2026.02.21
瓦屋根の点検で「漆喰が傷んでいます」と言われたことはありませんか。漆喰は屋根の防水性や耐久性を支える大切な存在ですが、年月とともに劣化します。放置すると雨漏りの原因になることもあるため、定期的な確認と適切なメンテナンスが必要です。ここでは、漆喰屋根の基礎知識と対応方法をご紹介しま…

千葉市美浜区磯辺にて経年劣化で鬼瓦が落下した瓦屋根に棟取り直し工事を施工しました。
お客様より「突然、鬼瓦が落下して大きな不安を感じている」とのご相談頂いた事が工事のきっかけです。
調査を行うと、鬼瓦が落下した衝撃で直下の桟瓦が割れており、放置すれば防水紙へのダメージが進行してしまう状況です。
瓦屋根は重厚で耐久性に優れますが、鬼瓦のような重量物が動いた際には周囲に大きな負荷が掛かかります。
そこで今回は、破損箇所の修繕に加え、棟の内部状態を整え直すことで、今後の雨漏りリスクをしっかり抑える施工を進めることが、重要なポイントとなりました。





調査では、棟の下部に位置する桟瓦が大きくひび割れており、力が加わった形跡がはっきり確認できました。
鬼瓦が落下する過程でぶつかったとみられ、表面の割れ方もその衝撃を物語っています。
このままでは、雨水が瓦下に侵入し、内部の防水紙を劣化させてしまう危険があります。
棟の側面には内部の土が露出し、漆喰が剥がれ落ちた跡が見られました。
風雨に曝されたことで、徐々に固定力が弱まったものと推測できます。
このままでは、棟全体がさらに不安定になってしまう為、慎重に状況を確認していきます。
鬼瓦が設置されていた付近には、漆喰の崩れや土の浮きが多く見られ、長年の経年で棟内部が弱っている状態です。
写真からもわかるように、部分的な補修では追いつかないため、棟全体を取り直す方針が適切だと判断しました。
棟瓦取り直し工事を着工します。
まずは棟瓦を一つずつ丁寧に外し、内部の古い土を取り除いていきます。
内部の土は乾燥と劣化が進み、簡単に崩れてしまうほど弱くなっていました。
職人は屋根を傷つけないよう慎重に作業を進め、下地の状態を確認しながら安全に撤去を進めていきます。
古い土を撤去したあとは、新しい南蛮漆喰を使って棟の土台を形成していきます。
南蛮漆喰は耐水性が高く、従来の葺き土に比べて長期間安定した状態を保てるのが特徴です。
白く均一に塗られた新しい土台がしっかりと施工され、職人も角度や高さを調整しながら丁寧に仕上げています。
土台が固まった後は、熨斗瓦を一段ずつ積み直していきます。
瓦同士のかみ合わせを調整しながら、固定力が均一になるよう配置する作業は熟練した技術が必要です。
積み直した瓦が美しく並び、見た目の印象も大きく向上しています。
棟の中心部分には鬼瓦を据え直し、その周囲を漆喰で丁寧に固定します。
白い漆喰が均一に塗られており、施工後の写真からも仕上がりの美しさが伝わってきます。
丸瓦にも同様に漆喰を施し、防水性と固定力を高めています。
職人が細部まで気を配り、道具を使って角を整えていく姿が印象的でした。
棟全体の面戸部分へ漆喰を詰め直し、雨水の侵入を防ぐ処理を施します。
漆喰がしっかりと密着し、防水ラインが整ったことで、以前よりも強固な仕上がりとなりました。
最後に、割れた桟瓦を差し替えて工事は完了となります。
今回の工事では、鬼瓦の落下による局所的な破損だけでなく、棟全体の劣化も改善できたことで屋根全体の耐久性が向上しました。
施工後、お客様からは「これで安心して過ごせます」と喜びのお声をいただき、私たちもお力になれたことを嬉しく感じています。
瓦屋根は見た目の美しさだけでなく、適切なメンテナンスによって長く家を守り続けてくれます。
同じような症状でお困りの方は、どうぞお気軽に街の屋根やさんへご相談ください。
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