　傷んできた屋根のリフォーム事例を調べ、そこで知った「屋根カバー工法」を検討されてはいませんか？

　特に、日本の屋根に多く見られる「スレート」のリフォーム手段としてカバー工法を選ぶ方は非常に多いです。

　スレート屋根のカバー工法を考え始めたという方がまず気になる費用相場や金額が上がりすいポイント、そして「なぜスレート屋根にカバー工法が選ばれるのか」という理由をわかりやすくご紹介したいと思います(*^^)v

スレート屋根へのカバー工法の費用相場

　スレート屋根へのカバー工法の費用相場は約90万円から150万円ほどとなります(^▽^)

　実際の費用は屋根の面積や状態、使用する新しい建材によって異なるため、ご自宅の屋根にとって適正な金額を確かめるためには事前に複数の業者から見積もりを取ることが重要です。

　1社だけの見積もりでは比較対象がなく、高すぎるのか低すぎるのかの判断は非常に難しくなります(-_-；

　屋根ごとに違う条件で費用が決まるリフォームの見積もりは、相見積もりで金額や業者の対応・見積書の内容を比較してみることをオススメいたします。

カバー工法の費用が高くなるケース

　スレート屋根へのカバー工法の費用が高くなるケースとしては、以下のような要因が考えられます。

1. 屋根の面積が広い場合

　屋根の面積が広いほど、必要な材料や作業量が増えるため費用が高くなります。

2. 工事環境や立地

　例えばお住まいの前の道路が自由に使えなかったり、近くに車を停めておける環境ではない場合、工事の際には通常よりも資材運搬やその他の作業に時間が掛かる可能性が高いです。

　内容次第では工事金額が高くなることが予想されます。

3.足場の条件

　総二階25坪ほどの戸建て住宅の場合で、屋根リフォーム時に仮設が必須な足場の費用相場は20万円前後となります。

　ですが、屋根の勾配が急である場合には通常の足場だけでの作業が難しいため、屋根上にも専用の足場を掛ける必要性が生じます。

　そういった部分が費用に反映されると、カバー工法の金額が上がりやすくなるのです。

金属屋根材の施工費用

　スレート屋根でカバー工法を行う場合、その多くが軽量な金属屋根材を使用しての工事となります(^▽^)/

　金属屋根材の施工費用は、ガルバリウム・SGL鋼板の場合ですと「6,000円～12,000円/㎡」、ジンカリウム鋼板の場合で「7,000円～14,000円/㎡」がおおよその参考価格となります。

スレート屋根にカバー工法が選ばれやすい理由

葺き替えよりも安くリフォームができる

　スレート屋根にカバー工法が選ばれる理由の一つは、葺き替え工事よりも費用を抑えてリフォームができる点です。

　屋根カバー工法は既存の屋根材を撤去する必要がないため、撤去費用や処分費用を節約することができます。

　これは一般住宅の他、アパートなどの施工面積が広くなるケースでとても大きなメリットになります。

アスベストを含むスレートの処分費用を避けられる

　スレートは製造時期によってアスベストが含まれていることがあり、その場合では処分や撤去に特別な費用が発生します。

　ですが、前述したようにカバー工法では既存のスレートを撤去せずにリフォームを進めるため、アスベストの処分費用を避けることができるのです（*^^*）

状況によっては葺き替えがオススメ

　カバー工法は葺き替えよりも低いコストで行うことができる反面、屋根が2重になりますので既存の下地がそれに耐えられるかどうかが工事の前提条件になります。

　屋根全体を支える「野地板」の劣化具合では、カバー工法での判断は行えないこともあります。
　雨漏りの状態が長く続いていた場合では、野地板が浸水の影響でかなり傷んでいるケースも珍しくありません。

　その場合には葺き替え工事で野地板からしっかりと新しい屋根に作り替えることが必要です。

　私たち街の屋根やさんでは、スレート屋根のカバー工法で人気なスーパーガルテクトでの施工事例など、過去の実績が豊富にあります。

　状況に応じて「カバー工法か葺き替えか」の判断とアドバイスなどもさせていただきますので、まずは無料の点検をお試しいただければと思います(*^^)v