手入れはしていないと伺い、経年による部材の弱りも視野に入れて確認を進めました。
点検の結果、スレート自体に決定的な破損は見受けられず、天窓まわりが主因と想定できたため、A様のご意向に沿って天窓を撤去して雨漏り解消を図る内容で工事を進めることになりました。
街の屋根やさんでは屋根を中心に外装全体まで見渡し、必要な範囲に絞った工事提案も大切にしています。





室内側から天窓を見上げると、枠まわりに雨水の影響が出ている可能性を疑う状況でした。
雨漏りは「入口」と「出口」が離れていることもありますが、開口部がある場合はまず周辺を丁寧に疑います。
天窓は採光に優れる一方で、屋根に穴を開けて納める構造上、経年でわずかな隙間が生じるだけでもリスクが高まりがちです。
A様(お客様)も「最近頻度が増えた気がする」と不安を口にされ、原因をはっきりさせたい様子が伝わってきました。
屋根上では、スレート面の中に天窓が納まっており、周囲には板金や防水処理が施されていました。
スレートは全体として経年の色あせや汚れが見られるものの、割れなどの決定的な不具合が目立つ状態ではありません。
屋根の勾配や天窓の位置関係から、雨水が集まりやすい方向ができることもある為、開口部周辺の納まりが重要になります。
建物まわりは住宅や建物が近く、風の巻き込みが起きやすい環境では、雨が横から当たることで症状が出やすくなるケースも想定されます。
天窓のガラス面と枠の取り合い、特に下端側の納まりを中心に状態を確認しました。
天窓は上から下へ水が流れる為、下端側の排水・防水が弱ると、内部へ回り込むきっかけになります。
枠まわりは金物とシーリング・パッキンなど複数の部材で防水を担うため、どこか一部の劣化でも漏水に直結しがちです。
A様から「修理で済むなら…」というお気持ちも伺いましたが、再発リスクまで含めた判断が必要な箇所だと共有しました。
工事ではまず、天窓の周囲から上側にかけて既存スレートを撤去しました。
部分葺き替えは範囲を見誤ると継ぎ目が増え、かえって弱点を作るため、必要十分な面積で計画することが大切です。
職人はスレートの重なり方向を崩さないように順序立てて外し、屋根面を荒らし過ぎないよう手早く進めていました。
必要箇所に絞った工事でも、屋根上での動線が整うと作業の精度が上がり、仕上がりの安心感につながります。
天窓の下端側を開けていくと、木部が大きく傷んでいる状態が確認できました。
表面上は納まって見えても、内部に水が回る期間が長いほど木下地は脆くなり、固定力も落ちてしまいます。
雨漏りが「強い雨のときだけ」から「弱い雨でも」に変化していた点とも整合し、劣化が進行していた印象です。
見えない部分まで確認できたことで、A様にとっても原因がはっきりし、工事方針への納得感が高まったご様子でした。
天窓本体を撤去したのち、開口部は構造用合板で塞ぎ、屋根として一体化させる工程に移りました。
屋根に突起や段差が残ると雨仕舞が難しくなるため、周囲の面とフラットにつながるよう納めることが肝になります。
現場では合板の取り合いを丁寧に合わせ、固定と納まりを整えながら次工程に備えました。
天窓そのものが無くなることで、将来的なパッキン劣化や枠まわりのメンテナンス負担も減り、A様の「雨漏りを完全に解消したい」というお気持ちに沿った形となります。
下地調整後、防水紙(ルーフィング)を屋根面に敷設し、雨水が入り込んでも軒先側へ流して排出できる下準備を行いました。
部分施工では既存部との取り合いが要になるため、重ね方向や端部の納まりが雨仕舞の決め手になります。
職人が材料のクセや張り具合を見ながら、シワや浮きが出にくいよう整えていく様子は、現場ならではの頼もしさがありました。
屋根の弱点になりやすい開口部が消え、防水層が連続する状態を作れたことで、安心材料が一つ増えたと言えます。
屋根材は既存スレートと同系統のケイミュー「コロニアルクァッド」を採用し、部分葺き替えでも違和感が出にくい構成で復旧しました。
規格が合う材料を選べると、既存屋根との重なりや納まりが自然になり、雨水の流れも作りやすくなります。
施工では葺き方向と固定位置を守りながら、既存側とのラインが乱れないよう調整し、屋根面としての連続性を整えました。
新旧で色味の差は出ますが、機能面に影響はなく、むしろ補修範囲が明確に分かることで点検もしやすくなります。
最後に屋根面全体の納まりを確認し、段差やズレが出ていないかを点検して工事完了となりました。
部分葺き替えは「直したところ」だけでなく、その周辺のつながりが重要で、雨水の通り道をイメージしながら確認するのがポイントです。
天窓が撤去され、屋根面がシンプルになることで、風雨の影響を受けにくい状態へ近づきました。
船橋市前原西のA様邸では、天窓まわりの劣化が疑われる雨漏りに対し、天窓撤去+スレート屋根の部分葺き替え(約10㎡)で根本的な解消を目指しました。
撤去後は開口部を合板で閉鎖し、防水紙とコロニアルクァッドで屋根面を一体化させたことで、雨水が入り込みやすい弱点そのものを減らせた点が大きな成果です。
A様からも「これで強い雨の日の不安が減る」とのお声をいただき、原因の見える化と対策の方向性が安心につながったようでした。
天窓や屋根の雨漏りは進行すると下地を傷めやすいため、気になる症状があれば街の屋根やさんまでお気軽にご相談ください。
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