2026.04.15
屋根材の下に隠れて見えない「野地板」。リフォームの際、ついつい表面の瓦や金属屋根にばかり目が行きがちですが、実は屋根の寿命を左右するのは、この土台部分の状態です。野地板が腐食しているのに放置してしまえば、どんなに高級な屋根材を載せても数年でトラブルが発生しかねません。今回は野地板…

今回、千葉市中央区大巌寺町にて経年劣化した金属瓦棒屋根にガルバリウム鋼板を用いた葺き替え工事を施工しました。
お客様から「築20年以上が経ち、屋根の状態が気になってきたので一度見てほしい」とのご相談頂いた事が工事のきっかけです。
場所は2階ベランダの下に設置された金属瓦棒屋根で、普段は見上げても細かな損傷が分かりにくい位置にありました。
ベランダの構造上、一般的なカバー工法では支柱との干渉が起きてしまいます。
そのため、既存屋根を撤去して新たなガルバリウム鋼板を同じ形状に加工する葺き替え工事をご提案したところ、正式にご依頼くださいました。





屋根全体は縦方向に長く延びる瓦棒屋根で、緩やかな勾配が特徴的な造りです。
日当たりが良く、長年の紫外線や風雨の影響を受け続けてきたことがわかる状態でした。
普段はベランダ床として使われているため意識されることは少ない場所ですが、こうしたスペースにこそ定期的な点検が必要です。
屋根の各所には広がり始めた錆が複数確認でき、特に端部に近いほど腐食が進んでいました。
金属屋根では初期の錆であれば補修も可能です。
しかし、ここまでくると防水性能に影響が出る可能性が高く、雨漏りを引き起こす前に対応することが肝心です。
お客様も「こんなにも進んでいたとは思わなかった」と驚かれており、改めて点検の大切さを実感されていました。
部分的には穴あきが見られ、雨水が浸入してもおかしくないほど損傷が進んでいました。
金属が腐食して薄くなり、わずかな力でも破れやすい状態です。
踏み抜きの危険がある箇所に注意しながら慎重に調査を進めました。
屋根の寿命としても限界が近いサインのひとつであり、葺き替えが最適な選択であると確信できる状況でした。
まずは古い瓦棒屋根をすべて取り外し、下地の状態を確認する工程を行いました。
職人が傷みや浮きの有無を丁寧にチェックし、必要な部分のみ補修を施して次の作業へ進みました。
この段階でしっかりと見極めることで、後の防水性能にも大きく影響するため重要なポイントです。
下地が整ったら、新しい防水紙「Pカラー」を全面に張り込みました。
防水紙(ルーフィング)は屋根内部への水の侵入を食い止める最終ラインとなるため、丁寧な施工が欠かせません。
重ね幅や立ち上がり部分の処理も綿密に行い、見えない場所こそ確実に仕上げる姿勢に職人のこだわりが現れていました。
次に、ガルバリウム鋼板を固定するための垂木を新しく取り付けていきました。
均一な間隔で配置し、屋根材の耐久性と仕上がりの美しさの両方を守る大事な役割をもつ工程です。
細かな調整を繰り返しながら進めることで、後の施工がスムーズになり、仕上がりにも差が出る部分です。
新しい屋根材となるガルバリウム鋼板を葺き始めると、一気に明るい印象に生まれ変わっていきます。
加工した鋼板を一枚ずつ丁寧に組み合わせ、瓦棒屋根ならではの立体的なラインが整っていきました。
お客様にも「しっかりした素材で安心できる」と大変喜んでいただけました。
最後に、垂木上部に取り付ける専用の板金を加工し、屋根材との接合部分を美しく納めていきました。
雨仕舞いにも関わるため慎重な作業が求められ、形状に合わせた微調整を行いながら丁寧に取り付けます。
仕上がった屋根は清潔感のある明るさを取り戻し、見た目にも機能面にも満足いただける状態になりました。
屋根葺き替え工事により、傷みが進んでいた金属瓦棒屋根は耐久性と防水性をしっかり取り戻し、安心して過ごせる状態へと生まれ変わりました。
今回、ベランダ下という特殊な条件でも柔軟に施工できるよう工夫を重ねています。
仕上がりをご覧になったお客様からは「これで心配せずに過ごせる」と嬉しいお言葉を頂きました。
屋根の状態は普段見えない部分だからこそ、気付いたときの早めの点検が大切です。
同じような屋根のことでお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
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