2026.05.21
屋根リフォームで近年主流となっている「屋根カバー工法(重ね葺き)」。既存の屋根を活かして新しい屋根を被せるこの工法は、なぜ選ばれているのでしょうか?この記事では、カバー工法と葺き替え工事の決定的な違いから、30坪程度の住宅における費用相場までを解説します。 屋根カバー工事とは 屋…

千葉市中央区生実町にて雨漏りしたスレート屋根にタフビーム333を採用した屋根カバー工事を実施しました。
お客様より「1階と2階の軒先で雨漏りが発生してどうにも対処できない状態になった」とのご相談頂いた事が工事のきっかけです。
室内の天井板を外して確認すると、目透かし天井の内部に濡れ跡が残っており、お客様も相当ご心配のご様子でした。
スレート屋根自体に大きな破損は見当たらなかったため、原因がわからず不安が募っていたとのことです。
また、築30年が経過し、防水紙の劣化も考えられたため、早急なメンテナンスをご希望されました。
そこで、今回、タフビーム333を採用した屋根カバー工事をご提案し、工事する運びとなりました。





天井板を外すと、内部の木材とベニヤが広範囲にわたり湿っており、雨水が一定期間にわたり浸入している状況でした。
構造材の表面にシミが広がっているため、防水紙の劣化が進んでいる可能性が高いです。
お客様も内部の状態を直接目にされ、早めの対策が必要だと強く感じられたご様子でした。
屋根全体を確認すると、スレート表面の色あせが進んでおり、経年劣化が目立っていました。
大きな割れや欠損こそ無いものの、塗膜はすっかり摩耗し、撥水性が落ちている印象です。
勾配が緩いため水が流れにくく、雨水が滞留しやすい状況が見受けられました。
部分的に表面の素材が削れ、防水性能が弱まっている箇所がありました。
屋根材そのものは問題なくても、緩勾配による毛細管現象で水が吸い上げられると、内部へ侵入するリスクが高まります。
防水紙が築年数相応に劣化している点を踏まえると、屋根カバー工事が最適と判断しました。
棟板金を留めている釘が浮き上がっており、固定力が弱まっていました。
強風時にバタつきが起きやすく、その隙間から水が回り込む懸念もあります。
大きな破損はありませんが、メンテナンス時期としては妥当なタイミングでした。
まずは棟板金を取り外し、中の貫板の状態を確認しました。
木材の一部に湿りが見られ、長年の雨水の影響が蓄積している印象です。
職人も慎重に取り外し作業を進め、下地の状況をしっかり把握しながら次の工程へ移りました。
防水性能を高めるため、粘着式ルーフィングを全面に敷き詰めていきます。
軒先から棟へ向かって重ねながら貼り上げることで水の逆流を防ぎ、緩勾配の屋根でも安心できる防水層を形成しました。
カスタムライトを使用し、密着性の高さが現場でも好評でした。
防水層が整った後、屋根材「タフビーム333」を葺き始めます。
シンプルでフラットな形状が美しく、かん合構造によって毛細管現象の影響を受けにくい点が大きなメリットです。
職人が一枚ずつ丁寧にジョイントを踏み込み、確実に固定していきました。
棟包みを取り付ける前に、貫板を樹脂製のタフモックへ交換します。
木材と違い吸水しないため、腐食の心配が少なく耐久性も高い部材です。
ビスでしっかり固定し、長期的に安心できる下地が整いました。
最後に棟包みをステンレスビスで留めていきます。
錆びにくい素材のため耐久性も高く、仕上がりもすっきりと整いました。
継ぎ目にはシーリング処理を施し、雨水の侵入を徹底的に防ぐ構造としています。
施工後の屋根は美しく均一で、お客様も大変喜ばれていました。
今回の工事により、長年悩まされていた雨漏りが無事解消し、屋根全体が新たに生まれ変わりました。
緩勾配の屋根でも安心して使用できるタフビーム333の性能が存分に活かされた施工となりました。
お客様からも「これで雨の日も安心して過ごせる」と嬉しいお言葉をいただき、私達も光栄に思います。
もし同じように雨漏りや屋根の劣化でお困りの場合は、街の屋根やさんまでお気軽にご相談ください。
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