　ポリカーボネートは「ポリカーボネート樹脂」を主原料としたプラスチック製素材であり、リフォームの場においては塩ビ（塩化ビニール）の上位互換品としてよく使用されるようになりました。
　特に耐久性・対候性に優れる特性から、カーポートやベランダ・バルコニーの屋根などに多く採用されています(^^)/

　しかし、一見万能に見えるポリカーボネートにも、実はデメリット・注意点が存在します。

　そこで、今回はポリカーボネートの特性・メリットをはじめ、デメリットや注意点とその対策について詳しく解説いたします！

優れた耐久性・対候性を備えるポリカーボネート

　こちらは、船橋市藤原で施工させて頂いたポリカーボネート屋根です！
　まず、ポリカーボネートのもっとも優れているポイントは、その耐久性の高さにあります。

　ガラスの約200倍、アクリルの約30倍もの強度があり、非常に丈夫な素材といえます(#^^#)
　また、紫外線や雨風にも強く、対候性にも優れます。

　その為、住宅においてはベランダ・バルコニー・カーポート屋根に非常に多く採用されています。

　また、透明度も高いため、屋根の下が暗くなるような事もありません。
　加工性にも優れる為、施工箇所に併せて柔軟に対応出来る事も大きな利点です！

万能に見えるポリカーボネートのデメリットとは？

　ポリカーボネートは優れた特性を持つ一方で、いくつか注意すべき点もあります。

　まず、表面が比較的柔らかいため、傷がつきやすいことが挙げられます。
　摩擦や引っかきによって傷ができると、透明度が低下したり見た目が損なわれたりする可能性があります。

　また、薬品への耐性があまり高くない点にも注意が必要です。
　有機溶剤や界面活性剤に弱く、触れるとヒビが入ったり変形したりすることがあります。

　特にアルカリ性の薬品にも影響を受けやすく、劣化が早まる原因にも繋がります(>_<)

ポリカーボネート屋根の清掃方法

　上記の様に、ポリカーボネートは傷が付きやすく薬品に弱いと言うデメリットを抱えています。
　そうした中、ポリカーボネートを屋根に使用する上で最も気を付けなければならないのが、その「清掃メンテナンス」です。

　例えば、しつこい汚れを取る為に「強く擦る」「強い洗剤を使う」等の行為は、ポリカーボネート屋根を損傷させてしまう原因となります(>_<)

　ポリカーボネート屋根を清掃する際は、水洗いを基本として柔らかいタオル・モップなどで優しく洗いましょう。
　また、どうしても汚れが落ち葉い場合は中性洗剤を薄めて使用し、清掃後に成分が残らない様に最後はしっかりと流す事が大切です！

ポリカーボネートは本当に万能？まとめ

　ポリカーボネート屋根は耐久性・対候性に優れる素材である一方、傷つき・薬品に弱い特徴には注意が必要です。
　特に、清掃メンテナンスを行う場合にはなるべく洗剤等を使わず、優しく洗う事を心がけましょうね(#^^#)

　また、上記の様なデメリットはあるものの、非常に優れた性能を持っています。
　現在、塩ビ屋根を使用されている場合、ポリカーボネート屋根への交換も非常におすすめです！

　交換をご検討されている方がおられましたら、ぜひ街の屋根やさんまでご相談下さい。
　点検～お見積りの作成まで無料に承っております(^^)/