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改質アスファルトルーフィングとは?屋根を守る高性能防水紙について、アスファルトルーフィングとの違いと共に解説!
屋根を守る「ルーフィング」、一体何のことかご存じですか?
特に「改質アスファルトルーフィング」は、従来品よりも耐久性や防水性が大幅に向上した高性能な防水シートです。
この記事では、ルーフィングの役割や種類、改質アスファルトルーフィングの特長とアスファルトルーフィングとの違いをプロの視点で詳しく解説します。
屋根リフォームをお考えの方、必見です!
ルーフィングとは、主に屋根の防水層として使用される建築資材のことで、「防水紙」とも呼ばれています。屋根材の下に敷かれ、雨水の侵入を防ぐ役割を果たします。
ルーフィングは屋根材の下に敷かれるため、普段は見えませんが、その施工方法が非常に重要です。ルーフィングが正しく敷設されていない場合、雨漏りの原因になることがあります。そのため、施工の際には十分な技術と知識が必要です!
実は瓦やスレート、金属屋根など、屋根材そのものには完全な防水性能が備わっている…というわけではありません。
風による吹き込みや、屋根材の隙間から水が浸入することがありますが、その浸入してきた水を室内まで入り込まないように防いでいるのがルーフィングです。
ルーフィングは、建物を守る「第二の防水層」として非常に重要な存在なのです!
カバー工法や葺き替え工事など、屋根のリフォームに必ずと言っていいほど使われているのがこのルーフィングと呼ばれている部材です。知っておいて損はありませんので、知識として頭の片隅に入れておくと今後のリフォームを検討する際に役立ちますよ!(^^)/
ルーフィング材にはいくつかの種類がありますが、代表的なものとして以下が挙げられます。
フェルトや紙にアスファルトを含浸させたもので、耐久性や防水性に優れています。また、比較的取り付けが容易であり、幅広い屋根形状に対応することができます。
アスファルトルーフィングは、価格も比較的リーズナブルであり、多くの屋根工事業者が使用しています!
改質アスファルトルーフィングは、通常のアスファルトルーフィングよりも改質されており、耐久性や防水性が向上しています。
長期間の耐久性や保護力を提供するために設計されており、屋根の寿命を延ばすのに役立ちます。また、施工が比較的容易であり、メンテナンスもしやすいとされています。
高分子系ルーフィングは、アスファルトの代わりに合成樹脂を主成分とした防水シートです。
このタイプのルーフィングは、改質アスファルトルーフィングと同様の耐久性を持ちつつも、非常に軽量であることが大きな特徴です。
また、高分子系ルーフィングは弾性があり、耐久性も高いです。改質アスファルトルーフィングの1/3の重量であるため、屋根の形状が複雑な場合にもしっかりと固定できる利点があります。
このような特性から、高分子系ルーフィングは幅広い地域や気候条件で使用されることができます。
透湿性ルーフィングは、湿気を外部に逃がすことができる特徴を持っています。これにより屋根裏の湿気を排出し、建物内部の快適性を向上させることができます。
透湿性ルーフィングを使用することで、建物内部の湿気をコントロールし、快適な環境を維持することができます!
本記事では「改質アスファルトルーフィング」について、「アスファルトルーフィング」との違いも含めてより詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね(*^-^*)
改質アスファルトルーフィング(ゴムアスルーフィング)は、従来のアスファルトルーフィングを改良した防水シートです。アスファルトにゴムや合成樹脂(ポリマー)を配合することで、次のような特長を持っています。
✅ 高い耐久性:従来のアスファルトルーフィングの劣化しやすい部分を改善し、耐用年数が20年以上に向上!
✅ 優れた防水性:従来のものより雨水の浸入を防ぐ性能が高く、より長期間安心して使用可能
✅ 柔軟性の向上:温度変化に対する適応力が高く、寒冷地や高温地域でも割れにくい
長寿命で屋根のメンテナンス頻度を減らすことができるため、リフォーム時に特におすすめのルーフィング材です!
アスファルトルーフィング | 15~20年 |
改質アスファルトルーフィング | 20年以上 |
改質アスファルトルーフィングは、通常のアスファルトルーフィングに比べて長寿命で、よりメンテナンスの手間がかかりません。
アスファルトルーフィング | 防水性能はあるが、経年劣化で効果が低下しやすい |
改質アスファルトルーフィング | 防水性が高く、劣化による性能低下が少ない |
アスファルトルーフィング | 釘やタッカーで固定(小さな穴が開く) |
改質アスファルトルーフィング | 釘留め + 粘着式も選択可能(穴が開かず防水性UP) |
改質アスファルトルーフィングは「粘着式」のものがあり、野地板に直接密着して固定するため、穴を開けずに施工できます。そのため、施工後の防水性がより高くなるというメリットがあります。
ルーフィングは目に見えない部分ですが、屋根の耐久性に大きな影響を与えます。
例えば、屋根材が30年もつのに、ルーフィングが15年しか耐えられなかったら…?
ルーフィングの劣化が原因で、まだ使える屋根材を交換しなければならなくなる可能性があります!
ルーフィングの寿命を長くすることは、屋根のメンテナンスコストを抑えることにもつながります!
・耐久性が高く、長期的にメンテナンスの回数を減らせる
・雨水の侵入を防ぎ、屋根全体の寿命を延ばす
・粘着式なら施工時に穴が開かず、防水性能がさらに向上
屋根のリフォームや新築時には、改質アスファルトルーフィングを採用することで、より安心・快適な住まいを実現できます!
「どのルーフィングを選べばいいかわからない…」
「屋根の状態をチェックしてほしい!」
そんな方は、ぜひ屋根工事・外壁塗装・防水工事の専門業者、街の屋根やさんにご相談ください!(*^-^*)
✅ 無料点検・見積もり対応
✅ 屋根材とルーフィングの組み合わせもアドバイス
✅ 経験豊富な職人による確実な施工
ルーフィングは屋根を守る重要な要素です。
施工の質によって、防水性能や屋根の寿命が大きく変わりますので、より専門的な知識と技術を持つ業者に依頼をするのが一番です。
街の屋根やさんでは、ご質問・ご相談も、経験豊富なスタッフがお答えいたします。街の屋根やさん千葉中央店では、千葉市中央区の屋根工事ももちろん対応可能です!まずはお気軽にお問い合わせください!(^^)/
8:30~20時まで受付中!
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