2026.03.03
「屋根の漆喰が剥がれています」と言われ、不安を感じた経験はありませんか。普段は見えない部分だからこそ、突然の指摘に戸惑われる方も多いでしょう。ここでは、漆喰の役割や剥がれた際のリスク、適切な対応方法について解説いたします。 「屋根の漆喰が剥がれた」とはどんな状況を指すのか まず、…

柏市中新宿にて漆喰が崩れた築30年お住まいに棟瓦取り直し工事してメンテナンスしました。
お客様から「崩れた部分だけ直したいけれど、他の箇所も傷んでいないか心配」とのご相談頂いた事が工事のきっかけです
築30年以上ということで、これまで大きなトラブルはなかったものの、漆喰の剥がれや瓦のズレが進んでいても気づきにくい点が不安につながっていたようです。
棟部分は住宅の頂部に位置し、ご自身で確認しづらいこともあり、プロに依頼して全体の状態を見てほしいとのご要望もありました。
長く大切に住まわれてきたお住まいだからこそ、安心して梅雨を迎えられるようにしたいというお気持ちが伝わってきました。
棟部分は雨水の影響を受けやすく、経年による漆喰の劣化や瓦の緩みが起きやすいポイントでもあるため、丁寧な取り直し工事が重要となる箇所です。
今回は崩れた棟瓦を一度解体し、新しい南蛮漆喰を用いて強固に積み直す施工を行いました。





調査時に確認したところ、棟瓦の横方向にズレが見られ、固定を担う漆喰が剥がれ落ちている部分もありました。
瓦下の漆喰が所々露出し、内部の土台が弱っている様子が明確で、風の影響を受けやすい構造になっています。
この状態では、台風時の揺れでさらに崩れる可能性がありました。
別の箇所では、棟瓦の下にある熨斗瓦との間に大きな隙間が生じ、内部の漆喰が欠け落ちている様子が確認できました。
瓦を留める銅線は残っているものの、漆喰が劣化している為、固定力が低下しており、風雨の侵入を許しやすい状態です。
瓦屋根全体は比較的に綺麗でしたが、棟部のみ顕著な劣化が進んでいた点が特徴的です。
隅棟部分では、漆喰が大きく割れ、内部の詰め物が露出していました。
棟の端部は特に負荷がかかりやすいため、経年劣化が一気に表面化した状態です。
瓦同士のかみ合わせが弱くなっており、早期の修理が不可欠と判断されました。
まずは崩れていた棟瓦と隅棟瓦を丁寧に取り外しました。
棟のラインに沿って瓦を順番に外し、内部の古い漆喰を撤去していきます。
解体の際は瓦を傷つけないよう慎重に作業を進め、撤去した漆喰の粉じんが残らないよう清掃もしっかり行いました。
職人たちは瓦の裏側まで目視で確認し、必要に応じて微調整しながら進めていきました。
解体後は新しい南蛮漆喰を用いて棟の土台を形成します。
調査時とは異なり、黒い南蛮漆喰がしっかりと敷き詰められ、安定した下地が出来上がっていきました。
この素材は乾燥すると灰色に変化し、強度と防水性を兼ね備えているため、長期的にも安心できる施工が可能となります。
職人の手さばきによって均一に盛られていく様子は、現場ならではの熟練技が光る工程でもあります。
土台が整った後は、熨斗瓦を一段ずつ丁寧に積み上げていきます。
銅線を仕込みながら位置を微調整し、瓦同士がしっかり噛み合うように慎重に作業を進めました。
黒い漆喰の上に均等に積まれた熨斗瓦が整然と並び、棟のラインが美しく整っていきます。
お客様も「こんなにしっかり固定されるんですね」と安心した表情を見せてくださいました。
熨斗瓦の施工が終わると、その上に丸瓦を設置します。
丸瓦の下にも南蛮漆喰を積み上げ、仕込んでいた銅線を使って固定するため、風の影響を大きく受ける棟部分も強度が高まります。
銅線を結ぶ際は瓦を傷つけないよう手袋越しでも繊細に扱われており、職人の経験がよく表れた工程でもあります。
最後に隅棟部分を仕上げ、漆喰補修で細かい隙間をしっかり埋め、全体の一体感を整えました。
漆喰が黒く見えますが、乾燥すると自然な色合いに変わっていくため、周囲の瓦とも馴染んでいきます。
施工後は棟全体が力強く生まれ変わり、見栄えも大きく改善しました。
今回の棟瓦取り直し工事により、風雨や地震に強い状態へしっかりと補強できました。
お客様からは「これで梅雨も安心して迎えられます」と嬉しいお言葉をいただき、私たちも安心して工事をお引き渡しできました。
築年数が進むと、問題が表面化してから気づくケースも少なくありませんが、早めの点検と適切なメンテナンスで住まいの寿命は大きく伸ばせます。
屋根で気になる点がありましたら、街の屋根やさんまでお気軽にご相談ください。
街の屋根やさんご紹介
街の屋根やさん千葉中央店の実績・ブログ
会社情報
屋根工事メニュー・料金について
屋根工事・屋根リフォームに関する知識
Copyright © 2016-2026 街の屋根やさん All Rights Reserved.