屋根の劣化が進んで雨漏りが発生したり、下地の傷みが認められる場合には、メンテナンスではなくリフォームとして「屋根の葺き替え工事」が必要になるケースがあります。

大きな金額がかかる屋根リフォームとなりますので、気になる葺き替えに必要な費用相場や金額に影響を与えやすいポイントを解説していきます(^▽^)/

葺き替え工事の費用に影響を与えるポイント

屋根の葺き替え工事の費用は一律ではなく、建物ごとの条件や新しく選ぶ屋根材によって大きく変動します。

ここでは、特に影響が大きい3つのポイントをご紹介します。

足場の規模や種類

葺き替え工事では、安全な作業を行うために足場の設置が必須です。

足場代だけで15万円～25万円程が必要になり、建物の高さや立地条件によってはさらに高額になることもあります。

足場の費用は「工事そのもの」に含まれていないことが多いため、見積もりの際は必ず足場代が含まれた金額なのかを確認しておくと安心です(^▽^)/

＞＞足場の有効活用方法について

使用する屋根材の種類

屋根材にはいくつか種類がありますが、葺き替えで使用することが多いのは軽量な金属屋根材です。

金属屋根材の中でも「ガルバリウム鋼板」や「SGL鋼板」、街の屋根やさんオススメの「ジンカリウム鋼板」など、それぞれ価格や性能が異なります。

どの屋根材を選ぶかによって総額が変動しますので、ご予算や今後のライフプランに合った選定が重要です(*^^)v

参考までに、ガルバリウム鋼板などの金属屋根材の施工費用は「7,000円～14,000円/㎡」が相場です。

既存屋根にアスベストが含まれているか

築年数が30年以上経過している屋根では、旧タイプのスレート材などにアスベストが含まれている可能性があります。

アスベストを含む屋根材は解体時に健康被害リスクを発生させないため、特別な処分方法が必要となります。

アスベスト含有スレートの撤去費用・廃材処理費が高額になり、その影響は思いの他大きいものとなる場合があります。

＞＞屋根リフォームにおけるアスベストの扱いや解体費の差について解説

相場よりも費用が掛かった葺き替え工事の実例をご紹介

最後に、私たち街の屋根やさんで行った葺き替え工事の施工事例から、相場よりも少しだけ高くなったケース（税込230万円）をご紹介したいと思います(^▽^)/

工事のきっかけや詳細な流れ、写真などは以下のリンクからご確認いただけますので、気になる方はそちらをチェックしてみてください。

＞＞スーパーガルテクトフッ素で屋根葺き替えを施工（税込2,300,000円）

こちらのケースで使用している金属屋根材は、人気な「スーパーガルテクト」シリーズの中で通常よりも耐久力を高めたフッ素樹脂塗料を採用した種類のため、少し金額が高くなります。

それに合わせ、防水シートも高耐久で高い品質を誇る「ニューライナールーフィング」を使用させていただきました。

費用は高くなりますが、工事後の長期的なメンテナンスコストを減らせるなど様々なメリットがあります(^▽^)/

まとめ

屋根の葺き替えは決して安い工事ではありませんが、住まいの寿命を延ばすために非常に重要なメンテナンスです。

「今の屋根が古くなってきた」「雨漏りが心配」と感じたら、まずは無料点検で現在の状態を確認し、最適な工事内容を提案してもらうことをおすすめします。

私たち街の屋根やさんは、無料点検の診断結果を元にお見積もりを作成し、最適な工事内容をご提案させていただきます！