
2025.02.26
冬になると、屋根に積もった雪が一気に落ちる「落雪」による事故やトラブルが発生することも少なくありません(>_<) 特に、隣家との距離が近い住宅や歩道に面した建物では落雪が怪我や物損に繋がり、損害賠償問題に発展してしまうケースもあります。 この記事では、落雪防止対策の…

太陽光パネルを設置した後、屋根の雪止めが機能しなくなる問題をご存じですか?
今回は千葉市花見川区瑞穂で行った**「軒先雪止め材・スノートラス」の設置工事**の様子を通して、その必要性と効果について詳しく解説します。
最近の住宅では太陽光パネルの設置が一般的になっていますが、実はこれが既存の雪止めの効果を打ち消してしまうケースがあるのです。
太陽光パネルは滑らかで雪が非常に滑りやすいため、屋根の中腹や上部にある雪止めをすり抜けて雪が一気に落下してしまいます。
これは人や物への重大な落雪事故の原因となるため、対策が必要不可欠です。
このような状況に最適な対策が、**軒先に設置する「スノートラス」**です。
スノートラスは落雪を受け止めるための格子状の金属製の柵で、屋根の下端(軒先)に取り付けます。
これにより、滑り落ちてくる雪をしっかりと受け止め、落下を防止することができます。
ここからは実際に行ったスノートラス設置工事の流れをご紹介します。
まずはスノートラスを支えるための架台(ベース金具)を屋根材に固定します。
太陽光パネルの下でも施工できるよう、適切な位置を見極めて取り付けます。
架台は屋根材を痛めないように工夫されており、防水性にも配慮しています。
架台がしっかりと固定された後、スノートラス本体を架台に取り付けます。
取り付けた部分にはシーリング材も併用し、水の侵入を防止します。
取り付け作業は慎重に行い、一つひとつの部材が確実に固定されているかチェックしながら進めます。
すべてのスノートラスを取り付け終わったら、最後に全体のバランスと強度を確認して施工完了です。
屋根の美観も損なわず、しっかりと落雪を防止する構造が整いました。
スノートラスを設置することで得られるメリットは次のとおりです:
太陽光パネルの滑り雪を確実にキャッチできる
軒先で雪を止めるため人や植栽への落雪事故を防止
一度設置すれば長期間にわたって効果を維持
太陽光パネルの機能には一切影響を与えない設計
特に雪の多い地域や突発的な降雪に備えたいエリア(例:千葉市北部)では有効です。
街の屋根やさんでは、屋根と雪止めに精通した専門スタッフが、お客様のお住まいの状況をしっかりと調査・ご提案いたします。
千葉市花見川区瑞穂をはじめとしたエリアでも、雪止めや太陽光パネル設置後の対策について多数の実績がございます。
雪が落ちる不安を感じている方は、無料点検・相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
太陽光パネルの設置に伴って既存の雪止めが機能しなくなるリスクは見落とされがちです。
しかし、そのままにしておくと大きな事故やトラブルにつながる可能性があります。
その対策として、今回ご紹介した**軒先型雪止め材「スノートラス」**の導入は非常に効果的です。
安全で安心な暮らしを守るためにも、今一度お住まいの屋根と雪止めの状態をチェックしてみてはいかがでしょうか。
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