　雨漏りが発生した場合、まずは応急処置で被害を抑え、そのあとは必ず原因を突き止める必要があります。

　明確な原因箇所があれば自分で調査を行い、目視によって見つけることも可能かもしれません。

　ただし、お住まいには雨水の浸入経路として予想される箇所が数多くあり、「どこから漏れているか？」を突き止めようとしても原因がなかなか分からないということもあるでしょう。

　今回は原因特定に有効な雨漏り調査方法の「散水検査」をご紹介したいと思います(^▽^)/

雨漏りの解消には原因特定が重要

　雨漏りを解消するためには、必ず「どこから雨水が浸入してきているか」を突き止めなければなりません。

　もし漏れている箇所だけを修理しても、一時的に被害が収まるだけで雨水の浸入が止まるわけではありません。

　応急処置は必要ですが、それで一安心とするわけにはいかないのが雨漏り被害の厄介なポイントなのです。

　そのため、雨漏りを解消するには原因を特定することが重要となるのです(^▽^)/

雨漏りの原因特定が難しい理由

　雨漏りの原因特定が難しいとされる理由には、想定できる雨水の浸入経路が多岐に渡るためです(-_-；

　雨漏りを確認できた箇所によっては、屋根からなのか、はたまた外壁からなのか、ベランダの防水層からなのかと、あらゆる原因が考えられることもあります。

　そこで、目視の調査で原因特定が難しい場合には、他の有効的な手段を用いて調査を行うことが多いです(^▽^)/

雨漏り原因の調査方法「散水検査」

　散水検査とは、雨水の浸入経路と思わしき屋根や外壁部分に水をかけ、雨漏りを再現させることで原因を特定する方法です。

　この方法のメリットは、確実に原因箇所を特定できることです(*^^)v

　雨漏りが再現できたということは、水を掛けている場所から浸入してきていることが明白になります。

　たまに頂くお問い合わせ内容として、「以前に別の業者が雨漏り修理を行ったが、結局直らないまま今も水が漏れてきている」というものがあります(-_-；

　原因が不確定な状態ですと、予測して修理した箇所が雨漏りには関係なく、被害が継続してしまうといったケースも起こり得るのです。

散水検査の費用

　街の屋根やさんでは、散水検査は税込55,000円～となっております。

　これまでも散水試験で原因を特定した後、雨漏りの解消を行わせていただいた経験が豊富にありますので、もし突然の被害でお困りの場合などはご相談ください。

　雨漏りを防ぐためには定期的な点検による問題の早期発見が重要です(^▽^)/