天窓から生じる雨漏りは気づかないうちに進行する事も多く、放置すると室内のカビや木材の腐食につながることもあります(>_<)
原因として様々な要因が考えられますが、特に多いのがコーキングの劣化です！

今回は、天窓の雨漏りの主な原因や修理のポイント、DIYではなくプロに依頼するべき理由などを詳しく解説していきます。
大切な住まいを守るために、ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)/

天窓からの雨漏りはなぜ起こる？主な原因を解説！

松戸市小金清志町のお住まいで調査をさせていただいた、雨漏りが発生している天窓です。
周囲のクロスは雨水を吸水した影響で、剥がれてしまっていました(>_<)

天窓は自然の光を効率的に取り入れられるメリットが大きい一方、屋根に直接取り付けられているため雨漏りのリスクが高い部分でもあります。
雨漏りが発生する主な原因には、次のようなものがあります。

①コーキング材の劣化

天窓と屋根の隙間を埋めるコーキング材は日々の紫外線や風雨の影響を受け、時間とともにひび割れや剥がれが発生します。
コーキングが劣化すると、その隙間から雨水が侵入しやすくなります。

②防水シートや水切りエプロンの劣化

天窓周辺には防水シートや水切りエプロンが取り付けられていますが、これらも長年の使用で劣化してしまいます。

防水機能が低下すると雨水の侵入を防ぎきれなくなり、結果として雨漏り被害を招いてしまいます(>_<)

③ゴミや落ち葉による詰まり

意外かもしれませんが、天窓周辺にゴミ・落ち葉が詰まることも雨漏りの原因となります。

そうした状態は雨水の排水不良を招き、結果として雨水が溜まりやすくなります。
通常であれば防げるはずの雨水を防ぐことが出来なくなることで、浸水を招く可能性があります。

④ガラスのひび割れ・破損

当然ですが、天窓のガラスにひび割れ・破損していれば雨漏り被害を招きます。

台風・強風による飛来物の落下、大粒の降雹など特に自然災害を原因と発生するため、そうした天候の後には状態をチェックしておくことも大切です！

コーキングの劣化が引き起こす雨漏りのリスク

天窓の雨漏りの中でも、特に多いのが「コーキングの劣化」によるものです。
コーキングは天窓の隙間を埋めて雨水の侵入を防ぐ役割を担っていますが、経年劣化によって徐々に硬化していきます。

そうした状態を放置してしまいますとひび割れ・肉痩せ・破断などの症状を招き、結果として雨水の浸水を許してしまいます(>_<)

天窓の雨漏りを防ぐためには、コーキングの定期的な点検とメンテナンスも必要不可欠です！

DIY修理は危険！コーキング補修をご自身で行うリスク

天窓の雨漏りにお困りの方の中には、「コーキングの補修くらいなら...」とDIYによる修理をご検討されている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、たとえ雨漏りの原因がコーキングの劣化だけであったとしても、ご自身による修理はおすすめできません！

次に、DIYによるコーキング補修がおすすめ出来ない理由についてそれぞれご紹介いたします。

①高所作業による転落のリスク

天窓は屋根の上にあるため、補修作業は高所で行う必要があります。足場が不安定な状態で作業すると、転落の危険があり、大きな事故につながる可能性があります。

②適切な施工が難しい

一見、簡単そうに見えるコーキングの補修ですが、その施工にはコーキング材の選定か～下地処理・マスキング・打ち込みやならし作業など、専門的な知識・技術が必要となります。
適切な材料・工法で行われていない修繕は、、かえって雨漏りを悪化させる原因になります。

③雨漏りの原因がコーキング以外にある可能性も...

天窓の需要は約20年程度ですが、設置から年数が経過すればするほど雨漏りのリスクも大きくなります。
雨漏り原因はコーキングの劣化以外にも様々であり、適切な施工を行わなければ雨漏りが止まる事はありません。

しっかりとした調査を行った上で適切な施工を行えることも、施工業者に工事を依頼するメリットです！

まとめ

天窓の雨漏りはさまざまな要因で発生し、特にコーキングの劣化を原因とするケースが多いです。
しかし、その一方で天窓の雨漏り被害の原因が必ずコーキングの劣化であるとは言えません！

間違った施工をしてしまうリスク・転落などの事故を招いてしまうリスクの高いDIYによる修繕はおすすめできません。
「街の屋根やさん」では専門スタッフが無料点検を行い、最適な修理方法をご提案させていただきます。

天窓からのお困りの際は、お気軽にご相談くださいね(^^)/