トタン屋根と言えば、軽量でコストパフォーマンスに優れた特徴から主に工場や倉庫などでよく採用されていた金属屋根材の一種です(^^♪
しかしその反面、特にサビに弱い特徴など気を付けたいポイントも多い屋根材でもあります(>_<)

今回は、トタン屋根の特徴やメリット・デメリット、そして長く使うためのメンテナンス方法や、リフォーム時の選択肢として人気のガルバリウム鋼板についても解説いたします！
ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)/

トタン屋根とは？特徴と種類

トタン屋根とは、鉄板に亜鉛メッキを施した「トタン鋼板」を使った屋根のことです。
工場や倉庫に限らず住宅にも採用され、現在でも広く使用されています(^^♪

現在、金属屋根材の主流素材と言えば「ガルバリウム鋼板」ですが、その登場以前は軽さ・コストの安さが評価されて多くの建物で選ばれていました！
トタン屋根にはいくつかの種類がありますが、主に「波板タイプ」と「平板タイプ」の2種類に分かれます。

波板タイプ：
表面が波のような形状をしていて、雨水を流しやすいのが特徴。

平板タイプ：
見た目がスッキリしていて、住宅の屋根材にも使用されることがあります。

安価で軽い？トタン屋根のメリットとは

トタン屋根の魅力は、なんといっても「軽さ」と「価格の安さ」です！

施工費用が安い：
屋根材の導入コストが安く、トータルの施工費用を抑える事が出来ます。

軽量で建物への負担が少ない：
瓦などと比べて非常に軽いため、建物への負担が少なく、耐震性の面でもメリットがあります。

施工が早い：
軽量で扱いやすいため、工期が短く済むのも大きなポイントです(^^)/

上記の様に軽量でコストを抑えて施工出来るトタンは、特に工場や倉庫の屋根で幅広く採用されていました！

トタン屋根は錆びやすい！？

画像は、千葉市花見川区幕張町で現地調査をさせていただいたトタン屋根です。
屋根全体が錆びに覆われてしまっている状態であり、一部では崩れが生じていました(>_<)

トタン屋根は亜鉛100％のメッキによって保護されており、当時は他の金属素材として錆びにくい特性も評価されていました。

しかし、現在金属屋根の主流素材とされる「ガルバリウム鋼板」と比較して、その耐久性・耐腐食性は大きく劣ります。

そのため、相対的な評価として「トタン屋根は錆びやすい...」というイメージが非常に大きくなり、次第に建材として使用されることも少なくなっていきました。

長く使うにはトタン屋根の「塗装」が重要！

トタン屋根は錆びやすい素材ですが、メンテナンスをしっかりと施す事でその寿命を延ばす事が可能です！
そうした中、定期的に行うメンテナンスの中でも、特に重要となるのが塗装メンテナンスです(^^)/

錆止め塗料を塗布する事で錆の発生を抑制し、さらに塗膜の保護機能・美観を回復させることが出来ます。
塗装頻度の目安は約7～8年に１度が目安と言われていますので、この時期に点検を行い必要に応じて塗装をしっかりと行っていきましょう。

ガルバリウム鋼板屋根材を使用したリフォームもおすすめ！

一方、トタン屋根が寿命を迎えようとしているケースでは、ガルバリウム鋼板屋根材を使用したリフォームもおすすめです！

ガルバリウム鋼板は、アルミニウムと亜鉛の合金メッキ鋼板で、トタンよりもサビに強く長持ちします(^^♪
その錆への耐性は、トタンと比較して約3～6倍とも言われています！

グレードが高い素材であるため初期費用はトタンより高くなりますが、将来的なメンテナンス頻度も抑えられます！
長い目で見れば、コストパフォーマンスにも優れるおすすめの屋根材です(^^)/

まとめ

トタン屋根は「軽い」「安い」「施工が早い」といった魅力がありますが、サビや劣化への対策は欠かせません(>_<)
定期的な塗装や点検をしっかり行うことで、長持ちさせることが可能です。

また、さらに性能の良い屋根材を検討されている方には、ガルバリウム鋼板を使用したリフォームもおすすめですよ(^^♪
街の屋根やさんでは、点検からお見積りの作成まで無料で承っております！メールフォームやお電話でお気軽にご相談くださいね(^^)/