
2025.09.09
ベランダやカーポートに設置された波板が、強風のたびに大きな音を立てて悩まされていませんか。「ただうるさいだけ」と思って放置してしまうと、実は破損や飛散のリスクを高めてしまう可能性があります。波板の劣化や固定の緩みは、生活のストレスだけでなく近隣への被害にもつながるため、早めの対応…

波板を固定する際、「釘で打ち付けるだけではないの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
確かに昔はトタン波板を傘釘で固定する方法が一般的でした。
しかし現在主流となっているポリカーボネート製の波板では、単なる釘ではなく、より強度や耐久性に優れた専用の固定部材を使用します。
ポリカ波板は軽量ながら強度が高く、紫外線にも強い屋根材です。
その性能を十分に発揮するためには、固定方法も工夫されています。
具体的には、波板専用のビスやフックボルトでしっかりと留め付けることが基本です。
これらの部材は波板の山部分に合わせて設計されており、雨水の浸入を防ぐパッキンも一体化されているため、長期的に安心して使用できます。
もし適切な部材を使わずに無理に固定すると、強風で外れてしまったり、固定部から雨水が入り込み雨漏りにつながる恐れもあります。
そのため、波板交換や新規設置の際には必ず専用部材を使用することが推奨されているのです。
ベランダやカーポートに設置された波板は、年月とともに劣化して割れや変形を起こします。
こうした場合には交換工事が必要になりますが、「自分でやれば安く済むのでは?」と考える方もいるかもしれません。
しかし、波板の交換はDIYで行うには危険が大きい作業です。
なぜなら、ベランダやカーポートの屋根は高所に設置されていることが多く、作業中の転落事故につながるリスクがあるからです。
実際に、専門の業者であっても作業環境によっては部分的に足場を組むことがあるほどの危険性があります。
さらに、波板の大きさや形状に合わせて正確にカットし、専用部材で確実に固定するには、相応の経験と技術が求められます。
費用については、一般的なベランダ屋根の波板交換で5万円から20万円程度が目安とされています。
※足場代は別途となります。
使用する波板の種類や面積、足場の有無によって変動はありますが、DIYで失敗して再度やり直すよりも、初めから専門業者に依頼した方が結果的に安心でコストパフォーマンスも高いと言えるでしょう。
波板を支える部材は、ただの釘ではなく性能に見合った専用の固定方法が存在します。
そして交換作業は高所での危険を伴うため、専門業者に任せることが最も安全で確実な選択肢です。
快適で安心な住まいを維持するためにも、正しい施工と適切な工事依頼を心掛けていきましょう。
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