2026.04.12
瓦屋根に使われている漆喰は、見た目を整えるだけでなく、屋根内部への雨水侵入を防ぐ大切な役割を担っています。しかし、漆喰は経年とともに劣化していくため、定期的なメンテナンスが欠かせません。「どのタイミングで補修すべきか分からない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。今回は漆喰の…

習志野市藤崎のアパートにて破損した棟瓦に取り直し工事を施工しました。
オーナー様より「建物が築25年を迎えてそろそろ屋根を点検した方が良いかもしれない」とのご相談頂いた事が工事のきっかけです。
実際に棟瓦の崩れが進んでいたことから、早めに調査をご依頼いただけたことで、大きな被害は避けられました。
雨漏りへとつながる恐れがあったため、棟瓦の取り直し工事が最適な修繕方法と判断し、安心して住み続けられる屋根へと補修を進めました。





棟部分の瓦が部分的に外れ、内部の漆喰が露出しています。
漆喰は乾燥と経年劣化によってひびが入り、雨水に触れ続けることで脆くなっていました。
棟瓦がしっかりと支えられていないため、周囲の瓦にも負担がかかり、割れが数枚発生しています。
瓦屋根の最上部がこのような状態になると、強風時に雨水が吹き込みやすくなるため、早急な対処が欠かせません。
棟瓦を固定している漆喰の劣化は深刻で、内部の木材下地まで見えている箇所がありました。
漆喰が崩れ落ちると棟瓦の固定力が弱まり、わずかな揺れでも動くようになってしまいます。
下地が雨水に触れ続けると腐食が進み、さらに大きな修繕が必要になるケースもあるため、今回のタイミングでご相談いただけたことは不幸中の幸いです。
棟瓦を留めるための釘が複数本浮き上がっており、既に固定としての役割を果たせていない状況でした。
釘の浮きは強風や熱膨張収縮などによって徐々に発生しますが、その隙間から雨水が浸入することで下地の傷みが加速します。
浮いた釘が目立つ状態は、棟全体の安定性が失われ始めているサインともいえます。
少し怖さを感じるほどの劣化でしたが、適切な施工で十分に回復できる範囲です。
まず既存の棟瓦を順に取り外し、古い漆喰と傷んだ垂木を撤去していきます。
棟の構造がむき出しになる工程は、職人の丁寧な作業が光る場面でもあり、慎重さが求められます。
長年屋根を支えていた材料を取り除くことで、これから新しく生まれ変わる準備が整いました。
撤去後は新しい垂木を設置し、棟の芯となる部分をしっかりと補強します。
腐食していた古い材と比べると、安定感は格段に向上しており、これからの耐風性にも大きく寄与します。
お住まいを支える基礎を整える作業だけに、職人も力の入る工程でした。
下地が整ったら、南蛮漆喰を山状に塗り込み棟瓦がしっかりと固定される土台をつくります。
使用した南蛮漆喰は不凍液や防水剤が含まれているため、耐久性と防水性能に優れた素材です。
均一に仕上げるため、コテの角度や押さえ方にも気を配りながら作業が進み、職人の経験がよく表れる工程となりました。
漆喰が整った後は棟瓦をひとつずつ丁寧に戻し、ゴムパッキン付きのステンレスビスで固定していきます。
釘に比べてビスの方が固定力が安定し、緩みにくい特徴があります。
締め付け過ぎると瓦を傷めるため、工具の感触を確かめながら慎重に施工を進めました。
最後に全体の水平や並びを確認し、棟が美しく整った状態となりました。
すべてのビスがしっかり効いているかを職人同士で確認し合いながら仕上げを行います。
細かな部分まで見逃さない姿勢は、住まいの安全に直結する大切な工程です。
割れていた瓦の差し替えも終え、アパート全体が安心して過ごせる屋根へと生まれ変わりました。
今回の棟瓦取り直し工事により、崩れや釘浮きによる雨漏りリスクをしっかりと解消できました。
オーナー様にも「これで安心して入居者に過ごしてもらえる」と喜んでいただけ、私たちもお力になれたことを嬉しく思います。
棟部分の不具合は放置すると大きな被害につながりやすいため、早期点検がとても大切です。
住まいのことで気になる点がございましたら、街の屋根やさんまでお気軽にご相談ください。
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