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現場ブログ
雨樋破損の原因とは？火災保険の活用したリフォームで修理費用を抑えるポイントを解説

　雨樋は住宅の外壁や基礎を雨水から守る重要な設備であり、その役割を果たすためには定期的な点検と適切な修理が欠かせません。雨樋が正常に機能しないと、雨水が正しい排水路に導かれず、住宅全体にトラブルを引き起こす可能性があります。

　本記事では、雨樋の破損が発生する原因や修理の費用、火災保険の活用について詳しく解説します！(^^)/

雨樋破損の主な原因

　雨樋が破損する原因は、さまざまな外的要因や経年劣化により発生します。代表的なものを見ていきましょう！

経年劣化

　雨樋は長期間使用されることで、紫外線や雨水、温度変化の影響を受け、脆くなります。経年劣化により金具の緩みや破損が発生しやすくなるため、定期的な点検が重要です。

台風や強風

　台風や強風によって雨樋が外れるケースが多く、固定金具が壊れてしまうことも…。地域によっては、強風対策が必要になります。

雪や氷の重み

　積雪や凍結により、雨樋に過剰な負荷がかかることで破損が発生します。特に雪が多い地域では、雪止め金具の設置が推奨されます。

ゴミや落ち葉の詰まり

　落ち葉やゴミが雨樋に詰まると、雨水の流れが悪くなり、排水機能が低下します。その結果、雨水が溢れたり、雨樋が変形する可能性があります。

その他の要因

　周囲の木の枝や地面からの衝撃による破損なども、雨樋トラブルの原因になります。

雨樋修理にかかる費用と相場

　修理費用は、破損の程度や修理内容によって異なります。街の屋根やさんで行っている雨樋工事の料金は、以下の通りです。

部分的な補修：税込33,000円～
雨樋の片側交換：税込239,800円～
雨樋の全体的な交換：税込404,800円～

　お住いの大きさや施工範囲によって金額は異なってまいります。
　「より詳しい金額を知りたい！」という方は、まずは街の屋根やさんの無料点検・お見積りをご活用ください！

雨樋破損の修理に火災保険が使えることもあります！

　雨樋が破損した際、修理費用が気になる方も多いでしょう。

　しかし、雨樋の破損が台風や雹、大雪などの自然災害による場合、火災保険を利用して修理費用を補償してもらえる可能性があります。保険が適用されれば、高額な修理費用の負担を大幅に軽減できるため、火災保険の内容を確認することは非常に重要です！

火災保険が適用されるケース

　火災保険は、火事だけでなく台風、雪、落雷、ひょうなどによる被害も補償対象になることが多いです。例えば以下のようなケースで適用される可能性があります。

・台風や強風で雨樋が外れたり壊れた場合
・大雪による雨樋の破損
・雹などの落下物が原因で雨樋が壊れた場合

　ただし、経年劣化や日常の使用による破損は通常補償の対象外になりますので、注意が必要です。
　火災保険を上手に活用することで、雨樋の修理費用負担を軽減できる場合があります。破損が発生した際は、保険内容を確認し、早めに対応しましょう！

　では、雨樋がどんな状態になったら火災保険を活用できるのでしょうか？街の屋根やさんが実際に行わせていただいた調査の様子と一緒に紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね！

習志野市本大久保で強風の影響による雨樋落下に伴う現地調査

　習志野市本大久保で先日の強風の際に雨樋が外れ、敷地内に落下してしまったとのご相談から、無料点検調査にお邪魔致しました。

　築40年程経過しているお住まいで、年数的にも取り付け強度が弱まっており、今回の強風をきっかけとして外れてしまった模様です。

強風災害による雨樋の離脱症状

　自然災害による建物建材における損壊や破損についてはご加入の場合、火災保険の使用が可能となります。

　100％承認が得られるとは言い難いですが、基本的に破損した部位の現状復旧については認められるものと思います。

落下した雨樋

　現状復旧と言っても既存の物をそのまま流用出来る物では有りません。

　御覧の様にかなり変形や破損も見られるので、新しい物への交換取付による復旧施工となります。

2階の雨樋交換には足場が必要です

　そして2階雨樋の交換においてはその面だけでも足場架設が必要となります。

　当然原状回復に伴う必要工事となりますので、その分も含めて火災保険の申請を行って参ります。

セメント瓦の屋根

　火災保険の復旧修繕とは別に足場架設を行う事から屋根の必要工事の方も提案して欲しい旨ご相談を頂きました。

　セメント瓦をご使用されている様ですが、理想のメンテナンスとしては表面塗装等が挙げられます。

　しかし今回はそこまで大が掛かりな修繕は控えたいとの意向から棟瓦に特化したメンテナンスの提案をさせて頂く事となりました。

漆喰の方も劣化が見られます

　と言うのも所々に漆喰の破片が落ちてきてしまっている状況でしたので、漆喰の詰め増し工事の方は考えたいとのお話を頂きました。

　雨樋工事用の足場が有りますので、それを流用して棟漆喰の詰め増し工事を連動して行う事で費用や手間の効率化が図れる様になります。

　私たち街の屋根やさんでは、各種様々な工事のご対応を始めとして、火災保険申請に伴う資料作成や準備と言ったところまで幅広くご相談を承っております。

　お住まいの工事でお悩みの皆様も是非お気軽にご一報頂ければと思います！