2026.04.12
瓦屋根に使われている漆喰は、見た目を整えるだけでなく、屋根内部への雨水侵入を防ぐ大切な役割を担っています。しかし、漆喰は経年とともに劣化していくため、定期的なメンテナンスが欠かせません。「どのタイミングで補修すべきか分からない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。今回は漆喰の…

柏市つくしが丘にお住まいのH様邸にて行った棟取り直し工事の様子をご紹介いたします。
H様は以前から瓦屋根の経年劣化を気にされており、特に棟まわりの状態を改善したいとの思いが強かったようです。
とはいえ、全面的な葺き替えまでは考えていなかったため、必要箇所のみを手際よく直せるかどうかを知りたいとご相談くださいました。
現地調査を行うと隅棟の漆喰が剥がれており、葺き土の露出やのし瓦のズレが見られました。
大棟は特に不具合はありませんでしたので隅棟のみの棟取り直し工事をご提案したところ工事のご依頼をいただきました。





瓦屋根には、屋根の頂点部分にあたる「大棟」と、屋根の端から斜めに伸びる「隅棟」があります。
これらの部分は屋根の構造上とても重要で、瓦屋根の雨仕舞いを担う重要な役割を持っています。
大棟や隅棟は、のし瓦や冠瓦を重ねて積み上げ、内部には葺き土や漆喰を使用して固定されています。
しかし、長年の風雨や温度変化の影響により、漆喰の剥がれや土の劣化が発生し、瓦のズレや落下につながることがあります。
屋根の安全性を維持するためには、こうした部分の定期的な点検と補修が大切です。
今回の屋根点検では、棟部分の漆喰が剥がれて屋根の上に落ちている状態が確認されました。
漆喰は棟の内部にある葺き土を保護する役割があります。
そのため、漆喰が剥がれてしまうと内部の土が露出し、雨水が浸入しやすくなります。
さらに調査を進めると、棟の内部の土が露出している箇所も見つかりました。
これは漆喰が劣化しているサインであり、そのまま放置すると棟全体の強度が低下する恐れがあります。
また、のし瓦のズレも確認されました。
瓦がズレると隙間から雨水が入り込み、屋根内部にダメージを与える原因となります。
隅棟の冠瓦にもズレが見られました。
棟のズレは強風や地震の影響でも発生することがあるため、早めの補修が重要です。
今回の屋根では、部分補修ではなく棟取り直し工事による根本的な修復を行うことになりました。
棟取り直し工事とは、既存の棟を一度解体し、内部の土台から作り直す工事です。
まずは既存の棟を解体し、古くなった葺き土を取り除いていきます。
棟の内部の土は、長年の雨水や乾燥により崩れやすくなっていることが多く、瓦の固定力が弱くなっているケースがよく見られます。
そのため、棟取り直しでは内部の状態を確認しながら新しい土台を形成していくことが重要です。
棟を解体した後は、新しく漆喰を使用して棟の土台を形成します。
漆喰は瓦屋根の棟工事に欠かせない材料であり、防水性と耐久性を確保する重要な役割を持っています。
漆喰をしっかりと施工することで、棟の内部に雨水が侵入するのを防ぐことができます。
土台が整ったら、のし瓦を積み上げて棟を形成していきます。
最後に冠瓦を設置することで、瓦屋根の棟の形状が完成します。
また、棟瓦は銅線でしっかりと固定し、瓦同士の接合部にはコーキング処理を施して耐久性を高めます。
こうした施工によって、大棟や隅棟のズレを防ぎ、屋根の耐久性を向上させることができます。
全ての施工が完了した後、屋根の上を清掃し工事完了となりました。
棟取り直し工事を行ったことで、瓦屋根の棟と隅棟の強度が回復し、安心して住み続けられる状態になりました。
瓦屋根は耐久性の高い屋根材ですが、棟部分の漆喰は経年劣化が避けられません。
特に次のような症状が見られる場合は注意が必要です。
・屋根の上に漆喰の破片が落ちている
・棟の隙間から土が見える
・棟瓦やのし瓦がズレている
これらは棟取り直し工事が必要になるサインである可能性があります。
今回、行った隅棟の棟取り直し工事の費用につきましては税込470,000円(足場含む)になります。
屋根専門業者である「街の屋根やさん」では、瓦屋根の点検から棟取り直し工事まで丁寧に対応しています。
柏市つくしが丘周辺で瓦屋根のメンテナンスをご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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