2026.05.12
「葺き替え工事って、具体的にどんな作業をするの?」屋根のリフォームを検討する際、最も大がかりで、かつ最も信頼性が高い方法が「葺き替え(ふきかえ)」です。表面を塗って綺麗にする塗装や、古い屋根の上に重ねるカバー工法とは異なり、屋根を一度「リセット」する作業と言えます。今回は屋根葺き…

船橋市芝山にて、築20年の経年劣化したセキスイ瓦Uからスタンビー(縦葺き屋根)に葺き替え工事しました。
お客様より「屋根の劣化が気になるので一度見てほしい」とのご相談頂いた事が工事のきっかけです。
以前から塗膜の剝がれが目立ち、年々状態が悪化していると感じていたそうです。
現地の状況としてはセキスイ瓦Uで、ノンアスベスト材特有の脆さが進行し、踏み込むだけで割れる可能性があるほど弱っていました。
部分施工では根本的な解決につながらないため、屋根材を一新する葺き替えをご希望されました。





全体的に塗膜が剝がれ落ち、白く素地が露出した箇所が多数見られました。
表面は乾燥して脆く、風雨が重なるとさらに剝がれが進む状態です。
経年劣化の典型的な症状が広がり、お客様が違和感を覚えたのも納得できる状況でした。
棟瓦が崩れ落ち、形が保てなくなっている部分も確認されました。
瓦の破片が散らばり、土台の木材は浮きや腐食が進んでいます。
下地を固定する力が弱まり、さらに破損が広がる前に対策する必要があります。
めくれた瓦の下には野地板が露出し、防水紙が破れている箇所も見受けられました。
全面的な雨漏りは起きていないものの、このまま放置すると浸水リスクが高い状態です。
屋根材本体の劣化が激しいため、やはり葺き替えが最適と判断されました。
足場を組み、安全を確保した上で工事がスタートします。
全てのセキスイ瓦Uを撤去すると、劣化部分の汚れや細かな破片が広がっており、職人が丁寧に清掃して屋根面を整えました。
古い素材の扱いには細心の注意が必要で、手際よく作業を進めていきます。
下地調整を済ませた後、防水性能の要となるルーフィングシートを敷き詰めました。
均一に貼ることで、どの方向からの雨にも対応できる強固な防水層が形成されます。
勾配が緩めの屋根では特にルーフィングの施工精度が重要です。
軒先やケラバ部分に板金のスターターを取り付けた後、屋根材スタンビー本体を葺いていきます。
縦方向に伸びる一枚の形状が特徴で、篏合式のため継ぎ目からの浸水リスクを抑えられます。
広い屋根でも変形なく納まり、仕上がっていく過程はとても滑らかで、確かな技術を感じられました。
棟部分は雨水が集まりやすいため、板金を立ち上げて吹込み防止の処理を行います。
直角に折り曲げる繊細な作業は、まさに職人の経験が生きる匠の技です。
スポンジ状の面戸材を合わせることで密閉性が高まり、その上に新しい貫板をしっかりと固定しました。
最後に棟板金を取り付け、屋根全体の納まりを完成させます。
ステンレス製ビスを使用し、錆による劣化を防ぐ工夫を施しました。
端部の重なりや縦葺きのラインが美しく整い、見た目にも機能にも優れた仕上がりとなっています。
セキスイ瓦Uからスタンビーへの葺き替えにより、屋根全体が生まれ変わりました。
弱っていた瓦の心配がなくなり、雨漏りリスクの低い構造となっています。
縦葺きならではのスッキリとしたラインも魅力で、建物が引き締まった印象になりました。
同じように屋根の劣化でお困りの方は、街の屋根やさんへお気軽にご相談ください。
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