2026.03.16
屋根リフォームを検討していると、「重ね葺き」や「カバー工法」という言葉を目にすることがあります。これらは既存の屋根を活かしてリフォームを行う方法で、多くの住宅で採用されている工事方法です。しかし、どんな屋根でも重ねて良いわけではありません。お住まいの状態を正しく見極めないと、後々…

八千代市八千代台西にて台風で損壊したスレート屋根にスーパーガルテクト(Sシェイドチャコール色)を採用した屋根カバー工事を施工しました。
お客様から「台風後に屋根の一番上の板金が浮いて見えるので確認してほしい」とのご相談頂いた事が工事のきっかけです。
実際に屋根へ上がって確認すると、棟板金の釘が抜けかけており、強風の影響を受けて浮きが発生している状況でした。
このままでは飛散の恐れがあり、二次被害が起こる可能性も高まりますので、早期対応が必要です。
築25年ということを考慮し、補修ではなく屋根全体を根本的に改善したいとのご希望を受け、屋根カバー工事をご提案しました。





現地調査すると、周囲のスレート材に色褪せが見られました。
特に日当たりによる塗膜の劣化が進んでおり、防水性の低下が進行しています。
屋根全体の状態を確認する上でも、こうした細かな変化は重要なサインとなります。
スレート材の合わせ目に沿って色が抜けて、塗膜がかなり弱っていました。
こうした症状は経年劣化に加え、強風の摩耗も影響しています。
表面がザラつき始めると雨水が含みやすくなる為、早めのメンテナンスが安心につながります。
他の箇所では、棟板金が浮いた状態を確認しました。
棟板金を固定している釘が浮き上がっており、固定力がかなり低下しています。
釘がここまで持ち上がるのは強風の繰り返しによる典型的な症状で、放置すると棟板金の飛散につながる危険があります。
実際に指で触れるとグラつきがあり、お客様が不安を感じられたのも無理はありません。
棟板金を固定する釘を見ると、釘自体が変形しており、屋根材と密着していないことが分かりました。
こうした状態になると、風を受けた際に板金がバタつき、周囲のスレート材にも負荷を与えてしまいます。
丁寧に状態を確認し、現状に最適な工事内容をご提案しました。
工事ではまず、既存の棟板金をすべて撤去し、下地となる貫板の状態を確認しました。
撤去後の写真を見ると、棟部分が露出し、スレート表面の摩耗具合が改めて見て取れます。
職人は風の影響を受けやすい棟部分を丁寧に処理し、安全に新しい屋根材を施工できるよう下地を整えました。
最初の工程で丁寧に整えることで、後の耐久性にもつながります。
続いて防水紙(ルーフィング)の敷設を行いました。
紫色のタディスセルフが屋根全体にしっかりと貼られているのが確認できます。
この防水紙は遅延粘着型で、貼り付け直後は貼り直しが可能なため施工の精度が上がり、時間が経つと強力に密着する特徴があります。
軒先から棟へと順に重ね貼りし、雨水の侵入を確実に防ぐ仕組みを整えています。
工事中は天候にも注意しながら、丁寧に作業を進めました。
次に金属屋根材「スーパーガルテクトの本体」を葺いていきました。
屋根全体に落ち着いたチャコール色の屋根材が規則的に取り付けられています。
屋根材同士のかみ合わせを確認しながら施工していく作業は、職人の技が最も活かされる場面です。
軽量で耐久性が高いため、台風被害の対策としても効果が期待できます。
本体を覆った後は、棟部分に樹脂製貫板「タフモック」を設置します。
黒い樹脂材が一直線に固定されており、これが棟板金を支える重要な下地となります。
木材と違い腐食の心配がなく、長期間安定した固定力を発揮する点が大きなメリットです。
棟部分は風を受けやすいため、こうした素材の選定が屋根全体の寿命を左右します。
今回の屋根カバー工事により、台風被害で不安を抱えていたお客様も安心して生活できる屋根へと生まれ変わりました。
スーパーガルテクトの軽量かつ強靭な構造によって、これからの台風シーズンにも強い屋根が期待できます。
施工中も丁寧な報告を心がけ、お客様にも仕上がりにご満足いただけました。
同じように屋根の不具合や台風被害でお悩みの方は、どうぞお気軽に街の屋根やさんへご相談ください。
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