
2025.05.05
梅雨や台風の多い時期を迎える前に、ぜひ見直しておきたいのが屋根の「棟板金(むねばんきん)」です。棟板金は屋根の頂点にある金属部材で、屋根材のすき間をカバーし、雨風の侵入を防ぐ役割を担っています。しかし、風雨にさらされやすい場所のため、不具合が起きやすい部位でもあります。 棟板金の…

千葉市若葉区小倉町にて、屋根の棟板金に関するご相談をいただき、現地調査を行いました。
点検の結果、棟板金の一部が剥がれ、変形している状態が確認されました。
このまま放置してしまうと、雨水の侵入リスクが高まり、野地板や屋根材の腐食を招く恐れがあります。
さらに詳しく確認すると、複数箇所で固定力の低下や浮き、隙間の発生が見受けられました。
棟板金は屋根の最も高い位置に設置されているため、強風の影響を直接受けやすく、今回のような剥がれや歪みは特に注意が必要です。
お客様には、棟板金全体の交換を含む施工の必要性をご説明いたしました。
画像の通り、棟板金が完全に剥がれてしまった箇所もありました。
これは、突風や台風などの自然災害により固定が外れ、棟板金が飛ばされてしまった典型例です。
このようなケースでは、火災保険の適用対象になる可能性が高く、保険会社への申請をサポートすることが重要です。
一部には、過去に棟板金を部分的に交換した跡も見受けられました。
しかしながら、既存の棟板金と新しい部材との接続部分に段差が発生しており、再劣化の恐れがあります。
棟板金は全体を一体化させて固定することで耐風性が向上するため、今回は全交換による施工をご提案しました。
また、棟板金全体には広範囲にわたる錆びの症状が見られました。
錆が進行すると板金の強度が低下し、最終的には穴あきや欠損による雨漏りの原因となります。
特に古い屋根の場合は、点検だけでなく定期的なメンテナンスや全面交換も検討するべきタイミングです。
■ 火災保険を活用した施工のご提案
今回のように、台風や強風による棟板金の剥がれ・破損は、火災保険の補償対象となることがあります。
弊社「街の屋根やさん」では、保険申請のための報告書や写真の提供、申請の流れのサポートも行っております。
保険が適用されることで、お客様のご負担を最小限に抑えた施工が可能となります。
■ まとめ
棟板金は屋根の要ともいえる重要な部位です。
今回の千葉市若葉区小倉町の事例では、棟板金の変形や剥がれ、錆びといった経年劣化や自然災害による被害が複数確認されました。
火災保険の活用と併せて、棟板金の全交換をご提案することで、長期的に安心してお住まいいただける屋根へと復旧できました。
屋根の異変に気づいたら、ぜひ早めの点検とご相談をおすすめします。
「街の屋根やさん」では、無料点検・保険申請サポートを含めた安心のサービスを提供しております。
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